からくりからくさ

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からくりからくさの評価:

4.05/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 21〜40 2/5ページ
No.68
(5pt)

ささやかで荘大

ファンタジックでミステリアスで、ちょっとアーティスティックな日常。梨木さんの小説はこの作品がはじめてでしたが緻密に、大胆に、地道に織り上げられたその全容が見えたとき、物語の力というものを感じました。ささやかで荘大、相反するひとつのものを、可視化する力。ありとあらゆる命、暮らし、血縁、文化、民族、歴史…変わりながらつむがれ続けるものに、心惹かれる人におすすめです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.67
(5pt)

ささやかで荘大

ファンタジックでミステリアスで、ちょっとアーティスティックな日常。梨木さんの小説はこの作品がはじめてでしたが緻密に、大胆に、地道に織り上げられたその全容が見えたとき、物語の力というものを感じました。ささやかで荘大、相反するひとつのものを、可視化する力。ありとあらゆる命、暮らし、血縁、文化、民族、歴史…変わりながらつむがれ続けるものに、心惹かれる人におすすめです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.66
(5pt)

読むのが楽しいスパイスがいっぱい。梨木香歩さんのファンに。

 この小説を読んでる時って、小さな幸せがいっぱい。
例えば…美容院で主婦雑誌を読んでるひととき。素敵に暮らすヒントを収集してる、楽しい優雅な時間のような頁。
例えば…ランチやお友達のおうちカフェで、知的で素敵なお話交わしながらお茶をよばれてるほっこりした時間のような頁。
例えば…丑三つ時に一人、いるはずもないのに誰かの視線を感じたり、何かの気配を感じて凍りつく怖ーい瞬間のような頁。
 藍染めの藍瓶、機織の筬って何だろ?登場人物にいると怖さに読むのを控えたくなる市松人形(怖いのは一切読まない怖がりな私でも大丈夫です。)、人形作りの澄月って実在?…これらの言葉や知識、今までの私の生活圏内にはありませんでしたが、たまたま、その筋の方に訊いたり、日本古来の事や由来、小説に出てくるぜんまい紬のお話のような地域の特色と背景は、他の地域にもまだまだ沢山あって、聞いたりアチコチ調べるだけでもっと楽しくなります。
 専門家だけでなく、雛人形やリカちゃん人形(うちにはどちらも無かったけど。私もこの小説のように、欲しかったのとは違うリカちゃんが来た。)の話題って、どこでしても盛り上がるのねー、不思議に。
 魂や絆、因果、その他自然界の見えない力という世界は偶然じゃなくて、きっとあるだろうなと信じてる私には、たまらない魅力的な小説です。
 ここのところ、頭の中はずっと梨木香歩さんの小説の不思議なストーリーでいっぱい、楽しませて頂いてます!
 
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.65
(5pt)

読むのが楽しいスパイスがいっぱい。梨木香歩さんのファンに。

 この小説を読んでる時って、小さな幸せがいっぱい。
例えば…美容院で主婦雑誌を読んでるひととき。素敵に暮らすヒントを収集してる、楽しい優雅な時間のような頁。
例えば…ランチやお友達のおうちカフェで、知的で素敵なお話交わしながらお茶をよばれてるほっこりした時間のような頁。
例えば…丑三つ時に一人、いるはずもないのに誰かの視線を感じたり、何かの気配を感じて凍りつく怖ーい瞬間のような頁。
 藍染めの藍瓶、機織の筬って何だろ?登場人物にいると怖さに読むのを控えたくなる市松人形(怖いのは一切読まない怖がりな私でも大丈夫です。)、人形作りの澄月って実在?…これらの言葉や知識、今までの私の生活圏内にはありませんでしたが、たまたま、その筋の方に訊いたり、日本古来の事や由来、小説に出てくるぜんまい紬のお話のような地域の特色と背景は、他の地域にもまだまだ沢山あって、聞いたりアチコチ調べるだけでもっと楽しくなります。
 専門家だけでなく、雛人形やリカちゃん人形(うちにはどちらも無かったけど。私もこの小説のように、欲しかったのとは違うリカちゃんが来た。)の話題って、どこでしても盛り上がるのねー、不思議に。
 魂や絆、因果、その他自然界の見えない力という世界は偶然じゃなくて、きっとあるだろうなと信じてる私には、たまらない魅力的な小説です。
 ここのところ、頭の中はずっと梨木香歩さんの小説の不思議なストーリーでいっぱい、楽しませて頂いてます!
 
