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アキハバラ@DEEP
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アキハバラ@DEEPの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 41~60 3/3ページ
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まず始めに、私は 作者 石田 衣良 さんを全く知りませんでした。ハッ!∑(゚◇゚;)!! で、タイトルから入ったわけです。秋葉原大好きの一人です。良く書けてる。おもしろい。何が面白いって、アキハバラが良く表現されてるなーって関心したよ。話のあらすじを知らずに読む方が面白いと思うのであえて紹介なしでw既に知ってしまった、あなたも実際に読んでも損はしないと思う。ラストが少し走った感じがしたのは俺だけかな?wアキハバラ系におすすめ。アキハバラに興味がある人にもおすすめ。 | ||||
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潔癖症の男、中卒の天才プログラマー、すぐフリーズする男、たくさんの言葉を持っているのに話せない男、etc・・・。彼ら一人一人では、力は弱い。だが彼らが手をつないだとき、そこには想像を超えるパワーが生まれた。弱点も欠点もすべて力となっていく。自分たちの子供とも言える「クルーク」。その救出のためなら、どんな困難も厭わない。ただ突き進むのみ。まさに勧善懲悪の世界。読みながら「もっとやれ!もっとやれ!」と心の中で叫んだ。それにしても、なんと秋葉原が魅力的な街に描かれていることか!読後もさわやか。心の底から楽しめる作品だった。 | ||||
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生きることに支障を持っている人間たちが協力して立ち上がり、自分たちの力で生きてく。石田衣良らしい設定ではあったけど、AIが云々という語り口は正直読んでいてあまり面白いとは思わなかった。今までの石田衣良の作品の中では、下位に入ると思う。私の個人的な意見ですが。 | ||||
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~生まれも育ちも秋葉原の隣、神田です。現在もそこで仕事をしている53歳の自営業者です。最近の秋葉原の変貌ぶりに驚き、そしてそれを理解したくて購入しました。作品、作者についての予備知識はなかったのです。さて、読み出すと、お風呂なんぞにあまり入っていないだろう主人公たちの体臭や、襟首の汚さ、薄ら髭が想像されて、社会に適応してきた(?)私~~としては、読みにくさがありました。しかし、登場人物それぞれの才能が発揮され、サイバースペースにひとつの命が生まれ、それをみんなのものとして「放流」していく姿勢に共感でき、一気に読み進みました。そして、フィジカルな面を鍛えて戦いに挑むというのも、私にとっては意外であり、でも腑に落ちるものでした。「街が人をつくる」と聞きます。秋~~葉原という街の磁場が主人公たちを生み、そして彼らや彼らに次ぐ異形の若者たちが、新しい明日をつくっていくと思えてきました。アキバに集う若者たちが頼もしくみえる今日このごろです。~ | ||||
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「萌え~」「オタク」「アキバ系」など正直まったく興味もなく、意味もわかりませんでしたが、そんな彼らの姿が少しわかったような気がしました。自分の生活からかけ離れた世界だったので、よけい楽しく読めたのかもしれません。石田さんの文章は、とてもひきつけられます。 | ||||
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はっきりいっておもしろいです。あまりアキバなどに興味がなくても読むことができますね。この作品とブルータワーを読むとココとクローク達、AIに対する作者の考えも共感できとてもはまることができます。この圧倒的な世界観のブルータワーと心の繋がりのアキハバラ@DEEP 必読です! | ||||
