スプートニクの恋人

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評判

スプートニクの恋人の評価:

3.95/5点 レビュー 190件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全274件 141〜160 8/14ページ
No.134
(4pt)

透明な世界

世界から一歩ひいた雰囲気のある二十代半ばの「ぼく」が物語の主人公だ。
彼が片思いしている「すみれ」とは、不思議な友人関係が続いている。
小説家を目指している突拍子ないすみれだったが、彼女が初めての恋に落ちたのは年上の女性だった。
すみれが想い人につけたスプートニクの恋人というあだ名が物語のキーワードになっている。

精神的な話と現実的な話の絶妙なミックスって村上作品の特徴のひとつだと思う。
特に今回は井の頭公園とか出てくる場所が自分の生活圏とかぶっているので余計に現実的に思えた。
だからこそ最初にこの物語を読んだときには、ストーリーの非現実的なところが気になってよくわからなかった。
しかししばらくたって読み直したとき、感覚が遊離しているような不思議な感覚があった。
自分という殻の中に確かに存在するひとつの世界を認識させられた。
それを誰かと共有できると思うことが幻想で、実際にはスプートニクのように何もない空間に浮いているかのようなものなのだろう。
入ってくるのは通信の断片でしかない。
そばにいると思っていても、たまたま軌道が交わっただけにすぎない。
空虚感なんだけど、ラストにそれだけじゃないものがあった気がする。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.133
(5pt)

私の宝物です。

私の文章力では皆さんのようにうまく表現できませんが、村上作品の中で一番好きです。
ラストのすみれと主人公の会話のシーンがとてもせつなく、何度読んでも身体のどこかが震えます。
きっと死ぬまで何度も読み返すと思います。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.132
(5pt)

私の宝物です。

私の文章力では皆さんのようにうまく表現できませんが、村上作品の中で一番好きです。
ラストのすみれと主人公の会話のシーンがとてもせつなく、何度読んでも身体のどこかが震えます。
きっと死ぬまで何度も読み返すと思います。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.131
(5pt)

久しぶりに読んで・・

高校生の頃に読んで以来、久しぶりに読んでみた


印象的な場面が多く、読んだ後に心に残る


前に読んだ時は、ミュウの観覧車の場面が印象的で、ドキドキして読んだのだか、あれから8年経って読んでみると、そういう非現実的な世界よりも、日常のエピソードの方が心にしみた


特に、担当の生徒が万引きをした後でその生徒、にんじん、に自分の子供だった頃の話をする場面で、ひとりごとの様に自分が感じている事を話し、にんじんが万引きした鍵を渡した場面が印象的で、何か(上手く言葉には出来ないのが、もどかしいのだが)を象徴している様な気がして心に残った


もしかしたら、にんじんは、主人公が子供だった頃のもう一人の自分、今でも心のどこかには存在しているもう一人の自分、に重ねて話していたのかもしれないな、と思った。 そして、もう一人の自分も、今の自分の状況を、ある程度受け入れ、心を赦してくれたのなら、良いなと思った


多分、これからも何度も読み返して、その度に色々な事を考えたくなる作品だ
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.130
(5pt)

久しぶりに読んで・・

高校生の頃に読んで以来、久しぶりに読んでみた


印象的な場面が多く、読んだ後に心に残る


前に読んだ時は、ミュウの観覧車の場面が印象的で、ドキドキして読んだのだか、あれから8年経って読んでみると、そういう非現実的な世界よりも、日常のエピソードの方が心にしみた


特に、担当の生徒が万引きをした後でその生徒、にんじん、に自分の子供だった頃の話をする場面で、ひとりごとの様に自分が感じている事を話し、にんじんが万引きした鍵を渡した場面が印象的で、何か(上手く言葉には出来ないのが、もどかしいのだが)を象徴している様な気がして心に残った


もしかしたら、にんじんは、主人公が子供だった頃のもう一人の自分、今でも心のどこかには存在しているもう一人の自分、に重ねて話していたのかもしれないな、と思った。 そして、もう一人の自分も、今の自分の状況を、ある程度受け入れ、心を赦してくれたのなら、良いなと思った


多分、これからも何度も読み返して、その度に色々な事を考えたくなる作品だ
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.129
(5pt)

すみれは本当に帰ってきたのか?

