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聖殺人者イグナシオ
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聖殺人者イグナシオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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花村萬月さんの本です。 修道院の救護施設で、抑圧的な生活をする混血児イグナシオ。 事故にみせかけて友人を殺す。修道女の文子(美女)はそれを目撃。 その後、イグナシオは新宿へ脱走。そのさいに文子とおセクス。 歌舞伎町にたどりついたイグナシオは、ヤクザの大谷に世話になることに。 そこで妹の茜の世話をすることに。もちろん、茜は美女で娼婦。 イグナシオはおセクスしたいが、できない…。 はたして、イグナシオは…? なんというか、これも花村萬月さんの好きなモノをたくさん並べた感じがします。 やらせてくれる修道女、美男子の主人公、ヤクザ… まあでも、それなりに面白いんですよね。 セックス&バイオレンスですね。 | ||||
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ゲルマニウムの夜から続く王国記シリーズを読んでいたら、既読感たっぷりでしょう。 | ||||
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前半は繊細な感じで、後半は粗雑で粗暴な感じ!もはや、通り魔と大差がない!イグナシオは東京に出て来て知能が低下したのであろーか? 途中から?になりながらも 読了したのは女性キャラに魅力があったからであろー | ||||
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美しきあいの子。親の存在を知らず教会で育てられた少年・イグナシオ。日本人であって日本人ではない、その行き場のないアイデンティティと、人並みはずれた驚異の知能が、イグナシオを殺人者に変えてゆく。だからイグナシオは神の存在を肯定し、しかし、自分に神のご加護は無いといいきる。信仰はあっても救いはないのだ。だから自分で道を切り開いていくほかない。美しいがゆえ、イグナシオに手を差し伸べるものあり、その中でイグナシオの真の姿を見ようとしたのはヤクザの大谷だけかもしれぬ。皮肉にもそれは破滅への扉であったのだが。イグナシオというキャラクターにひかれ本書を手にとった。現代とは違う時代背景もあろう、新宿の様相も多少は違うかも知れぬ。しかし、教会で育ったイグナシオが俗世間に触れ次第に慣れていく過程の書き込みの薄さが些か不満である。またラストへの疾走も幾分唐突な気がした。まあ衝動的な行動であるから「唐突」で当たり前だが。 | ||||
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