白い夏の墓標

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白い夏の墓標の評価:

4.65/5点 レビュー 20件。 A ランク

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平均点4.65pt

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全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(5pt)

学会で渡仏した細菌学教授に、夭折した親友研究者の意外な過去が。。

三たびの海峡を読んですっかり帚木氏のファンとなり、直木賞候補となったこの作品を読ませて頂きました。25年前の作品という事で、科学的説明に少し古い部分がありましたが、それを補って余りある新鮮さと構成力。パリの学会会場で佐伯教授の目の前に突然現れた親友の元上司との出会いから話は急展開して行きます。若き日に机を並べて学び、細胞融合を誘導する性質のあるセンダイ(仙台)ウィルスを独力で発見した天才研究者、黒田。どこか陰を持った黒田は、その才能故に米国に招かれ、謎の事故死を遂げたのでした。複数のキーパーソンとの絡みから話は意外な結末へ。ちなみにセンダイウィルスは実際に日本で発見され、細胞融合を起こす事が知られています。東大仏文、九大医学部を出、精神科医としてもご活躍されている帚木氏の織りなす世界は一読に値します。
白い夏の墓標 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 白い夏の墓標 (新潮文庫)より
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