前半の、僕とすみれの出会い、すみれとミュウの出会いでは、淡々とした始まりからすみれとミュウが親しくなるにつれて、僕とすみれとの関係がより深くなっていきます。そして、すみれとミュウが海外に出かけることで、新たな出会い、つまり、僕とミュウが出会うことで、話は大きく展開します。僕やすみれと同じ程度、あるいはそれ以上にミュウのことが全体の大きな割合を占めるようになることで、ストーリーはどんどん大きくなっていき、惹き込まれていきます。

3人の中で最もしっかりしていると思っていたミュウが、実は壊れていた人物であったり、すみれは心配していたけど、案外確り生きていたりと、ストーリーの意外性が興味を引きます。

でもでも、最後にミュウは死ななかったし、すみれも僕の所に戻ってきたのですが、本当にそうなのか、村上ワールドだから非常に気になります。最後にすみれが戻ってきたシーンでは、「あー、戻ってきて良かった」という感情は湧かず、「何故こういう結末にしたの?」という疑問で一杯になりました。

実は、僕がすみれがこちらの世界に戻ってきたと誤解をしていて、ミュウもすみれも既にいなくて、僕が『あちらの世界』に行ってしまって、その結果として、ミュウを見かけ、すみれと話したのではないかと考え込んでしまいます。それから、何故僕は先生である必要があったのだろうと疑問です。にんじんは今頃どうしているんだろうなぁ。僕のアドバイスで立ち直ったのだろうか。。。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.128
(5pt)

すみれは本当に帰ってきたのか?

前半の、僕とすみれの出会い、すみれとミュウの出会いでは、淡々とした始まりからすみれとミュウが親しくなるにつれて、僕とすみれとの関係がより深くなっていきます。そして、すみれとミュウが海外に出かけることで、新たな出会い、つまり、僕とミュウが出会うことで、話は大きく展開します。僕やすみれと同じ程度、あるいはそれ以上にミュウのことが全体の大きな割合を占めるようになることで、ストーリーはどんどん大きくなっていき、惹き込まれていきます。

3人の中で最もしっかりしていると思っていたミュウが、実は壊れていた人物であったり、すみれは心配していたけど、案外確り生きていたりと、ストーリーの意外性が興味を引きます。

でもでも、最後にミュウは死ななかったし、すみれも僕の所に戻ってきたのですが、本当にそうなのか、村上ワールドだから非常に気になります。最後にすみれが戻ってきたシーンでは、「あー、戻ってきて良かった」という感情は湧かず、「何故こういう結末にしたの?」という疑問で一杯になりました。

実は、僕がすみれがこちらの世界に戻ってきたと誤解をしていて、ミュウもすみれも既にいなくて、僕が『あちらの世界』に行ってしまって、その結果として、ミュウを見かけ、すみれと話したのではないかと考え込んでしまいます。それから、何故僕は先生である必要があったのだろうと疑問です。にんじんは今頃どうしているんだろうなぁ。僕のアドバイスで立ち直ったのだろうか。。。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.127
(5pt)

10年後によみかえしてみたら・・・

1999年、私はこの本の発売日に、この本を購入し、そして、途中でやめました。
それはすみれが私と年が少し近く、私も精神的に大人ではなかったために、読むことが苦しくなってきました。
でも、ふと、昨日、本の整理をしていて、読んでみようと思ってページを開くと、あっという間に1日で読めてしまいました。
とても、ミステリアスな物語ではあるけれど、心に深く染み入る話しだったと思いました。
とても、面白く、深みがあり、やさしくて、かなしくて、弱くて、そして強い、そういう生きていく手がかりになるような物語だったような気がします。
あの、買った日に、読んでおけばよかったなぁとおもいました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.126
(5pt)

