(短編集)

看守眼

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

看守眼の評価:

3.98/5点 レビュー 54件。 B ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全94件 61〜80 4/5ページ
No.34
(5pt)

ちょっとした生活の中にあるミステリー

何気ない事件や、生活の中でおきる諍い。その中で意外な事件の顛末を描いた作者お得意の短編集だ。いつもながら
作者のプロットの設定や、筋運びの上手さに関心させられる。これだけ作品を描いていると、当然作者独特のパターンが
あり、筋や結末が読めてくる作品が多く出てくるものだが、この人に限ってそういうことがない。筋がどう運ばれるのか、
また結論がどうなるのか、なかなか予想できない。そういう意味で今回の作品も全て佳作ぞろいだ。表題作の「看守
眼」がある意味、一番プロットや結末が読めそうな気がするくらい。僕が一番印象に残った作品は「口癖」。離婚調停人
の主人公の主婦。うつ病で閉じこもった生活を送る夫と、高校時代不登校になった次女を抱えるなど、苦労の多かった
人生。しかし、その次女も玉の輿で歯医者に嫁ぎ、それなりに幸福感を覚える毎日。その調停に、昔知った女性の娘
がやってくる。それは次女がいじめにあったと主人公が思っている娘。その女のすさんだ生活と女性の本姓の悪さに
優越感とそれなりの復讐の念を抱く主人公。しかし、ちょっとした口癖から、逆にその女に知らされる過去の真実。
流石の筋運びと展開。こういう作品には何も殺人事件や強盗事件は要らない。ちょっと生活の中での事件が十分
こういうミステリーを作り上げる立派な素材になることを教えてくれる。全て面白い作品の集まりだ。
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858
No.33
(5pt)

ちょっとした生活の中にあるミステリー

何気ない事件や、生活の中でおきる諍い。その中で意外な事件の顛末を描いた作者お得意の短編集だ。いつもながら
作者のプロットの設定や、筋運びの上手さに関心させられる。これだけ作品を描いていると、当然作者独特のパターンが
あり、筋や結末が読めてくる作品が多く出てくるものだが、この人に限ってそういうことがない。筋がどう運ばれるのか、
また結論がどうなるのか、なかなか予想できない。そういう意味で今回の作品も全て佳作ぞろいだ。表題作の「看守
眼」がある意味、一番プロットや結末が読めそうな気がするくらい。僕が一番印象に残った作品は「口癖」。離婚調停人
の主人公の主婦。うつ病で閉じこもった生活を送る夫と、高校時代不登校になった次女を抱えるなど、苦労の多かった
人生。しかし、その次女も玉の輿で歯医者に嫁ぎ、それなりに幸福感を覚える毎日。その調停に、昔知った女性の娘
がやってくる。それは次女がいじめにあったと主人公が思っている娘。その女のすさんだ生活と女性の本姓の悪さに
優越感とそれなりの復讐の念を抱く主人公。しかし、ちょっとした口癖から、逆にその女に知らされる過去の真実。
流石の筋運びと展開。こういう作品には何も殺人事件や強盗事件は要らない。ちょっと生活の中での事件が十分
こういうミステリーを作り上げる立派な素材になることを教えてくれる。全て面白い作品の集まりだ。
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.32
(5pt)

ちょっとした生活の中にあるミステリー

何気ない事件や、生活の中でおきる諍い。その中で意外な事件の顛末を描いた作者お得意の短編集だ。いつもながら
作者のプロットの設定や、筋運びの上手さに関心させられる。これだけ作品を描いていると、当然作者独特のパターンが
あり、筋や結末が読めてくる作品が多く出てくるものだが、この人に限ってそういうことがない。筋がどう運ばれるのか、
また結論がどうなるのか、なかなか予想できない。そういう意味で今回の作品も全て佳作ぞろいだ。表題作の「看守
眼」がある意味、一番プロットや結末が読めそうな気がするくらい。僕が一番印象に残った作品は「口癖」。離婚調停人
の主人公の主婦。うつ病で閉じこもった生活を送る夫と、高校時代不登校になった次女を抱えるなど、苦労の多かった
人生。しかし、その次女も玉の輿で歯医者に嫁ぎ、それなりに幸福感を覚える毎日。その調停に、昔知った女性の娘
がやってくる。それは次女がいじめにあったと主人公が思っている娘。その女のすさんだ生活と女性の本姓の悪さに
優越感とそれなりの復讐の念を抱く主人公。しかし、ちょっとした口癖から、逆にその女に知らされる過去の真実。
流石の筋運びと展開。こういう作品には何も殺人事件や強盗事件は要らない。ちょっと生活の中での事件が十分
こういうミステリーを作り上げる立派な素材になることを教えてくれる。全て面白い作品の集まりだ。
看守眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (新潮文庫)より
4101316724
No.31
(4pt)

