スプートニクの恋人

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

スプートニクの恋人の評価:

3.95/5点 レビュー 190件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全274件 201〜220 11/14ページ
No.74
(4pt)

ひんやりさらっと。でも海水浴バケーション。

知性的で、きれいで品のいい人物ばかりでてくるのです。そういう気分になりたいときに読んでみると気持ちいいですね。そうはいっても、深い傷をおっていて、その傷のために無意識の世界に埋没していっていまいかねない危うさをみせてくれます。
ヨーロッパチックな東京のお仕事もかっこいいんですけど、所詮東京なので、深い根が張れてないという限界にしんどさを感じたところで、場面転換。ギリシャの孤島でバケーションしている間に無意識の世界にはいって抜け出せなくなってしまう事態になってしまいます。
秀作です。わたしが好きな理由は、作者が神戸出身なので、つたわってくるものがおおいことです。
外国人在住者が自然にとけこんでいて、外国の良さ、悪さ、外国の日常生活のいろんなことが感じられ
ます。
反面、有馬温泉や神社(神戸には楠神社をはじめ、由緒ある神社が結構おおい)から日本人の
禅的諦観みたいなものも、感じて育ったのかなあ、と感じさせるところがいいですね。
まあ、本書はさらっといってて読みやすいほうなのではないでしょうか?
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.73
(4pt)

ひんやりさらっと。でも海水浴バケーション。

知性的で、きれいで品のいい人物ばかりでてくるのです。そういう気分になりたいときに読んでみると気持ちいいですね。そうはいっても、深い傷をおっていて、その傷のために無意識の世界に埋没していっていまいかねない危うさをみせてくれます。
ヨーロッパチックな東京のお仕事もかっこいいんですけど、所詮東京なので、深い根が張れてないという限界にしんどさを感じたところで、場面転換。ギリシャの孤島でバケーションしている間に無意識の世界にはいって抜け出せなくなってしまう事態になってしまいます。
秀作です。わたしが好きな理由は、作者が神戸出身なので、つたわってくるものがおおいことです。
外国人在住者が自然にとけこんでいて、外国の良さ、悪さ、外国の日常生活のいろんなことが感じられ
ます。
反面、有馬温泉や神社(神戸には楠神社をはじめ、由緒ある神社が結構おおい)から日本人の
禅的諦観みたいなものも、感じて育ったのかなあ、と感じさせるところがいいですね。
まあ、本書はさらっといってて読みやすいほうなのではないでしょうか?
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.72
(5pt)

最後の比喩の奔流

著者インタビューによると、本作品を持って独創的なユーモアに満ちた比喩を多用するのをおしまいにしたそうです。確かにそれ以後の文章は肌触りが違ってきました。あの比喩が大好きなのだという方には残念ですが、そのかわりこの本ではまさに出血大サービスのごとくめまぐるしく比喩が登場します。今回で読んだのは3回目だったのですが、恋しく思っていた分、充分に堪能できました。地図帳ですぐに見つけだせないようなギリシアの小さな島が物語の中で重要な場面として出てくるのですが、光、空、自然がとても美しいです。「こちら側」と「あちら側」の世界。喪失と再生。魅力的で謎めいた女性たち・・・。村上ワールド満載で村上ビギナーにもおすすめしたい一冊です。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.71
(5pt)

最後の比喩の奔流

著者インタビューによると、本作品を持って独創的なユーモアに満ちた比喩を多用するのをおしまいにしたそうです。確かにそれ以後の文章は肌触りが違ってきました。あの比喩が大好きなのだという方には残念ですが、そのかわりこの本ではまさに出血大サービスのごとくめまぐるしく比喩が登場します。今回で読んだのは3回目だったのですが、恋しく思っていた分、充分に堪能できました。地図帳ですぐに見つけだせないようなギリシアの小さな島が物語の中で重要な場面として出てくるのですが、光、空、自然がとても美しいです。「こちら側」と「あちら側」の世界。喪失と再生。魅力的で謎めいた女性たち・・・。村上ワールド満載で村上ビギナーにもおすすめしたい一冊です。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.70
(4pt)

正直、退屈してしまった。

僕は一応村上春樹のファンで、長編小説は「世界の・・・」と「海辺の・・・」以外すべて読んだのだけれど、
この作品については、長編小説の中で、一番つまらなかった。
これは、ほとんど個人的な理由からきているが、
まず、登場人物の生活が現実離れしすぎている。
主人公は小学校の先生なのだが、実際の先生とはかけ離れた生活をしている(僕の親が教員であるからわかる)。
無駄な風景描写が多すぎる。ギリシャの町並みの描写は、読んでいるだけで本当に退屈してくる。
ラストが気にくわない。印象的なシーンが無い。好きな登場人物がいない。
しかし、これらはあくまで個人的なものですので、
皆さんは興味深いと感じるかもしれません。
村上春樹はもっとも好きな作家のなので、甘めに☆☆☆☆。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.69
(4pt)