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.64
(5pt)

自然、生きる、幸せ

からくりからくさ 梨木香歩 新潮文庫  平成14年
初出 同名 平成11年
梨木さんの自然を見る眼を感じる作品ですね。
草木染めというのでしょうか、自然の素材を使ってモノに変えていく過程が読者に心地よいと思うのです。人形、染物、織物、植物、それを取り巻く人々、他者との関係性でのみ生きることが出来る人間達の生活が質素に堅実にそして楽しく、時に悲しく時間に絡み取られていくようです。
読んでいて、心が休まるというか癒されるというか、不思議に気持ち良くなる作品だと思います。まさかな結末が新たなスタートという何か循環する時間を感じます。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.63
(5pt)

自然、生きる、幸せ

からくりからくさ 梨木香歩 新潮文庫  平成14年
初出 同名 平成11年
梨木さんの自然を見る眼を感じる作品ですね。
草木染めというのでしょうか、自然の素材を使ってモノに変えていく過程が読者に心地よいと思うのです。人形、染物、織物、植物、それを取り巻く人々、他者との関係性でのみ生きることが出来る人間達の生活が質素に堅実にそして楽しく、時に悲しく時間に絡み取られていくようです。
読んでいて、心が休まるというか癒されるというか、不思議に気持ち良くなる作品だと思います。まさかな結末が新たなスタートという何か循環する時間を感じます。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.62
(5pt)

大好きな作家さん

何か面白い本ないかな、と本屋さんをぶらぶらしながら、タイトルに何となく引かれて手に取りました。裏表紙のあらすじをさっと読んで、4人の女性はおばさんかなと思っていたらみんな二十歳くらいの大学生でした。(容子は大学に行ってませんが)はまりました。素晴らしい物語です。ラストも良かったし、4人の繋がりも良かったです。りかさん、ミケルの庭、も読みました。赤光、蔦、さよたちの過去の話も書いてほしいと思います。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.61
(5pt)

大好きな作家さん

何か面白い本ないかな、と本屋さんをぶらぶらしながら、タイトルに何となく引かれて手に取りました。裏表紙のあらすじをさっと読んで、4人の女性はおばさんかなと思っていたらみんな二十歳くらいの大学生でした。(容子は大学に行ってませんが)はまりました。素晴らしい物語です。ラストも良かったし、4人の繋がりも良かったです。りかさん、ミケルの庭、も読みました。赤光、蔦、さよたちの過去の話も書いてほしいと思います。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.60
(5pt)

やさしくてつよい話

うちこむものがあったり、夢があったり、食事をしたり、眠ったり、好きな人ができたり、失恋したり、子供を生んだり、病気になったり・・・
たとえば最近のケータイ小説や昔からある昼メロは人生の出来事を必要以上に過剰に描く。その過剰さは観客をひきこみ正常な判断をさせなくする。でも、梨木さんの小説はそうじゃない。ひとつひとつの出来事は大きくても小さくてもすべてが大事に大事に描かれていて、その連なりが人生を作っていくことを教えてくれる。読者をひきこむ独自の世界観を確立しながらも読者が自分で感じ考えるスペースを残してくれる優しさと強さがある。”りかさん”にまつわる少し現実離れした設定も素直に受け入れてしまうのは、その自分が一歩踏み込んで考える余裕を与えてくれるからなんだろうと思う。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.59
(5pt)

