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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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会社の命令で、失踪した井本という男を捜し出し、連れ戻さなければならない。 主人公の大塚の仕事は上記のものなんですけど、 これがなかなか上手くいかない上に、 誰が敵で誰が味方がわからない状態がけっこう続きます。 また、 大塚は最初は敵にやられてばかりで、 読んでるこっちはハラハラしっぱなしです。 後半、ようやく大塚は(いろんなものに)覚醒して、 そこからは安心して楽しく読めます。 タイトルの「標的」というのは、大塚が自身を標的にすることによって 敵を呼び寄せるという意味で、作品内でもそういうことを口にしています。 卑怯な敵ばかりなので、その分読み応えはあります。 大塚がなかなか思うとおりに活躍できませんけど、面白いです。 | ||||
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私自身が横山秀夫のファンで、 直木賞候補に上がった横山さんの「半落ち」を非難した人物、ということから北方謙三さんの名前を知りました (ちなみに、北方さんは「現実味がない」と半落ちを非難したらしいですが、 いろいろ調べた結果、半落ちのような状況は実際に現実で起こりうる、という結論になってます) 長い間新聞記者を務め、警察関係者と何十年も付き合ってきた横山さんの警察関連小説を、 半端な知識で(筋違いな)非難するというのはお前はどんな小説を書くんだ?という気持ちで読んでみたのですが・・・・ 私が著者に好感を抱いてない状態で読んだということを差し引いても、つまらなかったです 以下、かなりネタバレ まず、登場人物の心の動きが雑 例えばYESマンの主人公が敵にぼこぼこにされて、急に逆切れしてハードボイルドに目覚める、というのは無理やり過ぎです あと、日本の企業が兵器の部品の密売をしているという設定も、これこそまさに現実味がない 製造費用が高くつき、さらに自衛隊自身に嫌われるほど粗悪な日本の兵器が海外に売れるはずがない 日本製の銃一挺買う金で、もっと高性能のAKが数挺買えるのは有名な話 (十数年前の話なので今はどうか知りませんが、劇的に変化するわけないですし、たぶん似たようなものでしょう) ストーリー構成もいまいち 最後、主人公は車で黒幕を追い詰めようとしますが、 あのストーリー展開的に、主人公が追い詰めなくても黒幕は警察に捕まったでしょう クライマックスの展開が実は意味がなかった、というのは読み終わった後拍子抜けします 文章に力強さは感じましたが、それ以外に特筆するところは感じませんでした 読み終わった後、心に残るような文章はありません こう言ってはなんですが、半落ちを非難したのは、ベストセラー人気作家へのひがみに感じます 北方さんには賞の選考委員を務められるほどの実力はないんじゃないかというのが、 私の結論でした | ||||
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主人公は平凡なサラリーマン、会社という組織の命令を受け、人探しをする事に、事態は一向に進展しない、その時男の胸に何かが去来した、俺が標的になってやる、そして事態は急変する、畏れるものは何も無い、立ち塞がる奴はぶちのめすだけだ、格闘シーンがリアリティをもって読者の心に迫ってくる北方テイスト満載の名作です | ||||
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主人公は平凡なサラリーマン、会社という組織の命令を受け、人探しをする事に、事態は一向に進展しない、その時男の胸に何かが去来した、俺が標的になってやる、そして事態は急変する、畏れるものは何も無い、立ち塞がる奴はぶちのめすだけだ、格闘シーンがリアリティをもって読者の心に迫ってくる北方テイスト満載の名作です | ||||
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