ラットマン

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評判

ラットマンの評価:

3.88/5点 レビュー 117件。 A ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全171件 81〜100 5/9ページ
No.91
(4pt)

ボタンの掛け違いと思い込み

「龍神の雨」で初めて道尾さんの作品に触れてすごく良かったので、続けてこちらを手にしました。
期待通りの出来栄えです。
我々の生活でも普通のようにある、思い込み、ボタンの掛け違い。
この作品に存在する全ての問題は、そこに起因するのです。
思いもよらない結末でした。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.90
(4pt)

巧みなストリーテラー

ラットマン、文脈効果、命名効果などの心理学的な効果を利用した小説設定は著者の得意とする所だが、本書は書名の通り、人間の思い込みが織りなす人生模様が重層的に事件を作り解釈され転換していく小説。色々な伏線が効果的に張られ、よく出来た小説との印象を受けた。
比較的普通の日本語を使って非常に印象的にシーンを描ける作家とのイメージはこの小説でも感じられた。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.89
(4pt)

巧みなストリーテラー

ラットマン、文脈効果、命名効果などの心理学的な効果を利用した小説設定は著者の得意とする所だが、本書は書名の通り、人間の思い込みが織りなす人生模様が重層的に事件を作り解釈され転換していく小説。色々な伏線が効果的に張られ、よく出来た小説との印象を受けた。
比較的普通の日本語を使って非常に印象的にシーンを描ける作家とのイメージはこの小説でも感じられた。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.88
(4pt)

冒頭のイメージと

冒頭は、何やら「結構いい歳になってしまったバンドマン達の帰らぬ青春を取り戻す為のノスタルジックな物語」的な感があり、ちょっと斜に構えた主人公のギタリストとその美人な恋人、そして彼女の妹、そして妹に心を寄せるベースとの、方々入り乱れた四角/五角関係かなーと思いました。
しかし、本筋は「ミスリードに次ぐミスリード」を巧みに構築したサスペンスであり、「誰が」「誰を」「どうして」「どうやって」「殺したか」を各々の登場人物の思い込みや誤解の糸を絡ませながら、最後はどんでん返し的な結末にて締めくくるのが、とても面白かったです。

ただ、この作者のくせなのか、「殺人のカラクリ」などをこれでもかと詳細に説明的に、強引に解決へのレールに乗せてしまうので、そこが読者としてはくどく感じ、「そこは読者の想像にお任せ」でもいいんじゃないかなー、と思う場面が多々あります。ちょっと説明が強すぎるっていうか、、

でも、二転三転するストーリーはとても面白く、必見です!
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.87
(4pt)

冒頭のイメージと

冒頭は、何やら「結構いい歳になってしまったバンドマン達の帰らぬ青春を取り戻す為のノスタルジックな物語」的な感があり、ちょっと斜に構えた主人公のギタリストとその美人な恋人、そして彼女の妹、そして妹に心を寄せるベースとの、方々入り乱れた四角/五角関係かなーと思いました。
しかし、本筋は「ミスリードに次ぐミスリード」を巧みに構築したサスペンスであり、「誰が」「誰を」「どうして」「どうやって」「殺したか」を各々の登場人物の思い込みや誤解の糸を絡ませながら、最後はどんでん返し的な結末にて締めくくるのが、とても面白かったです。

ただ、この作者のくせなのか、「殺人のカラクリ」などをこれでもかと詳細に説明的に、強引に解決へのレールに乗せてしまうので、そこが読者としてはくどく感じ、「そこは読者の想像にお任せ」でもいいんじゃないかなー、と思う場面が多々あります。ちょっと説明が強すぎるっていうか、、

でも、二転三転するストーリーはとても面白く、必見です!
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.86
(5pt)

人の心に沈澱するもの

本作の素晴らしさは、登場人物の行動のリアリティにある。
人が何に怒り、何によって行動を狂わせ、分かっていても何を言えないのか、
口にはできず何を仕舞い込んでしまい苦しむのかが本当によく描けている。
秀逸なミステリーを舞台にしながら、登場人物の心の動きは、
現実の、我々読者に卑近な諸々の出来事と度々重なる。
誰に言いようがないほど辛く苦しいものを心に仕舞い込んだ主人公、を見つめる友人の視線などはその最たるものだろう。
物語としての重点も、ミステリーとしてのエンターテイメント性よりも人間を描くことに置かれていると感じた。
それが本作を一味もふた味も違ったものにし、読者の心を打つものにしていると思う。
ただ1点。作中とある人物だけは、うまく描かれていない。
いつかミステリーと異なる分野での作品で、こうした構造の解消を願いたい。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.85
(5pt)

