欲望

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評判

欲望の評価:

4.05/5点 レビュー 38件。 A ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 21〜40 2/4ページ
No.56
(3pt)

死で解決してはダメ!

本好きの女性が覗いた三島由紀夫好き男性の精神世界2様。前半は、耽美な甘酸っぱい描写で、2010年よい脳内夏休みがすごせたと気持ちよかったのだが。自殺で解決する話はダメ!とくに、妊婦を巻き添えに自殺する女に「子供がほしい」とねだる資格なし!impotenceの男性に共感しながら読んだが、性器に頼らない、もっと精神的な性的快感があると教えてあげたかった。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.55
(3pt)

死で解決してはダメ!

本好きの女性が覗いた三島由紀夫好き男性の精神世界2様。前半は、耽美な甘酸っぱい描写で、2010年よい脳内夏休みがすごせたと気持ちよかったのだが。自殺で解決する話はダメ!とくに、妊婦を巻き添えに自殺する女に「子供がほしい」とねだる資格なし!impotenceの男性に共感しながら読んだが、性器に頼らない、もっと精神的な性的快感があると教えてあげたかった。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.54
(4pt)

小池さん自身の人生論なのかな

初出は1997同名で新潮社。読んだ文庫本も12刷と人気の作品らしい。500ページ弱にもおよぶ作品である。小池さんの最近の作品(ふたりの季節)の評価がそれほどでも無い理由は「恋」「欲望」等のある種、非日常的でインモラルで殺伐としてミステリアスである文脈が変化して温かみのある作品に変化したからだろうか?
さて本作品は主人公青田類子の中学時代から中年まで(33で結婚し13年が過ぎた現在で終わる)の生き様である。おそらくは小池さん自らの生きた時代の足跡をたどる旅のようにも思う。
正しい人生だとか間違った人生などという区別が無意味な様に、多様な恋愛の形があることを類子の生きた人生をなぞりながらストーリーが進んでいく。
そしてふと今まで生きて来た足跡を振り返って眺めてみた。確実に心に刻み込まれた人生の襞を時に愛おしく撫ぜながら今を穏やかに生きている。
そんな小池さんの人生なのかなと思った作品である。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.53
(4pt)

小池さん自身の人生論なのかな

初出は1997同名で新潮社。読んだ文庫本も12刷と人気の作品らしい。500ページ弱にもおよぶ作品である。小池さんの最近の作品(ふたりの季節)の評価がそれほどでも無い理由は「恋」「欲望」等のある種、非日常的でインモラルで殺伐としてミステリアスである文脈が変化して温かみのある作品に変化したからだろうか?
さて本作品は主人公青田類子の中学時代から中年まで(33で結婚し13年が過ぎた現在で終わる)の生き様である。おそらくは小池さん自らの生きた時代の足跡をたどる旅のようにも思う。
正しい人生だとか間違った人生などという区別が無意味な様に、多様な恋愛の形があることを類子の生きた人生をなぞりながらストーリーが進んでいく。
そしてふと今まで生きて来た足跡を振り返って眺めてみた。確実に心に刻み込まれた人生の襞を時に愛おしく撫ぜながら今を穏やかに生きている。
そんな小池さんの人生なのかなと思った作品である。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.52
(4pt)

感動しすぎで、感想が決まらない!

 最後のページを読み終えたのは、通勤しているバスが下車すべき停留所に到着しようかという寸前だった。
 読了の最後の時間が、バスの中だったというわけだ。下車する停留所にバスが停まった。でも、僕の視界に、現実社会はないも同然。視線は現実を見ているのだが、そんなものは上の空。僕の頭に再現されていたのは、『欲望』に描かれていた色々な場面を回想していた。石垣島の海で、どこまでも沖に泳ぐ彼の姿。それをずっと追っている彼女の視線。
 バスは発車する。
 『たった今、会社に行くために降りてどうするんか』
 それよりも感動の時間を長く持ちたい。
 こうして俺は、白昼にバスの中で、本の世界にとどまるために瞑想しつづけ、この小説を意図的に遅読して過ごした、3週間の幸福なひとときのことを、いつまでもいつまでも考えていた。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.51
(4pt)

感動しすぎで、感想が決まらない!

 最後のページを読み終えたのは、通勤しているバスが下車すべき停留所に到着しようかという寸前だった。
 読了の最後の時間が、バスの中だったというわけだ。下車する停留所にバスが停まった。でも、僕の視界に、現実社会はないも同然。視線は現実を見ているのだが、そんなものは上の空。僕の頭に再現されていたのは、『欲望』に描かれていた色々な場面を回想していた。石垣島の海で、どこまでも沖に泳ぐ彼の姿。それをずっと追っている彼女の視線。
 バスは発車する。
 『たった今、会社に行くために降りてどうするんか』
 それよりも感動の時間を長く持ちたい。
 こうして俺は、白昼にバスの中で、本の世界にとどまるために瞑想しつづけ、この小説を意図的に遅読して過ごした、3週間の幸福なひとときのことを、いつまでもいつまでも考えていた。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.50
(5pt)