10年後によみかえしてみたら・・・

1999年、私はこの本の発売日に、この本を購入し、そして、途中でやめました。
それはすみれが私と年が少し近く、私も精神的に大人ではなかったために、読むことが苦しくなってきました。
でも、ふと、昨日、本の整理をしていて、読んでみようと思ってページを開くと、あっという間に1日で読めてしまいました。
とても、ミステリアスな物語ではあるけれど、心に深く染み入る話しだったと思いました。
とても、面白く、深みがあり、やさしくて、かなしくて、弱くて、そして強い、そういう生きていく手がかりになるような物語だったような気がします。
あの、買った日に、読んでおけばよかったなぁとおもいました。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.125
(5pt)

生きている事がより有意義に感じられます

途中、退屈に思いました。すみれの文章の辺りです。しかし、その後、一気に盛り上がり、読後感は非常に心地良いです。世界の一人一人の人生がより大切に感じられました。それぞれの人間関係がかけがえのないものだと感じさせてくれました。途中の退屈ささえも”人生の中には退屈な面もあるけど、それもひっくるめて全て大切だ”と思わせてくれました。終わり方も好きです。自分にとっては、最高のハッピーエンドだと感じました。村上春樹さんの作品群は、他の方々とは違うものを感じさせてくれます。奇をてらうのではなく、ショッキングな事が起こるのでもなく、技巧だけに走るのでもなく、さりげなく、人生の深さを感じさせてくれていると思います。これからも読んでいきます。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.124
(5pt)

生きている事がより有意義に感じられます

途中、退屈に思いました。すみれの文章の辺りです。しかし、その後、一気に盛り上がり、読後感は非常に心地良いです。世界の一人一人の人生がより大切に感じられました。それぞれの人間関係がかけがえのないものだと感じさせてくれました。途中の退屈ささえも”人生の中には退屈な面もあるけど、それもひっくるめて全て大切だ”と思わせてくれました。終わり方も好きです。自分にとっては、最高のハッピーエンドだと感じました。村上春樹さんの作品群は、他の方々とは違うものを感じさせてくれます。奇をてらうのではなく、ショッキングな事が起こるのでもなく、技巧だけに走るのでもなく、さりげなく、人生の深さを感じさせてくれていると思います。これからも読んでいきます。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.123
(4pt)

村上作品の中では共感しやすのでは。

村上春樹さんは、2010年もノーベル賞受賞できませんでしたね。もはや、「受賞するかしないか」ではなく「いつ受賞するのか」というレベルで語られるほど作家としてあまりにも有名すぎるため、辛口の批評も多くなりがちです。でも、この作品は村上春樹作品のなかでは、どちらかというと万人受けしやすいストーリーとラストなのでは。明示されてはいないけれど、「救い」を感じさせる終わり方だと思いました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.122
(4pt)

村上作品の中では共感しやすのでは。

村上春樹さんは、2010年もノーベル賞受賞できませんでしたね。もはや、「受賞するかしないか」ではなく「いつ受賞するのか」というレベルで語られるほど作家としてあまりにも有名すぎるため、辛口の批評も多くなりがちです。でも、この作品は村上春樹作品のなかでは、どちらかというと万人受けしやすいストーリーとラストなのでは。明示されてはいないけれど、「救い」を感じさせる終わり方だと思いました。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.121
(4pt)

すみれ

気になるのはすみれの所在/不在だ。責任ある回答は次のようなものであろうか。 'すみれは海岸で猫を追っていくうちに、係留されている漁船の船倉に閉じ込められてしまう。漁船は出港してしまう。帰ってきたのは数ヵ月後だった。 'すみれは海岸で瀕死の老婆に出会う。世話を焼いているうちに老婆の家族の住む大きな家から離れることが出来ずに数ヶ月を過ごしてしまう。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.120
(4pt)