正直、退屈してしまった。

僕は一応村上春樹のファンで、長編小説は「世界の・・・」と「海辺の・・・」以外すべて読んだのだけれど、
この作品については、長編小説の中で、一番つまらなかった。
これは、ほとんど個人的な理由からきているが、
まず、登場人物の生活が現実離れしすぎている。
主人公は小学校の先生なのだが、実際の先生とはかけ離れた生活をしている(僕の親が教員であるからわかる)。
無駄な風景描写が多すぎる。ギリシャの町並みの描写は、読んでいるだけで本当に退屈してくる。
ラストが気にくわない。印象的なシーンが無い。好きな登場人物がいない。
しかし、これらはあくまで個人的なものですので、
皆さんは興味深いと感じるかもしれません。
村上春樹はもっとも好きな作家のなので、甘めに☆☆☆☆。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.68
(5pt)

孤独を埋めてくれる静謐で柔らかな世界

 村上春樹さんの小説の中で私が最も好きな作品がこの「スプートニクの恋人」です。
 「結局のところ本当に人が理解しあうことなど出来ないのだ」というような諦観にも似た想いが村上さんの作品には通底して在るように思います。
 
 しかし、この作品はこれまでの、「ノルウェイの森」や「ねじまきどりクロニクル」などとは少し違うように感じられました。孤独な男女の恋愛を軸とした作品であるという点では共通しています。
 ですが、本作品では前に挙げた二作品から感じられた「必死で手を伸ばしているのに、届きそうなのに触れ合うことが出来ない」ような、忘れてしまった遠い記憶を掴まえようとする時のような、もどかしさや悲しみを残していくことはありません。
 孤独を抱えた男女の、恋愛と呼ぶのが適当かどうかさえ曖昧な未熟な心の触れ合いの中で、如何にお互いが大切か、深く結びついているかに気付いていく。
 その姿を通して、私達(読者)は何時の間にか自分の抱えていた寂しさや虚しさ、悲しみが消えているのに気付きます。何時の間にか孤独が埋められていることを知ります。
 
 村上さん特有のクールでシニカルな文体はそのままに、江国香織さんを思わせる淡淡とした、優しく暖かな世界。その静謐で柔らかな世界を、村上春樹はあまり好きでないという方にも、ファンだけどこれはまだ読んでないという方にも、ぜひ味わっていただきたいと思います。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.67
(5pt)

孤独を埋めてくれる静謐で柔らかな世界

 村上春樹さんの小説の中で私が最も好きな作品がこの「スプートニクの恋人」です。
 「結局のところ本当に人が理解しあうことなど出来ないのだ」というような諦観にも似た想いが村上さんの作品には通底して在るように思います。
 
 しかし、この作品はこれまでの、「ノルウェイの森」や「ねじまきどりクロニクル」などとは少し違うように感じられました。孤独な男女の恋愛を軸とした作品であるという点では共通しています。
 ですが、本作品では前に挙げた二作品から感じられた「必死で手を伸ばしているのに、届きそうなのに触れ合うことが出来ない」ような、忘れてしまった遠い記憶を掴まえようとする時のような、もどかしさや悲しみを残していくことはありません。
 孤独を抱えた男女の、恋愛と呼ぶのが適当かどうかさえ曖昧な未熟な心の触れ合いの中で、如何にお互いが大切か、深く結びついているかに気付いていく。
 その姿を通して、私達(読者)は何時の間にか自分の抱えていた寂しさや虚しさ、悲しみが消えているのに気付きます。何時の間にか孤独が埋められていることを知ります。
 
 村上さん特有のクールでシニカルな文体はそのままに、江国香織さんを思わせる淡淡とした、優しく暖かな世界。その静謐で柔らかな世界を、村上春樹はあまり好きでないという方にも、ファンだけどこれはまだ読んでないという方にも、ぜひ味わっていただきたいと思います。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.66
(4pt)

その透明感

相変わらず、透明感のある文章と時間がゆったり流れる
不思議な世界を楽しませてくれる。
村上春樹の作品はいつもこういった感じで、何を読んでも
読者の心を癒してくれると思う。
悪く言えば、ワンパターンとも言えるが。
「ノルウェイの森」を想起させる不思議な世界とミステリー的な謎かけを
あわせもつ作品。
ラストで「ヒロインがどこに消え、どこから帰ってきたのか?」という謎が
明らかにならなかったという点で、読者に対して不親切だった。
それは読者の判断に任せたというよりも作者の怠惰に見え
(やはり世間での評判も悪く)、ミステリーとしての側面は片手落ちだったと思う。
でも、透明感のある文体といつもながらの不思議な世界に免じて星4つ。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.65
(4pt)

