ヒトラーの防具

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評判

ヒトラーの防具の評価:

4.27/5点 レビュー 41件。 A ランク

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平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1〜10 1/1ページ
No.10
(3pt)

戦時下のドイツの状況が視える本

史実とフィクションの区別が難しいところはありますが、第二次大戦前~戦時中のドイツの状況が少し想像できる点や、大島大使の無能ぶりなどは面白く書かれているので、状況下を理解するという点の於いてはとても勉強になります。
小説としてのストーリー性は私にとってはどちらとも評価しずらいものでした。

一方で、日独伊三国同盟に至る経緯をドイツ大使館の目線で書かれているところが良いのですが、もう少し日本本国とのやりとりや日本本国での議論なども載せて欲しいというのが、最初の不満です。
また、日本の視点から見ているため、ナチスの内情などや戦争の推移などの状況が薄く、その点もいささか不満が残る内容でした。

ヒトラーの防具発見という、非常に強いスタートではありますが、総じて、状況を知るという点では良い本というのが率直な感想です(小説にそれを求めるのは酷というものかもしれません)。
もう少し深くナチスの歴史動向の裏側を知りたいと思っていたので、物足りなさを感じています。
ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)より
4101288100
No.9
(3pt)

当時のドイツを少し感じられる本

史実とフィクションの区別が難しいところはありますが、第二次大戦前~戦時中のドイツの状況が少し想像できる点や、大島大使の無能ぶりなどは面白く書かれているので、状況下を理解するという点の於いてはとても勉強になります。
小説としてのストーリー性は私にとってはどちらとも評価しずらいものでした。

一方で、日独伊三国同盟に至る経緯をドイツ大使館の目線で書かれているところが良いのですが、もう少し日本本国とのやりとりや日本本国での議論なども載せて欲しいというのが、最初の不満です。
また、日本の視点から見ているため、ナチスの内情などや戦争の推移などの状況が薄く、その点もいささか不満が残る内容でした。

ヒトラーの防具発見という、非常に強いスタートではありますが、総じて、状況を知るという点では良い本というのが率直な感想です(小説にそれを求めるのは酷というものかもしれません)。
もう少し深くナチスの歴史動向の裏側を知りたいと思っていたので、物足りなさを感じています。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097
No.8
(3pt)

古本愛好者

上巻同様に読み進めて見て初めて、良書に気付き購入をためらった事を後悔し、先入観を取り払うようにしたい思っています。
ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)より
4101288100
No.7
(3pt)

古本愛好者

題名に興味がないとどうしても読む気が進みませんが、同じ作者の作品なので購入しましたが、題名の先入観が間違っていた事が分かりました。
古本購入の際に末尾の新刊お案内などを、参考にして購入していますが、案内が不足していたために、良書の見逃すと、思うと、残念です。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097
No.6
(3pt)

スラスラ読めない

帚木蓬生の本は大好きです。逃亡とか三度の海峡などは最高でした。医療系の本もかなり良かったです。しかし、この本はスラスラと読み進められませんでした。登場人物の軍人もたくさんで覚えられず、主人公の行動も理解できないところが多かったです。悪くはなかったのですが、他の本に比べたら、☆3つになりました。
ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)より
4101288100
No.5
(3pt)

(上)(下)纏めてお読み下さい

この作品は(上)(下)からなっています。正しく読み込むためにも、必ず上下合せてお読み下さい。私は(下)の方にまとめてレビューを書きましたので、そちらをご覧下さい。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097
No.4
(3pt)