例えば、ロココ調の部屋で紅茶みたいな、私の知らない世界の空気

 DVDがあり、小池真理子さんの原作と書いてあったので、小池さんの小説が
映像になってるのなら観たい、オリジナルがいちばん偉いと思っている私は、
まず原作を、と思って読みました。面白かったです。
 生まれてはいたけど、その世相はマスメディアでしか感じたことがない、
若者も社会も焦れていたような、そのくせ終焉がきたことを感じていたような時代の
雰囲気、ときどき伝承ロマンミステリーとかを読みたくなる時があるように、私の
中では、小説の中にしかない国、時代の雰囲気を堪能した感じがしました。
  『無伴奏』(June文学ガイドで紹介されてたのをきっかけで読んだので、もう
20年弱前なのね)もとても良いものを読んだなあと思った記憶がありますし、
主役格の二人の美しい青年をイラストに描いてみたりもしましたが、『欲望』にも
精神も肉体も美しい若者が出てきます。
 今までそんな言葉で表現したり、たとえたりしたことはないのに、文章を読むと
情景が目に浮かぶ映像美と、よくある俗っぽい関係も描いているのに、失われない
硬質で静謐な空気。この小説を読み出してから、味わいたいと潜在的に願っていた
小池ワールドが広がります。
 おどろおどろしいミステリーと思っていたのが、意に反して理に落ちてたりというような、
最初こんな風な話だろうと思ってたのが、肩すかしに終わったりすることも少なくない中で、
『欲望』は、ああ、こんな話なのねとふくらんだ気持ちが、途中でしぼむことなく読み終え
られます。後日譚だと思ったのが、や、まだそうじゃなかったのねと思いましたが、
それも、余韻が残ることが想像されるので、段々フェイドアウトするので、余韻をお楽しみ
くださいという感じで、この話だからこの長さが必要だと思わされました。
(なので『レモン・インセスト』が物足りないのは、書き足りない感があるからだと
思います)
 こことは違う場所に連れていってくれるのは、小説を読んで幸せに思うことです。
そのうえ、物語の人を、愛しく思ったり、切なく感じたりすることも楽しいことです。
現実の人になんの感情も湧かなくても、物語の人を大切に思ったり、もらい泣きして
しまったりする人には、とても幸せに読める小説だと思います。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.49
(5pt)

例えば、ロココ調の部屋で紅茶みたいな、私の知らない世界の空気

 DVDがあり、小池真理子さんの原作と書いてあったので、小池さんの小説が
映像になってるのなら観たい、オリジナルがいちばん偉いと思っている私は、
まず原作を、と思って読みました。面白かったです。
 生まれてはいたけど、その世相はマスメディアでしか感じたことがない、
若者も社会も焦れていたような、そのくせ終焉がきたことを感じていたような時代の
雰囲気、ときどき伝承ロマンミステリーとかを読みたくなる時があるように、私の
中では、小説の中にしかない国、時代の雰囲気を堪能した感じがしました。
  『無伴奏』(June文学ガイドで紹介されてたのをきっかけで読んだので、もう
20年弱前なのね)もとても良いものを読んだなあと思った記憶がありますし、
主役格の二人の美しい青年をイラストに描いてみたりもしましたが、『欲望』にも
精神も肉体も美しい若者が出てきます。
 今までそんな言葉で表現したり、たとえたりしたことはないのに、文章を読むと
情景が目に浮かぶ映像美と、よくある俗っぽい関係も描いているのに、失われない
硬質で静謐な空気。この小説を読み出してから、味わいたいと潜在的に願っていた
小池ワールドが広がります。
 おどろおどろしいミステリーと思っていたのが、意に反して理に落ちてたりというような、
最初こんな風な話だろうと思ってたのが、肩すかしに終わったりすることも少なくない中で、
『欲望』は、ああ、こんな話なのねとふくらんだ気持ちが、途中でしぼむことなく読み終え
られます。後日譚だと思ったのが、や、まだそうじゃなかったのねと思いましたが、
それも、余韻が残ることが想像されるので、段々フェイドアウトするので、余韻をお楽しみ
くださいという感じで、この話だからこの長さが必要だと思わされました。
(なので『レモン・インセスト』が物足りないのは、書き足りない感があるからだと
思います)
 こことは違う場所に連れていってくれるのは、小説を読んで幸せに思うことです。
そのうえ、物語の人を、愛しく思ったり、切なく感じたりすることも楽しいことです。
現実の人になんの感情も湧かなくても、物語の人を大切に思ったり、もらい泣きして
しまったりする人には、とても幸せに読める小説だと思います。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.48
(5pt)

なぜ。

タイトルだけで手に取ったいわゆる「ジャケ買い」(笑)だったものの、見事にハマった。
ミステリー作家だと思って今まで避けてたけれど、いい意味で裏切られた。
こんな切ない恋愛があるだろうか?
読んだ興奮も覚めやらぬうちに映画も観たが、ラストがちょっと弱かったのが残念(泣いたけど)
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.47
(5pt)

