■スポンサードリンク
夢魔の標的
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
夢魔の標的の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星新一は明治父アメリカという長編の本もあってどっちもできてすごい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星は別にSSしかできない訳ではない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう40年近く前に、同級生から勧められて初めてこの本と出会い、星新一さんのファンになりました。 初版だったようですが、奇跡のような状態の良さにただただ感動です。 内容的には「声の網」の方を読みたくて購入しました。まるで今のネット環境や、それに付随する問題点を予見していたような筆者の先見性には驚嘆するしかありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星さんのショートショートではない 珍しい長編なので、最初はどうかなと思いましたが、 不思議な感じでとても良かったです。 ショートショートではない、別の一面もありますので、 おすすめですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
その昔、中学生のころに読んだ本。 もはや、古本屋で巡り会わなければ、読む機会はないだろう。 そう思ってはや、30年。 まさか、電子書籍で再会するとは思わなかった。 本文中に登場する オープンリール式のテープレコーダーについて、 現代では、知らない人が多いかも知れませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
腹話術用の人形クルコちゃんが、ある日突然自ら喋り始めた。 原因も解決法も分からないまま、彼女はどんどん横暴になっていく。 秘密を探っているうちに、ある事実が少しずつ判明…。 謎解きの要素もあり、SFの世界に違和感なく入ることができる。また、星新一ならではの表現が散りばめられ、ショートショートの延長として楽に読める。 ただ、単調で作業的に進む箇所も少なくないため、何度も飽きそうになってしまった。(これは自分の集中力の無さが原因だが) 現在は絶版で入手困難だが、手に入れる価値はあると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話は、日常の、ほんのひとこまから始まります。先が本当に読めないです。最後にはどうにかなるんだろうな、ということを考える暇がないくらい、こわくなります。気がついたときにはもう巻き込まれているんです。短編の名手がみせる、最高の長編です。アイデアに舌を巻きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話は、日常の、ほんのひとこまから始まります。先が本当に読めないです。最後にはどうにかなるんだろうな、ということを考える暇がないくらい、こわくなります。気がついたときにはもう巻き込まれているんです。短編の名手がみせる、最高の長編です。アイデアに舌を巻きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星新一、異色の長編フィクション。が十八番のショートショートをそのまま拡大した様。知性的で寓意的なストーリー、軽妙な文章。星ワールドにどっぷりと浸っていられる幸せ、これぞ長篇の醍醐味。ある腹話術師の相棒の人形クルコちゃんが、勝手に喋りだすという話。クルコちゃんの意志は腹話術師の男に背く、しかしその声は男の口から発せられる…。言うまでもなく、ここにはアイデンティティー(=自己同一性)の問題への深い洞察が有る。話は裏次元からの世界征服計画がどうのというSF的展開へ到るのだが、それを含めても、実際ぜんぶ主人公の妄想に過ぎないのではないかという視点で読むことのできるのが秀逸。…己の狂気への疑念は、晴らすことができない。肯くことも否むこともできない…。そう㡊??う観点で読むと、文章の裏手に、夢野久作『ドグラ・マグラ』ばりの、自分への不安感のようなものを読み取ることができる。そのさい星新一一流の乾いた文体が夢野久作のドロドロした文章とパラレルであるという意味でこれまた功を奏する。…ただし結末がちょっと凡庸というか、一件落着してしまうのが物足りない感。惜しい。しかし多分、これでいいのだ、だって星新一だから。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!