人の心に沈澱するもの

本作の素晴らしさは、登場人物の行動のリアリティにある。
人が何に怒り、何によって行動を狂わせ、分かっていても何を言えないのか、
口にはできず何を仕舞い込んでしまい苦しむのかが本当によく描けている。
秀逸なミステリーを舞台にしながら、登場人物の心の動きは、
現実の、我々読者に卑近な諸々の出来事と度々重なる。
誰に言いようがないほど辛く苦しいものを心に仕舞い込んだ主人公、を見つめる友人の視線などはその最たるものだろう。
物語としての重点も、ミステリーとしてのエンターテイメント性よりも人間を描くことに置かれていると感じた。
それが本作を一味もふた味も違ったものにし、読者の心を打つものにしていると思う。
ただ1点。作中とある人物だけは、うまく描かれていない。
いつかミステリーと異なる分野での作品で、こうした構造の解消を願いたい。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.84
(5pt)

もうビックリ

道尾さんの作品を本書で初めて読みました。はじめから犯人が分かっているミステリーというものが初めてだったのでその時点でビックリ。犯人は分かっていても、犯人の心理状態に共感してドキドキ、次に犯人がいつ逮捕されてしまうのかという興奮でドキドキ、そして二転三転のまさかの展開にビックリ!って感じです。とても完成度の高いミステリー本です。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.83
(5pt)

もうビックリ

道尾さんの作品を本書で初めて読みました。はじめから犯人が分かっているミステリーというものが初めてだったのでその時点でビックリ。犯人は分かっていても、犯人の心理状態に共感してドキドキ、次に犯人がいつ逮捕されてしまうのかという興奮でドキドキ、そして二転三転のまさかの展開にビックリ!って感じです。とても完成度の高いミステリー本です。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.82
(4pt)

道尾修介嫌いのあなたにも

「道尾修介って人気あるらしいけど、それほど面白いとは思わないな」
まわりのミステリ好きに聞いても、そんなひとは意外と多い
そんな道尾嫌いにも人気のある作品

ぶっちゃけ、道尾作品はトリックの凄さには関心するものの、地の小説の
部分がいまいちノレない

そんな中で当作は小説として面白い
ちょっと伊坂っぽくもある

道尾修介嫌いのひとでも楽しめる
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.81
(4pt)

道尾修介嫌いのあなたにも

「道尾修介って人気あるらしいけど、それほど面白いとは思わないな」
まわりのミステリ好きに聞いても、そんなひとは意外と多い
そんな道尾嫌いにも人気のある作品

ぶっちゃけ、道尾作品はトリックの凄さには関心するものの、地の小説の
部分がいまいちノレない

そんな中で当作は小説として面白い
ちょっと伊坂っぽくもある

道尾修介嫌いのひとでも楽しめる
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.80
(4pt)

巧いの一言

道尾秀介は若いが注目すべき作家である。伊坂幸太郎も良いが、好みでいうと、こちらに軍配が上がる。

さて、ラットマンとは心理学の実験で使う絵の事で、それは見ようによっては中年のオッサンに見えるし、ねずみにも見える紛らわしい絵なのだ。

ただ、絵の見せ方なのだが、リス、犬、猫の絵を見せた後にその絵を見せると、大概の人がねずみと応え、人間の小学生、大学生、20〜30代の絵の後、その絵を見せると中年のオッサンと応える。

要するにミスリードする事によって、回答が変わってくる心理の綾の面白さを云っているのだが、本書はまさに勘違いによって答え(犯人)が変わってくる妙を捉え、しかも二重奏になっているところが見事だ。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.79
(4pt)

巧いの一言

道尾秀介は若いが注目すべき作家である。伊坂幸太郎も良いが、好みでいうと、こちらに軍配が上がる。

さて、ラットマンとは心理学の実験で使う絵の事で、それは見ようによっては中年のオッサンに見えるし、ねずみにも見える紛らわしい絵なのだ。

ただ、絵の見せ方なのだが、リス、犬、猫の絵を見せた後にその絵を見せると、大概の人がねずみと応え、人間の小学生、大学生、20〜30代の絵の後、その絵を見せると中年のオッサンと応える。