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アキハバラのオタクたちを石田流の表現で個性豊かな魅力的なキャラクターに仕上て、彼ら彼女らが未来えと進み道のりを、悪戦苦闘を交えながら描いた物語。 自分たちの作り上げたAI型サーチエンジン「クルーク」を巨大会社に奪われた彼らが、それを奪還するまでのお話。 ストーリー的にはあまりひねりはなく、ラストもややあけっなく物足りない終わり方ですが、それを補うような魅力的なキャラクターたちが物語を読ませます。やや美化されているところはありますが、それでも彼らのがんばって生きていく姿に感化される方も多いでしょう。 個人的には前半の「ユイ」さんとの出会いと別れが印象に残りました。こういったところの話のうまさはさすが石田さんといったところ。そのぶん、やや後半は駆け足過ぎてあっけなく、もう少し描いてほしかったところです。 やや、続編がありそうな終わり方なので、またアキハバラ@DEEPの6人に会える日を楽しみに待つことにしましょう。 | ||||
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最近石田衣良作品を息子が読んでいるのを見て読んでいますが、この作品は最近はやりのIT関連企業に立ち向かう青年達の活躍をストーリーにしていますが、最後がちょっととってつけみたいで終わり、残念でしたが、今同年代の人には希望があっていい結末かもしれませんね。 | ||||
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池袋は短編だが、アキハバラは長編。読ませます。ある意味、型どおりではありますが、型にはまっていく、心地よさが感じられます。やっぱり、登場人物の魅力でしょうか。アキハバラの見方で、なるほどなあ、と思うところと、オジサン的な考え方だな、と感じるところがありました。アキハバラは、いまも変わってますから、早く読まないと、腑に落ちないところが出てくるかもしれません。ナマモノです。早く読みましょう。 | ||||
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特殊で個性ある町を舞台とし、多くの問題を抱えた登場人物たちが、軽めのクールな文体で、最新のカルチャーと共に描かれる。。。IWGPから続く、石田衣良節全開の小説です。ただ初期の作品に比べ最先端の情報が増えた反面、キャラクターの特殊、異種性だけがクローズアップされている気がします。4TEENで涙した読者としては、秋葉原の現在と同じだけ登場人物の奥が知りたい。マコトやタカシのような出会ってみたくなる人物を求めます。ドラマ、金八先生の様に時代についていこうとするあまりどんどん作品そのものの重みが薄れていってしまうことがないように願いたいです。 | ||||
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アキハバラ版「特攻野郎Aチーム」って感じでおもしろかったです。それぞれの人物の弱さが、逆に武器になるところなんかは、読んでてワクワクしました。やっぱり石田衣良はおもしろいの書くなぁ。しかも文章が、ぎりぎりのラインで嫌味にならないオシャレさだし。 | ||||
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石田衣良の最新作はITの聖地秋葉原が舞台である。IT関連で働く「おたく」たちが驚異的なAI機能付きサーチ・エンジン「クルーク」の開発に成功。しかしそのソフトは巨大IT企業に盗まれてしまう。秋葉原のIT企業の牙城から、盗まれたクルークを取り戻すオペレーションが始まる。てな感じの物語。まあ、石田衣良といえば「IWGP」なんだけど。ある意味この作品も同じである。主人公グループの戦い&成長ストーリー。それは、直木賞受賞作の「4teen」でも同じだった。登場人物は…。潔癖症で女性恐怖症のネット・デザイナー。文章力は天才的なのに、キーボードを通さないとしゃべれない吃音のライター。音感・リズム感は超敏感なのに時々音に反応してフリーズしてしまうデスクトップミュージシャン。コスプレ喫茶に勤めながら格闘技を極め迷彩服に魅せられた超美少女。アルビノの中卒天才プログラマー。引きこもり歴10年の元法律家。そこに、謎のインド人ストリートブローカーやソフトバンクを思わせるIT経営者などが絡んで楽しいことはこの上ない。頭が下がるのは、秋葉原およびPC、ネット関連についてのリサーチの綿密さであ。実のところまったく荒唐無稽なストーリーをなんとか着地させているのは、キャラの魅力とディテールの緻密さなんだろうな。とは言え450ページを超える大作。結末はちょっと嘘っぽすぎたけど、全体を流れるグルーブ感は、まさに衣良節。「IWGP」のファンは必読。あと、ITおた、の人も是非読んでね。 | ||||
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アキハバラを愛するオタク&社会不適応な6人が画期的なサーチエンジンを作り脚光を浴びるが、その後にとんでもない悪党にそれを盗まれてしまう。読み進むうちに彼らの障害(潔癖症、吃音、オタク、etc)が武器となり克服していく姿は爽快な気持ちになります。何も無いところから初めて何も無いところに戻される。大切なものを6人の見事なプレーで奪還する。アキハバラを知らない私でさえこの場所がイトオシクナルそんな小説です。 | ||||
