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愛がいない部屋
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愛がいない部屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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女性向けの短編集のようで、男の自分にはあまり響いてきませんでしたけど、石田衣良さんの才能には舌を巻きます。どうしてこういう物語を男の作者が描けるのかと。、、、いや、これは愚問ですね。偉大な作家は性別の垣根を越えた存在なのでしょうから。 そういえば奥田英朗さんも女性の頭の中をのぞけてしまう偉大な作家ですが、奥田さんの作品は笑えるので愉しく読めます。 | ||||
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1話1話 ハッピーエンドではない物語もあり なんとなく心に引っかかり なんとなく考えさせられる物語でした | ||||
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GOOD | ||||
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1話1話異なった世界観で、あっという間に読み終わりました。 所々、そんな事ある?って突っ込みたくなりますが。 | ||||
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期待してよみましたが、私にはあわなかった 私は感受性が鈍いのか・・切ない気持ちには なれず、申し訳ないがそんな気持ちになれることを 期待して買っただけにがっかり感半端ない | ||||
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新築マンションに越し、近所づきあいなど思うところがあって 久しぶりに石田さんの本を購入。 結果は・・・・・せつな過ぎる内容ばっかりでしたわ〜。 (以下ネタバレ部もあるのでご注意を!) 2008年リーマンショック前の刊行ですが、旦那さんが外資系金融マン で金も時間もあるのをいいことに、留守中不倫しまくる主婦(・・・・)、 お一人様で彼氏も居るけれど、将来の不安から、マンションを購入してしまう四十路前OL、 一部上場に勤めているがグローバリゼーションの荒波で、リストラ寸前だけれど 高校中退ニート4年目の繊細な息子を十字架として抱え奮闘するお父さんとその家庭、 優しいと思った旦那と結婚し1女をもうけたが、実はとんでもないDV野朗で、 お母さんは壊れる寸前。すんでのところで、同じマンションの31階に住む、 かつては同じ経験をした80歳の咲ばぁばに救われて・・・・・ まあ、著者は時代を読むのが鋭いんでけっこう、現実で目の辺りにする ような内容が多いんですが、切なすぎましたね〜。 我が身を振り返り、尼崎のような事件が起こらないよう、私も咲ばぁばのような 親身な女性になろうと思いましたょ。ホントと切ない。 | ||||
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40代後半となり、仕事におわれてここ数年読書から遠ざかっていましたが、とても読みやすく、一気に読み終えてしまいました。 すべてのストーリーにほんのりと大人の色気が漂っていて、決して美しすぎず、表現がわかりやすいので特に大人の女性におすすめです | ||||
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知人から薦められて読むことにしました。短編なので読み易く石田さんのファンになりました。 | ||||
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短編がいっぱい入っていて 全く飽きることなく一気に読みました。石田ファンになりました | ||||
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全部、とは言いませんが、”こんな話見たことも聞いたこともない”と思わせてくれる作品が多かったと思います。 決して、突拍子もない設定ではないのに、ここまでユニークな作品を作り出して下さる事に感謝です。 ただ、読んでも、必ずしも幸せな気持ちになれないのがちょっとひっかかりました。 もちろん、幸せにしてくれる話だけが小説だとは思いませんが… | ||||
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石田衣良氏はウェストゲートパークで好きになった作家さん。しかし、それ意外の書物は個人的にあまり評価していなかった。 しかし、この短編集は良かった。 「愛がいない部屋」と言うタイトルから勝手にヒドい恋愛話ばかりなんだろうと想像していたが、 決してそんなことはなかった。確かにどうしようもない恋愛、憎愛模様もあったのは確かで あるが、読んでいて暗くなる話ばかりではなく、心が温まる章もあった。 個人的に、「美丘」で感じた退屈な一つの恋愛をグダグダ描くより、この小説のように短く、ビシ、ビシと 書く方が、石田氏にはあっているのかなぁ〜。と思った。 他の方も書いているが「大人の恋愛小説」と、いう言葉がぴったりくるいい短編集でした。 | ||||
