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愛がいない部屋
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愛がいない部屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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10篇の短編集が1つの高層マンションを舞台に繋がってゆく。 基本的には分譲であるこのマンションにはローンを組んで住む人たちが多い 故にか「私の城」を求める30代以降が主流になる。 夢のマイホームを築き上げることの難しさ。 愛はそこにあるものではなく、振りかえったときあったことに気付く厄介なものかもしれない。 このマンションに住む10人の主人公たちが愛を求めて、探して、見つけて 皆、懸命に生きる姿が心を打つのだ。 10個の作品がそれぞれ異なり胸を打つ。 『私ならどう探しているだろうか?』そんな気持ちにさせてしまう切ない本。 ベットシーツの表紙もこの本に最適で★5個にしました。 | ||||
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ハッピーエンドではないが、明日への希望 を垣間見られる作品が集められています。 あとがきにもあるように、前作「スロー・・」 「1ポンド・・」とは全く違った高層マンション という場所をテーマに、男女に限らず様々な年齢 ・性別のそこに住む人たちの悩みをリアルに描き きっています。 他の作家が読めば、いくつか描きたいテーマが あまりにうまく描写されているので、先をこされた と、くやしくなるような作品もいくつかあるのでは ないでしょうか。 後半へ読み進むほど、作品の質も向上し、最後の 10話目の「愛がない部屋」を読み終えた時に、 多くの読者はこの作品に出会ったうれしさと、続編 が早く読みたいと思うことでしょう。 | ||||
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石田衣良さんの短編集です。 全部で10篇の短編が収められていて、それぞれに読み応えのあるストーリーで有ると同時に、人間にとって充たされるとは何なのかを考えさせられました。 特に「ホームシアター」「落ち葉焚き」「愛がいない部屋」の3篇は、種々な面で考える機会を与えてくれた作品でした。 そして、どの作品も決してハッピーエンドでは無いのも考えさせれた一つの要因かも知れません。「ホームシアター」「愛がいない部屋」の2篇に関しては、個人的にもう少し読みたかったという希望もあったので星四つにしました。 | ||||
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