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波のうえの魔術師
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波のうえの魔術師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全81件 61~80 4/5ページ
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今までの日本人はお金は真面目に働いた対価という考えかたが、主流だったと思うけれど、外国ではお金に働かせて自身は趣味に生きるという考え方が一般的になっていると思う。この作品を読んでいてそう考えました。 | ||||
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日経新聞のコラムで作者の名前を知った人と株に興味を持ち始めた人に読んで欲しい作品です。 石田衣良氏は、日経新聞の木曜日の夕刊にコラムを書いています。紙面で初めて名前を知った方、是非読んでみてください。 石田氏といえば池袋ウエストゲートパークの作者として有名で、どちらかというと若者文化を書いた作品が目立ちますが、これは株のお話です。株に興味はあるけれどいまいちよくわからないと思っている人でも、ラストは読むスピードが速くなってしまうような作品です。私自身、この作品を読み、新聞のコラムを読み波に乗ってみたくなりました。 | ||||
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ドラマ化もされた作品です。以前ドラマを見て、後で小説を読みました。断然小説の方が面白いですね。特に最後の10数ページに「えっ!」っていう感じでやられました。最近は株のネット取引が盛んになってきて個人投資家が増えてきているようです。この時代にもこそふさわしい小説かもしれません。株のことを知らない人が読んだらどうなんだろうと、読みながら考えましたが、ストーリーの分かりやすさ、作者の独特な世界のおかげで、株に興味がない人でも楽しめると思います。 | ||||
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ドラマの方はちょびちょびとしか見ていなかった。というよりも、この本が『ビッグマネー』の原作だとは知らずに買ったのです。たぶん、ドラマより数倍、この原作の方がおもしろいのだと思います。だって、原田泰造がエリートサラリーマンという時点で、なにか違うでしょう? 経済の方はまったくのチンプンカンプンなので、内容についていけるかちょっと不安を持って読み始めましたが、ま~ったく関係ありませんでした。次はどうなるの?秋のディールって?まつば銀行どうなるの?白戸くんと遥さんの関係は? 石田衣良さんの文章は、す~っと頭に入り込んでくるというか、とても読みやすく、かといって軽いとか薄いのではなく、人物の描き方も魅力的だし、『読む』ことをとても楽しませてくれる小説なのです。 バブルの絶頂期にまつば銀行が売り出した変額保険。詐欺ともいえるその手口だが、いまの法律ではどうすることもできない。どれだけ自殺者が出ようと、彼らが罰せられることはない。そこに立ち上がった闇の魔術師・小塚老人。ともすれば重くなりがちなテーマを、ここまでおもしろく読ませてくれるのはさすがです。 読後感もすっきりしていて、今後の白戸くんがどうなっていくのか、小説にかかれていない部分も気になります。 | ||||
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今の時期にドラマ化すればよかったのに | ||||
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ドラマを観て面白かったので購入しました。これは、ドラマとは別ものですね。大筋や登場人物などは一緒なんですが、ラストや細部も大分違うので、個人的には、別ストーリー的に楽しめました。専門用語も度々出てきますが、自分なりに調べるとためになるし、別に「大体こんなことだろう」で読み進めてもストーリーが支離滅裂になることはありませんので、気軽にどうぞ。 | ||||
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予備知識なしで読むのは、かなり厳しいかと思いましたが・・ただ、内容は相当楽しめた。この方面に詳しい人や株をやってる人なら用語や心境がわかりやすくていいんでしょうが、そうでない人は、わかりづらい部分があるような。。。でも、最低限、一般常識レベルの経済を理解しておけばOK!普通に十分楽しめる物語なのでこの方面に興味がある方は、呼んで欲しい。石田作品のファンも当然読むべし!私は、株はやったことは、ありませんでしたが、だいたいの経済用語などは多少わかったので楽しめました。(できれば、空売りを知ってからよむといいです)二年ほど前にドラマにもなってるので、そちらもかなりお勧め!ドラマのほうが株云々は、わかりやすくなってます。 | ||||
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経済小説の扱いを受けることもあるようですが、予備知識なく読み楽しむことが出来ます。石田さん独特のリズムある文章、ここでも健在で一気に読み進めることのできた作品でした。老人と若者、企業と個人、金と社会、様々な関係の中、ややスムーズすぎるといってはなんですが、主人公が駆け上がる様は気持ちのいいものでした。 社会人には必須かもしれない経済の知識への興味のキッカケにもいいかもしれません。私が主人公と同世代だから感じるのかもしれない、モラトリアムの不安やこれからといったものを勝手に考えてしまった一冊です。 | ||||
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株という世界を痛快かつスリリングに描いています。この題材だけだと何だか本格ミステリーにでもなりそうですが、主人公の目を通して描かれた株の世界は劇的なものとして描かれ、株について何の知識もない人でも存分に楽しめる作品です。僕らの知らないところでこんなにもスリリングな世界が存在していることを知れば、あの単純で退屈な数字が物語のように興奮を与えてくれるでしょう。 | ||||