要するにミスリードする事によって、回答が変わってくる心理の綾の面白さを云っているのだが、本書はまさに勘違いによって答え(犯人)が変わってくる妙を捉え、しかも二重奏になっているところが見事だ。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.78
(5pt)

これ以上ドキドキさせる出だしを知らない

自分がバンドをやっていたからだろう、
著者のバンドの描写のリアルさには驚いた。

なによりもコノ本がすごいのは、
出だしと終わり。

まさに全て持っていかれた。
道尾さん、あなたの描く世界、いつも楽しませてもらってます。


ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.77
(5pt)

これ以上ドキドキさせる出だしを知らない

自分がバンドをやっていたからだろう、
著者のバンドの描写のリアルさには驚いた。

なによりもコノ本がすごいのは、
出だしと終わり。

まさに全て持っていかれた。
道尾さん、あなたの描く世界、いつも楽しませてもらってます。


ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.76
(4pt)

これは佳作です

『向日葵の咲かない夏』を読んで、あまりの気味悪さに読むのを避けていた作者でしたが、直木賞受賞記念に「1作で判断してはいかんな」と読んでみました。せつない勘違いの物語、空回りする優しさ、その連鎖。『向日葵の・・・』と違って、外連味のない、しみじみ読ませる作品で良かったです。あれを読んで避けている読者がいたらば、「こちらも読んでみては」と勧めてあげたいと思います。『ラットマン』というタイトルも良いのですが、カバーは単行本の方がベターだと思います。
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.75
(4pt)

これは佳作です

『向日葵の咲かない夏』を読んで、あまりの気味悪さに読むのを避けていた作者でしたが、直木賞受賞記念に「1作で判断してはいかんな」と読んでみました。せつない勘違いの物語、空回りする優しさ、その連鎖。『向日葵の・・・』と違って、外連味のない、しみじみ読ませる作品で良かったです。あれを読んで避けている読者がいたらば、「こちらも読んでみては」と勧めてあげたいと思います。『ラットマン』というタイトルも良いのですが、カバーは単行本の方がベターだと思います。
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.74
(4pt)

残り1/3からのカタルシス

「このミス」にベスト10入りしていたのと佐々木敦がBLOGで紹介していて気になる作品だったのが本著。舞台転換の少ない密室系の舞台設定がどこか演劇的でもある。主人公がメンバーでもあるエアロスミスのアマチュアコピーバンド(なぜかWalk This Wayがよく出てきます)がスタジオで練習中に遭遇した不可解な殺人事件の真犯人とは?主人公のトラウマとなっている過去の不幸な事件と残されたままの疑念。そして現在の恋人との壊れかけた関係を中心に紡がれるプロットは残り1/3で物語の展開速度が一気に加速。二転三転する真相とクライマックスまでのスリリングな展開は見事。一気に読んでしまいました。本格ミステリものとしても十分に通用する練りこまれた構成は絶賛されるだけはあるなと。意味深な「ラットマン」というタイトルもなるほどという感じ。センスはかなり高いです。 
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936
No.73
(4pt)

残り1/3からのカタルシス

「このミス」にベスト10入りしていたのと佐々木敦がBLOGで紹介していて気になる作品だったのが本著。舞台転換の少ない密室系の舞台設定がどこか演劇的でもある。主人公がメンバーでもあるエアロスミスのアマチュアコピーバンド(なぜかWalk This Wayがよく出てきます)がスタジオで練習中に遭遇した不可解な殺人事件の真犯人とは?主人公のトラウマとなっている過去の不幸な事件と残されたままの疑念。そして現在の恋人との壊れかけた関係を中心に紡がれるプロットは残り1/3で物語の展開速度が一気に加速。二転三転する真相とクライマックスまでのスリリングな展開は見事。一気に読んでしまいました。本格ミステリものとしても十分に通用する練りこまれた構成は絶賛されるだけはあるなと。意味深な「ラットマン」というタイトルもなるほどという感じ。センスはかなり高いです。 
ラットマン (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ラットマン (光文社文庫)より
4334748074
No.72
(4pt)

おしい!!

とっても道尾さんらしい作品でした。でも、最後のインパクトに欠けていたのが勿体なかったです。最後に近づくにつれてどんでん返しがくるぞっと待ち構えてしまいすぎたのかもしれませんが私はそのどんでん返しが好きなので、もう少し驚かせて欲しかった。しかし、とても考えられていてそこらへんのミステリーよりは、全然よかったです。ホントにおしい!!
ラットマン Amazon書評・レビュー: ラットマンより
4334925936