その透明感

相変わらず、透明感のある文章と時間がゆったり流れる
不思議な世界を楽しませてくれる。
村上春樹の作品はいつもこういった感じで、何を読んでも
読者の心を癒してくれると思う。
悪く言えば、ワンパターンとも言えるが。
「ノルウェイの森」を想起させる不思議な世界とミステリー的な謎かけを
あわせもつ作品。
ラストで「ヒロインがどこに消え、どこから帰ってきたのか?」という謎が
明らかにならなかったという点で、読者に対して不親切だった。
それは読者の判断に任せたというよりも作者の怠惰に見え
(やはり世間での評判も悪く)、ミステリーとしての側面は片手落ちだったと思う。
でも、透明感のある文体といつもながらの不思議な世界に免じて星4つ。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.64
(5pt)

上手すぎる

 恋愛小説であり、僕とすみれの距離のとり方がばつぐんに上手い。 さらには、すみれの好きなミュウの話は読んでいるだけで引き込まれて帰って来れなくなる。 本当に素晴らしいできばえ!
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.63
(5pt)

上手すぎる

 恋愛小説であり、僕とすみれの距離のとり方がばつぐんに上手い。 さらには、すみれの好きなミュウの話は読んでいるだけで引き込まれて帰って来れなくなる。 本当に素晴らしいできばえ!
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.62
(5pt)

気持ちいい

ノルウエーの森に、よく似たライトノベルだ。たんたんと、書かれていて読みやすい。但し、よくわからない恋愛小説だ。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.61
(5pt)

気持ちいい

ノルウエーの森に、よく似たライトノベルだ。たんたんと、書かれていて読みやすい。但し、よくわからない恋愛小説だ。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.60
(5pt)

村上春樹の世界.

 読書の苦手な私ですが、村上さんの小説だけは、読みたくなります。なんかこう、独特な文章なんですが、いつの間にか、私の日常生活の中にすぅ~っと滑り込んできて、「そんなにせかせかと生きなくてもいいんだよ。ゆっくり生きていけばいいんだよ。」と囁いてくれているような感じがします。精神安定剤のように。 「ぼく」と「すみれ」のお話は、「ダンス・ダンス・ダンス」と「世界の終わりと・・・」を合わせたような感じ。こちら側とあちら側。最後の場面はどっちだったのでしょう。私はこちら側(ってどちらが現実?)現実の方だと思うのですが・・・もう少し「ぼく」と「すみれ」のやりとりがみたかったです。ミュウの奇妙な体験は、明日私にもおきるんじゃないかという不安と期待感を起こさせるくらいのリアリティーがあります。この「ぼく」は、実は村上氏本人では?体験談では?と感じさせられました。さすが、村上さんの世界ですよね。 
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.59
(5pt)

村上春樹の世界.

 読書の苦手な私ですが、村上さんの小説だけは、読みたくなります。なんかこう、独特な文章なんですが、いつの間にか、私の日常生活の中にすぅ~っと滑り込んできて、「そんなにせかせかと生きなくてもいいんだよ。ゆっくり生きていけばいいんだよ。」と囁いてくれているような感じがします。精神安定剤のように。 「ぼく」と「すみれ」のお話は、「ダンス・ダンス・ダンス」と「世界の終わりと・・・」を合わせたような感じ。こちら側とあちら側。最後の場面はどっちだったのでしょう。私はこちら側(ってどちらが現実?)現実の方だと思うのですが・・・もう少し「ぼく」と「すみれ」のやりとりがみたかったです。ミュウの奇妙な体験は、明日私にもおきるんじゃないかという不安と期待感を起こさせるくらいのリアリティーがあります。この「ぼく」は、実は村上氏本人では?体験談では?と感じさせられました。さすが、村上さんの世界ですよね。 
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.58
(4pt)

悪くないし、スウェーデン映画みたいな作品

映画についての言及が作品の中にあります。「ワイルド・バンチ」。どこか映画を意識して書かれた小説だと思いました。ヨーロッパ映画によく見受けられる、ダラダラ感がでているなと思うのは、主人公の「ぼく」がギリシャの島の山に何か音楽に憑かれ歩き思惟するところです。構成自体も、3場面にプラス0.5場面あるといった感じで、読みやすかったです。万引きした生徒は「ぼく」が親と不倫をした事を無意識に咎めているのでもなく、何か確認したかったのではないか、と思いました。数多くのレビュアーさんの中にも「ノルウェーの森」と人物関係が似ていると言う指摘がありましたが、ぼくもそう思います。この場合は前作の「直子」の性交が、今回の「ぼく」の勃起に代わったと思えます。そこは作者が意識しているかどうか知りたいところです。皆さんはどうお読みになるか、お叱りを受けそうですが、「すみれ」は「ぼく」の所に、帰ってくるように書かれていますが、そうではなく、多分それは幻影だと思います。こっち側にいた「すみれ」は現象的には自殺したのです。そしてあっち側にいた、小説が書けるようになった、幻の「すみれ」が「ぼく」に電話をかけたのです。私がそう思ったのは、白石一文さんの『一瞬の光』で人が繋がるとはどういうことなのか学んだから言えることかも知れません。つながりなんて何も示されてない、すかすかな私たちの人生に近い小説だから親近感を持つのかもしれません。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.57
(4pt)