オーボエ奏者から

 古くは清岡卓行「フルートとオーボエ」から近くは「のだめ」まで様々な作品の重要なポイントで顔を見せて来たモーツァルトのオーボエ協奏曲。戦時下のドイツという重い主題の中で切なくも美しい音を奏でてくれます。
 ただ、今後映画化などされる場合に備えて、考証面で幾つか詰めを直しておく必要があるでしょう。(以下、上下刊併せて述べます。)
まず、ベルリン交響楽団という団体は戦中には存在しません。Berliner Symphoniker は戦後の設立。戦中にフルトヴェングラーが指揮するクラスのオケなら、「ベルリン・フィルハーモニー」か「ベルリン国立歌劇場管弦楽団」、又は放送局や映画会社(UFA)の専属オケか。
(上)P.172 オーボエのリードは大量生産は出来ませんが、やはりスペアも必要なので4〜5本くらいまでは纏めて作ります。
P.216〜217 オケのメンバーでも協奏曲のソリストとして出る時には、他の曲には出ません。オーボエは普通2本使いますが、モーツァルトの協奏曲にもソロと別に2本必要です。ルントシュテット氏と別に「副首席」の奏者がいて、3曲ともオケの1番を吹き、ルントシュテット氏は協奏曲だけに出て、「英雄」では客席から後輩(弟子か)の演奏を見守っているのが普通。 P.231 オペラ劇場での演奏会でもオケだけの場合は(劇がない場合は)「緞帳」は下りません。そのまま散会します。また建築家で軍需大臣のシュペーアが車の運転が好きで造詣が深かった事は知られていますが、フォルクスワーゲンのビートルに乗っている想定は疑問。メルツェデスの2シーターあたりが自然。(あ、全員乗れないか・・・)
P.308〜309 日本の箏のSP盤は当時から出回っていましたが、明治以降の「西洋音階」による童謡・唱歌ではなく「日本音階」による「さくら」や「千鳥の曲」「六段」などが適当でしょう。 P.479 「ブランデンブルク協奏曲」(バッハ)は6曲あり、第1番と第2番だけにオーボエの出番がありますが、3人だけで演奏できる部分はありません。また6曲ともクラリネットは含まれていないので、ヒルデの伯父が自分で演奏する事はありません。
(下)P.9 「ベートーヴェン・ホール」はベルリンにはありません。(ボンです。)フィルハーモニー・ホール(Philharmonischer Saal)では?また、このフィルハーモニー・ホールも国立歌劇場もいずれも爆撃で破壊されていますが、時期が異なるので(手許に正確な資料がなくてすみませんが)ストーリー設定に今ひとつ注意が必要かもしれません。
P.119 諏訪根自子の「クロイツェル」は一人では演奏できません。ピアノ伴奏者と二人で登場して合奏を始める設定でなくてはなりません。
 こうした点をクリアーした上で、是非とも映画やTVの映像として(制作は大変でしょうが)味わってみたいものです。
 
 
ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)より
4101288100
No.3
(3pt)

真理は弱者の側に

東郷大使と香田の兄の口から異口同音に語られた言葉――真理は弱者の側に宿る――が強く印象に残った。作品全体としては、添え書きに終わった「現在」や終盤での突然のサスペンス的展開に心がついていかなかったり、香田のあり方に歯がゆさを感じたり、個人的には大満足とはいかなかったのだが、ストーリー云々以前に、根底に流れる著者のこのような人間理解に深い共感を覚える。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097
No.2
(3pt)

作品の展開が史実をおいすぎている

戦時中に日本からヒトラーに剣道の防具が送られた。という設定を軸に、日独混血の香田少尉の視点から戦争と国家を描いた作品。この設定自体は非常に面白く、優れていると思うのでが、作品の展開が史実をおいすぎている気がした。私としては、もうすこしサスペンス性の高い展開を期待したのだが・・・よい作品だとは思うが、私としては「逃亡」のほうが好きである。
ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)より
4101288100
No.1
(3pt)

もうすこしサスペンス性の高い展開を期待したのだが・・・

戦時中に日本からヒトラーに剣道の防具が送られた。という設定を軸に、日独混血の香田少尉の視点から戦争と国家を描いた作品。この設定自体は非常に面白く、優れていると思うのでが、作品の展開が史実をおいすぎている気がした。私としては、もうすこしサスペンス性の高い展開を期待したのだが・・・よい作品だとは思うが、私としては「逃亡」のほうが好きである。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097