やさしくてつよい話

うちこむものがあったり、夢があったり、食事をしたり、眠ったり、好きな人ができたり、失恋したり、子供を生んだり、病気になったり・・・
たとえば最近のケータイ小説や昔からある昼メロは人生の出来事を必要以上に過剰に描く。その過剰さは観客をひきこみ正常な判断をさせなくする。でも、梨木さんの小説はそうじゃない。ひとつひとつの出来事は大きくても小さくてもすべてが大事に大事に描かれていて、その連なりが人生を作っていくことを教えてくれる。読者をひきこむ独自の世界観を確立しながらも読者が自分で感じ考えるスペースを残してくれる優しさと強さがある。”りかさん”にまつわる少し現実離れした設定も素直に受け入れてしまうのは、その自分が一歩踏み込んで考える余裕を与えてくれるからなんだろうと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.58
(5pt)

4人の女性たちの生きる姿に共感

おっとりとした蓉子、さっぱりした与希子、繊細な紀久、真面目で努力家のマーガレットという4人の女性が、「りかさん」という蓉子が大切にしている市松人形を中心にして、一緒に暮らしていく物語だ。
「りかさん」は、蓉子が話ができるという、人間のように接している不思議な人形で、他の3人も「りかさん」には一目置いている。
4人の同居人のそれぞれの個性が、柔らかく溶け合って、実に心地よい空間を創り出している。
個性のにじみ出た会話がおもしろく、まるでドラマを観ているようだ。
読んでいくうちに、つい引き込まれていく感じである。
この物語では、染織、織物、能面についての4人の挑戦と探究心も深く追求しており、興味深いところだ。
このテーマにおいては、さらに2人の男性と蓉子たちの両親も加勢してくる。
全体を通して、4人の女性たちの懸命に生きる姿が共感を呼ぶ。
さわやかで、温かくて、少し切ない、魅力的な物語だと思う。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.57
(5pt)

4人の女性たちの生きる姿に共感

おっとりとした蓉子、さっぱりした与希子、繊細な紀久、真面目で努力家のマーガレットという4人の女性が、「りかさん」という蓉子が大切にしている市松人形を中心にして、一緒に暮らしていく物語だ。
「りかさん」は、蓉子が話ができるという、人間のように接している不思議な人形で、他の3人も「りかさん」には一目置いている。
4人の同居人のそれぞれの個性が、柔らかく溶け合って、実に心地よい空間を創り出している。
個性のにじみ出た会話がおもしろく、まるでドラマを観ているようだ。
読んでいくうちに、つい引き込まれていく感じである。
この物語では、染織、織物、能面についての4人の挑戦と探究心も深く追求しており、興味深いところだ。
このテーマにおいては、さらに2人の男性と蓉子たちの両親も加勢してくる。
全体を通して、4人の女性たちの懸命に生きる姿が共感を呼ぶ。
さわやかで、温かくて、少し切ない、魅力的な物語だと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.56
(5pt)

魂の奥深く懐かしい世界

ちょっぴり怖くて懐かしく、足を踏み入れたら最後読み終わるまで抜け出せない不思議な世界。
『西の魔女が死んだ』から梨木作品に入った私はそこに出てくる魔女のおばあさんの伝える”おばあちゃんの知恵”に惹かれたが、ここでもその類のものが披露されているのも魅力。
登場人物の女の子達の姿に、女の子はこうありなさいという、著者のメッセージがこめられているようで、女の子の年齢はとうに過ぎた身ながらそれでも身が引き締まる想い。
展開されるストーリーの何層にも縦横に絡み合う関係や想いが人間を優しく温かくしかも客観的に描き出し、その独特の世界はもちろん、語彙の豊富さと言葉の美しさにもまた、打たれるものがあり、もっと精進しなければと思わされる。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.55
(5pt)

魂の奥深く懐かしい世界

ちょっぴり怖くて懐かしく、足を踏み入れたら最後読み終わるまで抜け出せない不思議な世界。
『西の魔女が死んだ』から梨木作品に入った私はそこに出てくる魔女のおばあさんの伝える”おばあちゃんの知恵”に惹かれたが、ここでもその類のものが披露されているのも魅力。
登場人物の女の子達の姿に、女の子はこうありなさいという、著者のメッセージがこめられているようで、女の子の年齢はとうに過ぎた身ながらそれでも身が引き締まる想い。
展開されるストーリーの何層にも縦横に絡み合う関係や想いが人間を優しく温かくしかも客観的に描き出し、その独特の世界はもちろん、語彙の豊富さと言葉の美しさにもまた、打たれるものがあり、もっと精進しなければと思わされる。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.54
(4pt)

