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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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星新一にとって数少ない長編小説です。 犯罪批評家、神主、未亡人、営業婦。4人の行動が複雑に入り組み、出来事や事件が少しずつ進んでいきます。何気なく読んでいたら、4人の主人公たちの動きが把握できず、何度も読み返すことがありました。できれば集中して一気に読み切って欲しい作品です。 やはりショートショートの神様、長編は不慣れなのか、結末に向かうスピードが緩すぎる気がしました。 | ||||
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星新一さんと言えば、ショートショートである。その星新一さんが初めて書いた長編小説であり、初めて書いた新聞連載小説である。 ショートショートとは原稿用紙にして10枚足らずの超短編小説なのだそうだ。新聞連載小説の1回分は、1000〜2000字らしいので、まさに星新一さんは、新聞小説は得意なのではなかろうか! 実際読んでみると、面白い。歯切れの良いリズムで登場人物たちが会話していく。 あり得ない展開のはずなのに、まったく違和感なしに読み進んでいく自分がいる。 株券を使った詐欺、仏像泥棒という犯罪ものなのだが、星新一さんの描く世界では、単なる出来事のように淡々と進んでいく。 結末はめでたしめでたしということなのだが、それでいてちっとも薄っぺらくない。 人間の持つ闇の部分を鋭くえぐり出すのも小説の醍醐味だが、このような天国の住民たちの世界のような爽やかな世界もまた小説の醍醐味に違いない。 | ||||
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