なぜ。

タイトルだけで手に取ったいわゆる「ジャケ買い」(笑)だったものの、見事にハマった。
ミステリー作家だと思って今まで避けてたけれど、いい意味で裏切られた。
こんな切ない恋愛があるだろうか?
読んだ興奮も覚めやらぬうちに映画も観たが、ラストがちょっと弱かったのが残念(泣いたけど)
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.46
(5pt)

傑作

賞を獲りすぎている作家の代表作だけあって、素晴らしい読後感でした。禁断の恋愛や心理サスペンスを書かすならこの人の右に出るモノはいないと思ってましたが、純文学でもこれだけのものが書けるとは!純文学!?思う人もいるかもしれないが、これこそ私の純文学。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.45
(5pt)

傑作

賞を獲りすぎている作家の代表作だけあって、素晴らしい読後感でした。禁断の恋愛や心理サスペンスを書かすならこの人の右に出るモノはいないと思ってましたが、純文学でもこれだけのものが書けるとは!純文学!?思う人もいるかもしれないが、これこそ私の純文学。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.44
(5pt)

悲劇の連鎖

巡り合いの不可思議さや登場人物たち心の交差がダイナミックに描かれている。物語の核心に近づくにつれ本書のタイトルの本質に徐々に触れた時、最後まで読まずにはいられない圧倒的な迫力に心奪われてしまう。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.43
(5pt)

悲劇の連鎖

巡り合いの不可思議さや登場人物たち心の交差がダイナミックに描かれている。物語の核心に近づくにつれ本書のタイトルの本質に徐々に触れた時、最後まで読まずにはいられない圧倒的な迫力に心奪われてしまう。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.42
(4pt)

熱い本

淡々としているようでとても強い愛が交差した熱い本だと思った。
みんなが口々に絶賛する美しい男性というのが具体的に想像できなくて非現実的だったけど。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.41
(4pt)

熱い本

淡々としているようでとても強い愛が交差した熱い本だと思った。
みんなが口々に絶賛する美しい男性というのが具体的に想像できなくて非現実的だったけど。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.40
(2pt)

ストーリー性

 作者の書きたかったことは推定できるが、ストーリー性の希薄さが、作品としての完成度を損なっている。阿佐緒、正巳の死がいずれも唐突であり、割いているページも少なすぎる。理由も読者に明確ではない。この部分を簡単に片付けてしまったので、それまでのやりとりが冗長だったのだと判明してしまうのだ。特に阿佐緒の事故の状況を述べている視点が誰なのか不可思議だ。全体の視点が類子なのに、ここは神の目のようだ。
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.39
(2pt)

ストーリー性

 作者の書きたかったことは推定できるが、ストーリー性の希薄さが、作品としての完成度を損なっている。阿佐緒、正巳の死がいずれも唐突であり、割いているページも少なすぎる。理由も読者に明確ではない。この部分を簡単に片付けてしまったので、それまでのやりとりが冗長だったのだと判明してしまうのだ。特に阿佐緒の事故の状況を述べている視点が誰なのか不可思議だ。全体の視点が類子なのに、ここは神の目のようだ。
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.38
(5pt)

非常に感銘を持てる、映画が楽しみ

肉体的に付き合う能勢との官能の性、精神だけでエクスタシーを
感じる不能の正巳とのそれぞれの逢瀬。三島由紀夫のはなしがやた
らでてきて、早速、「仮面の告白」を読むことにしたし、三島邸な
るもの実際に見に行きたい衝動に駆られた。アポロンの像について
は、スペイン旅行でお土産として購入し、のちに自宅の象徴として
飾られたものであることを渋沢龍彦が描いている。防衛庁市川駐屯
地バルコニー大演説そして、割腹、介錯などナントモ不思議な魅力
のある作家だった。こんな三島を小池は見事にこのアイテムを利用
した。
 代表作「無伴奏」を彷彿させる上出来の作品。もう、小池真理子
の大ファンになってしまった。女性の描写は、服装や装飾、流行、
髪型、体形などの全ての描写が勉強になる。……
※映画になるので、星満点!
欲望 Amazon書評・レビュー: 欲望より
4104098027
No.37
(5pt)

非常に感銘を持てる、映画が楽しみ

肉体的に付き合う能勢との官能の性、精神だけでエクスタシーを
感じる不能の正巳とのそれぞれの逢瀬。三島由紀夫のはなしがやた
らでてきて、早速、「仮面の告白」を読むことにしたし、三島邸な
るもの実際に見に行きたい衝動に駆られた。アポロンの像について
は、スペイン旅行でお土産として購入し、のちに自宅の象徴として
飾られたものであることを渋沢龍彦が描いている。防衛庁市川駐屯
地バルコニー大演説そして、割腹、介錯などナントモ不思議な魅力
のある作家だった。こんな三島を小池は見事にこのアイテムを利用
した。
 代表作「無伴奏」を彷彿させる上出来の作品。もう、小池真理子
の大ファンになってしまった。女性の描写は、服装や装飾、流行、
髪型、体形などの全ての描写が勉強になる。……
※映画になるので、星満点!
欲望 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 欲望 (新潮文庫)より
410144014X