心の奥に静かな潤いを感じることのできる佳品

二十歳過ぎになった蓉子と、亡きおばあさんの家に下宿人として
一緒に同居することになった同年代の女性3人達を描いている。
テーマ・モチーフ・内容・展開と、女性の目線から女性らしい切り口で切々と描写されている本作は、
乾いた心の奥底に静かに潤いを与えてくれるような佳品。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.53
(4pt)

心の奥に静かな潤いを感じることのできる佳品

二十歳過ぎになった蓉子と、亡きおばあさんの家に下宿人として
一緒に同居することになった同年代の女性3人達を描いている。
テーマ・モチーフ・内容・展開と、女性の目線から女性らしい切り口で切々と描写されている本作は、
乾いた心の奥底に静かに潤いを与えてくれるような佳品。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.52
(5pt)

大きな影響を受けた一冊

 最初は、女性向けの文章、だと思った。
 そう思いながら最後まで読んでいったら、これはみんなに読んで欲しい、と思った。
 「みんな」は誰を指しているんだろう?
 連綿と続いてきた「みんな」。
 炎を心に持っている「みんな」。
 僕らが受け継いでいく「みんな」。
 梨木香歩の「からくりからくさ」は、四人の女性と一体の人形が、亡くなった祖母の家で暮らし始めたのをきっかけに縁を紡いでいく物語。
 それぞれがまっすぐで、それぞれが闇を抱えていて、ときに交わり、ときに離れ。
 物語は人形にまつわる来歴を中心に展開されていくが、そこに込められているのは人間たちの想い。
 果てることのない、想い。
 読み終わると、世界が少し重みを増したように感じた。
 光も闇も、受け継いで生きていこうと思った。
 
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.51
(5pt)

大きな影響を受けた一冊

 最初は、女性向けの文章、だと思った。
 そう思いながら最後まで読んでいったら、これはみんなに読んで欲しい、と思った。
 「みんな」は誰を指しているんだろう?
 連綿と続いてきた「みんな」。
 炎を心に持っている「みんな」。
 僕らが受け継いでいく「みんな」。
 梨木香歩の「からくりからくさ」は、四人の女性と一体の人形が、亡くなった祖母の家で暮らし始めたのをきっかけに縁を紡いでいく物語。
 それぞれがまっすぐで、それぞれが闇を抱えていて、ときに交わり、ときに離れ。
 物語は人形にまつわる来歴を中心に展開されていくが、そこに込められているのは人間たちの想い。
 果てることのない、想い。
 読み終わると、世界が少し重みを増したように感じた。
 光も闇も、受け継いで生きていこうと思った。
 
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.50
(4pt)

四人の繋がり

人形や能面、染物などの話がたくさんあり、そういうのが好きなひとにはおすすめです。

四人の個性や考えかた、そして人形のりかさんを中心とした繋がりは面白かったし、心に残る

言葉もたくさんあります。

ただ、紀久や与希子の先祖の話は少し詰め込みすぎな感じがしました。

ややこしい上、いろんな人が出でくるので、途中で分かんなくなりました。

だけど、本当に面白い作品です。一度読んでみるのをおすすめします。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.49
(4pt)

四人の繋がり

人形や能面、染物などの話がたくさんあり、そういうのが好きなひとにはおすすめです。

四人の個性や考えかた、そして人形のりかさんを中心とした繋がりは面白かったし、心に残る

言葉もたくさんあります。

ただ、紀久や与希子の先祖の話は少し詰め込みすぎな感じがしました。

ややこしい上、いろんな人が出でくるので、途中で分かんなくなりました。

だけど、本当に面白い作品です。一度読んでみるのをおすすめします。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014