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主人公のキャラクターがなかなか魅力的です。テレビドラマの原作なので、ついついテレビの配役が頭の中につらついてしまいますが、主役が例えばSMAPの誰かだったら、じいさんが山崎努だったらとか、自分なりに入れ換えて考えながら読むのも面白いです。経済小説としては、株式の取引などちょっと現実味がないように感じられる部分もありますが、独特の雰囲気の魅力はありますね、この本は。 | ||||
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就職浪人の男が、超やり手の株ジジイに目をかけられ、育てられて・・・という、株をテーマの中心に添えた小説。しかし、100パーセント石田衣良小説。登場人物の個性がしっかりしているし、言葉やセリフのかっこよさや自然さ、読みやすさにも抜かりがない。 株を扱う男たちの話なので、全く株のことなんて知りません、という人には、正直わかりづらい部分が多少あると思う。しかしまあ、その辺は、自分で調べて納得するのも勉強になっていいだろうし、最悪、「いろんな要素が株式の値段に反映され、その波を完全に把握しきることは誰にもできない」ということだけ頭に置いて、分からんところは流しても、十分楽しめると思う。 まあそういう方にとっては、☆を一つ減らす必要があるが。 | ||||
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池袋ウエストゲートパーク以来石田衣良の虜となっている私だが、こと購入に関しては文庫版として発売されるのを待つというスタンスのため、この本も2年遅れの待望の1冊だった。 石田衣良の本は何と言っても、読んでいる間の軽快さ、読んだ後の爽快さがたまらない。当然この本も株という一般人にはなじみが薄いテーマであるにも関わらず、難解な表現がなくすらすらと読める。そして登場人物の白戸則道とおじいさんが銀行に復讐を果たした後のやりとりが人間のつながり、生きていく希望を感じさせる。石田の本は希望とともに読み終えられる爽快感がある。一度読んで欲しい本である。 ただあまりにも軽快かつ爽快過ぎて自分も株で生きていけるという錯覚に陥ることもあるのでご用心を。 | ||||
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緻密な積み重ねで大きな成果!その過程のディティールもよく書き込まれています。主人公は、大学でたけど、無職のパチンコセミプロ。成長していく青年の姿と、そのやさしさは、おなじみいつもの石田衣良作品です。コンゲーム小説の王道をいく傑作です。多くの人にお勧めします。 | ||||
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全編とにかくマネーゲームのお話。株、株、株。なのにおじさんっぽさのまったくないわかりやす話です。面白く読めます。石田衣良という人は、わかりやすく書くという才能にあふれている人だと思います。 | ||||
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マネー小説、と言うと、どうしても大手企業のブラックマネーがどうとか野心だ企みだというイメージが強かったけれど、これは見事にそれを一掃してくれた。この本の主人公は大学を卒業し、現在就職浪人中。パチンコをして日銭を稼いでいたある日、一人の老人と出会う。そこからマーケットという波にのまれて行くのだが、主人公が今までマーケットなどに興味が無かったという設定だけあって、株の取引等に詳しくなくても十分に楽しく読める。経済がテーマのわりに、スポーツ小説のような軽快さがある。ただ、行われているゲームが数字を追うものだというだけの違い。マーケットのおおまかな流れや雰囲気を知ってかつ楽しめる小説として、特に10代、20代の人にはオススメ。個人的に、この本を読む前の予備知識として、「細野真宏の経済のニュースがよくわかる本世界経済編」を読んでおくとさらに楽しめると思います。世界経済が一気に身近になります。 | ||||
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経済もの、証券ものとしても読みやすく取っ付きがいい。気がつかないうちに頭に入ってきます。 | ||||
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CX系ドラマ「ビッグ・マネー」の原作となった小説。就職浪人生の主人公が、かつての有名相場師との出会いを通じて、マネーの世界へ落ちて行くヒューマニズムに満ちた経済小説。様々な出会いから主人公の成長をつづり、マネーの正義とは何かに関して疑問を投げかける話題作。現在社会の疑問をも鋭く突いた、最高傑作。 | ||||
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この本は特に証券会社の人に読んでほしい。確かに「仕手戦」は格好いいが、株式投資の「いろは」が書かれているのを忘れてはならない。株式投資はまず「新聞」をすみからすみまで読破し「過去のトレンド」を徹底的に分析する。こんな簡単なことがきちんとできているかい?特に新人営業マンは読むべきである。 | ||||
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フジテレビ系列で放送されているドラマ「ビッグマネー!」を見て、原作である本書を一気に読みましたが、実に面白いマネーゲームが描かれる物語でした。預金量第3位の大手都市銀行がバブル期に絶対儲かると勧めた変額保険。この変額保険のせいで多くの人々が苦しみを味わうこととなり、やがては自殺者も。まつば銀行被害者の会にも関わる相場師の小塚老人と主人公の青年・白戸則道は、まつば銀行へ復讐としてのマネー戦争を仕掛けていく。 ここまでのドラマ放送と原作での違いもありますが、やはりというかドラマよりも原作の方が面白みを満喫できます。経済の素人の主人公が、相場師と共に手を組み、マーケットに挑戦していく姿は、スリリングさ、緊迫感もヒシヒシと読み手に伝わり、ページを読み進!!むにつれて期待感が増してきます。経済の複雑さよりも、経済の流れやマーケット市場の動きが読み取れ、比較的経済に疎くても実に楽しく読めました。経済を舞台とした小説は数多いですが、主人公の白戸青年と小塚老人のコンビが何とも魅力的で、白戸が今後どこまで成長続けるかもぜひ読んでみたいものです。また後半のまつば銀行との5週間戦争での仕掛ける罠や作戦、意外な白戸のその後の展開……とドラマの先読みはしてしまいましたが、満足いくラストでもあり、今までに読んだ経済サスペンス小説では一番の面白さでした。 | ||||
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