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不倫、セックスレス、引きこもり、DV、男女のルームシェア・・・。 同じ神楽坂にある一つの高層マンションを舞台にした、恋愛短編集第三弾。 一つ一つのテーマは重いのに、これだけ静かにしっとりとストーリーを書き上げてしまうのは さすが石田さんですね。 秋雨のしとしと降る日に、寝る前のほんのひと時に、ゆったりと読みたい一冊です。 恋愛短編集の『スローグッドバイ』『1ポンドの悲しみ』も合わせて是非! | ||||
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2008.7暗い方に向かいがちな私のこころの矢印を まさに主人が背中を押し続けてくれている・・・ 美広とその母と茂人が私と私の実母と主人 に見えたわ。なんでこんなに女性の気持ちもわかるんだろう?衣良さん、本当にファンになってしまいました。 | ||||
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タイトル通り、あまり幸せとは言えない大人達が登場する短編集。 神楽坂の高層マンションに住む人々の、さまざまなドラマという設定がまず面白い。 そこにはDVやセックスレスに苦しむ主婦あり、愛人あり、想像以上に大変な子育てに振り回される主婦あり・・ あまりにリアルな表現に、どっきりしながら読んだ。 興味のある小説から拾い読みしたけれど、どれも引き込まれてしまう面白さだった。 どれもハッピーエンドにするわけでもなく、大人の事情に悩む人達が淡々と描かれている。 読んでいて救われた・・というよりは、「自分みたいに悩んでいる人もいるんだなー」と親近感がわくような内容。(しかし、読後感は明るい気分にはならないのでご注意) 解説を精神科医の名越さんが書いているが、こちらも興味深い内容で、印象に残った。 | ||||
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高層マンションを舞台に繰り広げられるラブストーリー。 すべて女性を主人公とした10篇の短編集。 それぞれ主人公の人間性がリアルに描かれていて、 みんな一生懸命生きている。 その姿に共感を抱いたり応援したくなったり、勇気を もらったりする。 印象に残った物語を3篇あげるとすれば次の3つだろうか。 ネタばれしない程度に印象を書いてみた。 女性の勇気がせつなく感じる「空を分ける」。 体裁という殻を打ち破って本音で話せるようになった父 の姿に感動する「ホームシアター」。 人と人との関係にはさまざまな関係がある。ちょっと 不思議な関係が不思議な世界観を作る「本のある部屋」。 | ||||
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現代人の有り様を使い古された表現を巧みに避けながら丁寧に描写する姿勢に好感が持てます。読んでいて高揚感はそれ程大きくありませんが人間の多様性を改めて実感させてくれることで安堵感が生まれてきます。今の時代の漠然とした不安感や息苦しさに苛まれているあなたにお勧めします! | ||||
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内容的になかなかよかったです。失恋中、片思い中の人が読むには少し重いかもしれませんが、女心を良く捉えているなと思いました。現代の女性たち、仕事や結婚、家庭に悩む人たちに読んでほしいです。こういう小説もいいかなと思いました。 | ||||
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短編集。悲しかったり、寂しかったり、ラジバンダリ(TM)。 今風な文化的な雰囲気を丁寧に描写している。 「空を分ける」 「魔法の寝室」 「いばらの城」 「ホームシアター」 「落ち葉焚き」 「本のある部屋」 「夢のなかの男」 「十七ヶ月」 「指の楽園」 「愛がいない部屋」 | ||||
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表紙からしても、都会の高層マンションが舞台という設定にしても、いかにもお洒落な短編集。 気軽な気持ちで読み始めたのだが、その場限りのお楽しみにとどまらないのが石田衣良作品。ある一行に出会って、はっと胸を衝かれてしまった。 「・・・動かずに自分のことだけ考えている人間は、結局自分を憎むようになる」(ホームシアター) 不登校のお子さんを持ち、悩んでいるお母さんの話を聞いたばかりだったからか、自分の思春期の頃の悩みなどが一気に思い出され、この指摘の鋭さに目を開かされたのだった。 人それぞれ響いてくる言葉は違うだろう。だが、石田衣良の作品を読むと短編、長編に限らず、時折こうした人の心理や社会の背景に鋭く切り込んだ警句に驚かされることがある。この感性の鋭さが上質のエンターティメントを作り出しているのだと改めて思わされた。 | ||||
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同じ短編集でも、てんでばらばらのものを寄せ集めたものと比べると、こうしたひとつの共通項に沿って書かれた物は、それだけでなにか垢抜けたセンスを感じてしまいますね。 今回はハッピーエンドはないと、作者本人も語っていますが、私にはどれもそんな悲惨な話とは思えませんでした。「愛がいない部屋」などはうっすらと希望すら見えてきます。どの作品もハッピーなおちがないからこそ、この小説は現実感をもって、私たちに訴えかけてくるのだと思います。 舞台となる神楽坂の「メゾン りベルテ」というマンションはもちろん、すべてにおいてお洒落な都会的な本です。 | ||||
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