ヒトラーの防具

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評判

ヒトラーの防具の評価:

4.27/5点 レビュー 41件。 A ランク

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平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(5pt)

一気に読めます

1930年代、ドイツにナチズムが吹荒れる前夜に、主人公の陸軍武官はベルリンに到着する。そして、ナチズムの狂気に翻弄される日本人・ベルリン市民・精神病患者・ユダヤ人等を目の当たりしていく。やがて主人公自身もその剣の腕前から、ヒトラーの親衛隊に直々に指名されるという数奇な運命を辿る。作品全体を通して緊張感があって、読んでいて全く飽きなかった。史実とフィクションを実にうまく絡めたすばらしい作品だと思います。戦争という極限状態の中でも、人としての心を失わない人達がこの作品では多く登場します。彼らの存在が本書を読み終わった後も、深く心に残っています。
ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)より
4101288100
No.2
(5pt)

近代史お勉強しなかった方にはお薦め!

旧東ベルリンで発見された”ヒトラーへ日本人から贈られた険道用防具”(コレは事実)。同時に見つかった”ソレを送り届けた日本人武官の日記”(コレはフィクション)仕立ての小説。近代史って、歴史の授業の時間切れでほとんど教わった記憶無し。その後も自ら学ぼうとはしなかったので、この本は随分とありがたいものでした。歴史書の様に難しく無いし。お薦めしま~す。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097
No.1
(5pt)

時代と組織と人間の狭間で

帚木氏の作品は、自分が属する組織や時代が狂っていく中で、冷静な判断力を保とうとしたり、あるいはそうであったがために苦しい立場に追い込まれていく人物を描き出したものが多い。そして、本作や『三たびの海峡』、『逃亡』といった第二次大戦を背景とした作品では、そうした主人公の苦悩や辛苦を通して、私達は戦争の別の一面を知ることになる。外務省を舞台にした本作は、日本が枢軸国の一員として官僚組織・政治機構ともども自ら進んで戦争に呑み込まれていく過程と、ヒトラー政権下のドイツの狂気が、赴任地で一省員としてだけでなく、個人としても関わろうとした青年の目を通して展開される。物語の中で事態が緊迫して行くに連れて本を閉じることが出来なくなり、上下巻を一気に読まされた。多くの!方に勧めたい本書ではあるが、一点だけ注意して欲しい-涙腺の緩い方は、通勤電車で下巻を読まないように。
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)より
4101288097