空夜

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評判

空夜の評価:

3.75/5点 レビュー 12件。 C ランク

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平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(3pt)

著者、初めての恋愛もの?

 二組のカップルを登場させ、交互に描いていく手法だが、いかにもぎこちない。この著者に恋愛ものを求める読者はいないだろう。物語の中に自然に描かれているものはこれまでもあったが、それを主題にする必要はどこにもない、と何年も前に読んだときに思った。昨年だか一昨年、純愛ものと銘打って本が出たので、ひょっとしてご本人の挑戦だったのかと今になって思うが、当時は編集部の陰謀と信じて疑わなかった。それほど不自然だった。続編「空山」でも、やはり消化し切れていない。
 どちらかがデートに行くまちを舞台に、恩田陸が荒唐無稽な「月の裏側」を書いているが、同じタニシの卵を描くなら、デートシーンより不気味な話の方がいいだろう。
空夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空夜 (講談社文庫)より
4062637472
No.3
(3pt)

移ろいゆく季節感が素敵です

恋愛小説などほとんど読んだことがないが,
九州福岡南部山間部の移ろいゆく季節感が映像的で,
甘美な雰囲気を醸し出しているのが非常に良い。
途中の薪能(野外で薪の照明のもと行われる能)の場面が,強烈に印象的。
主人公達の恋愛感には,それほど共感できない部分もあったが,
物語と文章の美しさが心に沁みる。
会話がいかにもで,ちょっと不自然に思うシーンがあったのが残念。
空夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空夜 (講談社文庫)より
4062637472
No.2
(4pt)

美しい情景が眼に浮かぶよう

四季それぞれの美しい情景が丁寧に描かれていて実際に目にしているようでした。なかでも櫨の並木の紅葉が印象に残っています。薪能の描写はたしかに魅力的でしたが、「松風」でなくて「井筒」でもよかったかなと思いました。登場人物は揃いも揃って穢れを知らない人たちのようです。苦い経験もしているのに穏やかな感じがしました。私は潜吉老人のあたたかな心遣いにほっとさせられました。残念なのはラストシーンです。饒舌すぎたように思います。余韻を残して欲しかったです。
空夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空夜 (講談社文庫)より
4062637472
No.1
(4pt)

静かで熱い四季

医療機é-¢ã‚'舞台にã-たミステリであれ、戦争ã‚'背景にã-た人é-"ドラマであれ、帚木氏の作å"ã«æŒ¿ã-込まれる自然描写はとても美ã-い。å'²ãèª‡ã‚‹èŠ±ã‚„é®®ã‚„ã‹ãªç'...è'‰ã€é›ªæ™¯è‰²ãªã©ã®ç§»ã‚ã†å­£ç¯€ã‚'表すものから、動かない山河やそã"にç"Ÿæ¯ã™ã‚‹å°ã•なç"Ÿç‰©ã¾ã§ã€ãã®åœŸåœ°ã‚'知らなくても映像ã‚'思い浮かべるã"とができる。そã-て同時に、æ...ŒãŸã ã-いæ-¥å¸¸ç"Ÿæ'»ã®ä¸­ã§ã€ãã†ã-たものへの知覚ã‚'æ'©è€-させている悲ã-い自分にæ°-付かされるのだ。本作では、満é-‹ã®æ¡œã‹ã‚‰æ¢...がå'²ãã¾ã§ã®ç'„1å¹'é-"に、それぞれに陰ã‚'持つ2組のç"·å¥³ã®æ‹æ„›ãŒå±•é-‹ã•れる。最終的に、ひとつには突然の終止符がæ‰"たれ、もうひとつには「20å¹'å¾...った」æ-¥ãŒè¨ªã‚Œã‚‹ã"とになる。ã-かã-、いずれの結果ã‚'å¾-ようとも、人ç"Ÿã§ã"のような時é-"ã‚'手にå...¥ã‚Œã‚‹ã"とができた人ã!¯å¹¸ç¦ã¨ã„えるだろう。前半に登å 'するè-ªèƒ½ã®å '面は作中の白眉。実物ã‚'是非とも観たくなった。
空夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空夜 (講談社文庫)より
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