悪くないし、スウェーデン映画みたいな作品

映画についての言及が作品の中にあります。「ワイルド・バンチ」。どこか映画を意識して書かれた小説だと思いました。ヨーロッパ映画によく見受けられる、ダラダラ感がでているなと思うのは、主人公の「ぼく」がギリシャの島の山に何か音楽に憑かれ歩き思惟するところです。構成自体も、3場面にプラス0.5場面あるといった感じで、読みやすかったです。万引きした生徒は「ぼく」が親と不倫をした事を無意識に咎めているのでもなく、何か確認したかったのではないか、と思いました。数多くのレビュアーさんの中にも「ノルウェーの森」と人物関係が似ていると言う指摘がありましたが、ぼくもそう思います。この場合は前作の「直子」の性交が、今回の「ぼく」の勃起に代わったと思えます。そこは作者が意識しているかどうか知りたいところです。皆さんはどうお読みになるか、お叱りを受けそうですが、「すみれ」は「ぼく」の所に、帰ってくるように書かれていますが、そうではなく、多分それは幻影だと思います。こっち側にいた「すみれ」は現象的には自殺したのです。そしてあっち側にいた、小説が書けるようになった、幻の「すみれ」が「ぼく」に電話をかけたのです。私がそう思ったのは、白石一文さんの『一瞬の光』で人が繋がるとはどういうことなのか学んだから言えることかも知れません。つながりなんて何も示されてない、すかすかな私たちの人生に近い小説だから親近感を持つのかもしれません。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.56
(4pt)

もう少し村上春樹作品を読んでみようと思った。

 村上春樹初挑戦。 論理的に可能であれば、物理的に不可能であっても許されるというのが「物語」だよなぁ。物理的に不可能なままでは推理小説は成り立たないもんな。物理性を排除した上で論理的に成り立っていれば、物語は成立するんだね。というのがこの本の主題なのかな。違うよな。 なんで「文学作品」な本を読むと「この本は何を伝えたいんだろう」と考えてしまうんだろう。いや「この本は何を伝えたいのか分からない」と諦めたものを「文学作品」と色分けているんだろうな。直木賞作家は読むけど芥川賞作家は読まないもんな。この本もおもしろいはおもしろいけど、「では一体何が言いたいのか」を抽出する事が出来ないんだけど、もっと本を読めば、違う見方が出来るのかもしれない。そう思わせてくれたという意味では、感謝すべき本なのかもね。 愛情と性欲の関係は、象徴と記号の話で説明ができるのか。セックス(=性欲)は愛情の象徴ではあるけど、セックス=愛情ではない。でも若い頃のボクはそれが分からずに、愛情=セックスだと思いこんでいたんだな。それを当時分かっていて、我慢するなり節制するなり出来ていれば、心の傷はいくらか負わずに済んだのになぁ。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.55
(4pt)

もう少し村上春樹作品を読んでみようと思った。

 村上春樹初挑戦。 論理的に可能であれば、物理的に不可能であっても許されるというのが「物語」だよなぁ。物理的に不可能なままでは推理小説は成り立たないもんな。物理性を排除した上で論理的に成り立っていれば、物語は成立するんだね。というのがこの本の主題なのかな。違うよな。 なんで「文学作品」な本を読むと「この本は何を伝えたいんだろう」と考えてしまうんだろう。いや「この本は何を伝えたいのか分からない」と諦めたものを「文学作品」と色分けているんだろうな。直木賞作家は読むけど芥川賞作家は読まないもんな。この本もおもしろいはおもしろいけど、「では一体何が言いたいのか」を抽出する事が出来ないんだけど、もっと本を読めば、違う見方が出来るのかもしれない。そう思わせてくれたという意味では、感謝すべき本なのかもね。 愛情と性欲の関係は、象徴と記号の話で説明ができるのか。セックス(=性欲)は愛情の象徴ではあるけど、セックス=愛情ではない。でも若い頃のボクはそれが分からずに、愛情=セックスだと思いこんでいたんだな。それを当時分かっていて、我慢するなり節制するなり出来ていれば、心の傷はいくらか負わずに済んだのになぁ。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290