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個人的に実は名前が自身ととってもよく似ている事(××シママコトといいます)と過去に南池袋公園前で十年ほど前に”チーマー”とかがはやった時にそこでかなりのやんちゃ(照)をかました覚えからの親近感で多分に贔屓目です。また、最近テレビドラマシリーズを観破して、すっかり演出にやられたところもあるのだが、って長めのイントロはさておき一度を言っておきたい言葉が小説文頭にある。ぜひ使って赤面して欲しい、若者は特にだ!! 『夏の思いでぇー(出)』『過去の栄こー(光)』だ。すべてがこれに集約されているような気がする。そんな思い出はもの悲しかったり、全然泥まみれの過去だったりして、なんだかむずがゆい。一緒に読破しよう!! | ||||
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アキハバラは、電気街であるぐらいしか知らなかったのですが、著者の作品が好きなので読んでみました。パソコンに詳しくなくても、アキハバラにいそうなオタクに興味がなくても、読み進んでいくうちに登場人物に愛着が湧いてくるような作品です。 また、石田氏の作品らしく、ときにすごくやさしい言葉にほっとすることができます。肩の力が抜けて、これからも何とかやっていけるというような気持ちになるやさしい言葉です。 ちょっと疲れ気味の、若い方、フリーターやニートの方、将来に不安を感じにている方に(もちろんそれ以外の方にも)是非読んで欲しい作品だと感じました。 ラストは痛快です。 | ||||
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正にそう叫びたくなるような作品だと思いました。秋葉原に溢れているキーワードで物語がすべて構成され、実際にあるものに対するパロディーが非常にオタク心をくすぐり、そしてオマージュを感じさせました。ぜひ長瀬智也=(ボックス役?)でドラマ化OR映画化してほしいなー | ||||
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アキハバラへのフューチャーの仕方、キャラ&ストーリー設定、取材の細かさがうかがえる様々な場面での詳細な知識&描写、さすがです。読者をワクワクさせ、深く引き込ませるツボを知っています。さらにこの作品はe-ビジネスへのアプローチを含んでいるため、人によってはIWGP以上にはまるかもしれません。やはりドラマ化、もしくは映画化を期待してしまいます。 | ||||
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池袋ウエストゲートパークの石田衣良がおくるネット世界のファンタジー。正直言って、それほど設定は語りつくされたネタではある(ニューロンにも似たコンピューターのネットワークが自我を持つのはMS-DOS時代からの定番設定)だが、作者のパワーのある文章と社会的な弱者(だが、その反面スペシャリスト)である“おたく”と活動拠点となる秋葉原をメインに据えることによって現実感を伴った良質なファンタジーへと昇華されている。この物語の語り手の存在と未来は、近い将来出会うことになるかもしれない可能性の1つとして、私の心の中のかなり重要な場所に刻まれた気がします。 | ||||
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石田衣良らしい,大小問題を抱えた若者たちの物語.秋葉原を舞台とし,オタクたちが荒波に揉まれて成長していく.秋葉原という街の特質をポジティブに捉えた世界観や,ITバブル崩壊後のガリバーに立ち向かうヴェンチャーというストーリーはなかなか似愉快で飽きさせない.ただ,「楽しい闘い」を謳いながら,一般市民まで巻き込むような形で闘いの決着をつけるというところは頂けない.正当化の根拠もいささか弱い感がする.というわけで,星1つマイナスで星4つ.でも,エンターテイメント作品として,十分楽しめることは間違いない. | ||||
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オタク、とは長い間どちらかといえば蔑称のような扱われ方だったが、褒め称えられる時代になりつつある。 この本の登場人物も、現実を生きる人間も、みんな何か欠けてて、そして突出してる。いい意味でも、悪い意味でも。自分自身、いまだに良い出っ張りがどこか確認できないでいるが、補い合って生きていけたらと思う。地べたに近いところで。それを再確認できた。 | ||||
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