すみれ

気になるのはすみれの所在/不在だ。責任ある回答は次のようなものであろうか。 'すみれは海岸で猫を追っていくうちに、係留されている漁船の船倉に閉じ込められてしまう。漁船は出港してしまう。帰ってきたのは数ヵ月後だった。 'すみれは海岸で瀕死の老婆に出会う。世話を焼いているうちに老婆の家族の住む大きな家から離れることが出来ずに数ヶ月を過ごしてしまう。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.119
(4pt)

わけわからないが、満足感はそこそこある

なんだこれは。結局何が何だか全然分からないのに、わかった気になる。恋愛の感情の動きを象徴的に描くとこうなるのかなー二つの世界、別の世界という表現が印象的でした。淡々と、静かに、でも力強く物語は進んでいく。さらさらとページは進み、なんだかよくわからないうちに終わるけど、いい余韻が残る。「国境の南、太陽の西」に似ている。欲望をデフォルメして、そのままありのまま書いている。というより、村上春樹の作品は全部こんな感じなのか。わけわからないが、満足感はそこそこある。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.118
(4pt)

わけわからないが、満足感はそこそこある

なんだこれは。結局何が何だか全然分からないのに、わかった気になる。恋愛の感情の動きを象徴的に描くとこうなるのかなー二つの世界、別の世界という表現が印象的でした。淡々と、静かに、でも力強く物語は進んでいく。さらさらとページは進み、なんだかよくわからないうちに終わるけど、いい余韻が残る。「国境の南、太陽の西」に似ている。欲望をデフォルメして、そのままありのまま書いている。というより、村上春樹の作品は全部こんな感じなのか。わけわからないが、満足感はそこそこある。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.117
(5pt)

すみれの花咲く頃・・・

1999年にリリースされた本書は、ムラカミ・ハルキ作品の中にあって、完成度の高い小説としてきわめて重要な位置を占めると思う。ラブ・ストーリであり、ミステリーであり、スリラーであり、不倫小説でもあるという、いつもながらの読者フレンドリーなムラカミ小説のこと、幾通りにも読める。 タイトルには、びっくりしたなあ、もう。青山南の新訳がチョイ前に出た不良ナンパ小説「オン・ザ・ロード」の作者ケルアック。かれが、ビートニク作家であるということと、ソ連の最初の人工衛星スプートニクとを語呂合わせ気味に取り違えたミュウのああ、勘違い。 ヒロインが突如蒸発してしまうのは、「国境の南、太陽の西」のイズミ、「1Q84」のふかえりに通じるところであり、いまや、ムラカミ作品の定番手法!
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.116
(5pt)

すみれの花咲く頃・・・

1999年にリリースされた本書は、ムラカミ・ハルキ作品の中にあって、完成度の高い小説としてきわめて重要な位置を占めると思う。ラブ・ストーリであり、ミステリーであり、スリラーであり、不倫小説でもあるという、いつもながらの読者フレンドリーなムラカミ小説のこと、幾通りにも読める。 タイトルには、びっくりしたなあ、もう。青山南の新訳がチョイ前に出た不良ナンパ小説「オン・ザ・ロード」の作者ケルアック。かれが、ビートニク作家であるということと、ソ連の最初の人工衛星スプートニクとを語呂合わせ気味に取り違えたミュウのああ、勘違い。 ヒロインが突如蒸発してしまうのは、「国境の南、太陽の西」のイズミ、「1Q84」のふかえりに通じるところであり、いまや、ムラカミ作品の定番手法!
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.115
(5pt)

最終的にはすっきり

最初、物語がごちゃごちゃしていて「最後まで読めるかな?!」という不安があったんですが最後にはすっきり。ひきこまれました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579