ほろ苦い

『看守眼』は、ノンシリーズの短編集である。D県警もF県警も登場しないが、警察や役所の中のあまり表にはあらわれない人々を主役に据えているのが、横山さんらしさ。後味のじわーっとくるほろ苦さも横山さんならでは。暗いけれど、くせになる。

■看守眼
県警機関誌の編集者 山名悦子は、退職予定者の回想手記を寄稿してもらうべく近藤のもとを訪れる。近藤は29年間を留置場の看守として過ごした男だ。山名の依頼に聞く耳を持たない近藤。近藤は、F県警下で発生した主婦失踪事件に関心を持っている。被疑者 山野井の留置場での態度に引っかかるものがあるらしい。F県警総動員での捜査で決着がつなかい事件に、近藤はひとりで挑んでいるのだろうか。 ・・・

失踪事件の裏に隠された真相を、ベテラン看守の眼が暴くスリリングな作品。山名の仕事や私生活の迷いが隠し味になっている。人の鬱屈した心理を抉った逸品である。

■口癖
家事調停委員 関根ゆき江が担当とすることとなった新たな離婚調停。申立人の菊田好美は、ゆき江の娘 奈津子と高校の同級生だった。好恵が原因となり、高校時代、奈津子が不登校となったことを思い出すゆき江。現在の境遇の逆転を目の当たりにして、内心の快哉を抑えられない。難航する調停に業を煮やす好恵へ、ゆき江の叱責の声がとぶ。 ・・・

「それしきのこと」が口癖で、前のめりに生きてきた ゆき江。人生の黄昏時に差しかかった悲哀が、苦さをともなった余韻を残す作品。

その他の収録作品は以下のとおり。

自伝/午前五時の侵入者/静かな家/秘書課の男
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858
No.30
(4pt)

ほろ苦い

『看守眼』は、ノンシリーズの短編集である。D県警もF県警も登場しないが、警察や役所の中のあまり表にはあらわれない人々を主役に据えているのが、横山さんらしさ。後味のじわーっとくるほろ苦さも横山さんならでは。暗いけれど、くせになる。

■看守眼
県警機関誌の編集者 山名悦子は、退職予定者の回想手記を寄稿してもらうべく近藤のもとを訪れる。近藤は29年間を留置場の看守として過ごした男だ。山名の依頼に聞く耳を持たない近藤。近藤は、F県警下で発生した主婦失踪事件に関心を持っている。被疑者 山野井の留置場での態度に引っかかるものがあるらしい。F県警総動員での捜査で決着がつなかい事件に、近藤はひとりで挑んでいるのだろうか。 ・・・

失踪事件の裏に隠された真相を、ベテラン看守の眼が暴くスリリングな作品。山名の仕事や私生活の迷いが隠し味になっている。人の鬱屈した心理を抉った逸品である。

■口癖
家事調停委員 関根ゆき江が担当とすることとなった新たな離婚調停。申立人の菊田好美は、ゆき江の娘 奈津子と高校の同級生だった。好恵が原因となり、高校時代、奈津子が不登校となったことを思い出すゆき江。現在の境遇の逆転を目の当たりにして、内心の快哉を抑えられない。難航する調停に業を煮やす好恵へ、ゆき江の叱責の声がとぶ。 ・・・

「それしきのこと」が口癖で、前のめりに生きてきた ゆき江。人生の黄昏時に差しかかった悲哀が、苦さをともなった余韻を残す作品。

その他の収録作品は以下のとおり。

自伝/午前五時の侵入者/静かな家/秘書課の男
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.29
(4pt)

ほろ苦い

『看守眼』は、ノンシリーズの短編集である。D県警もF県警も登場しないが、警察や役所の中のあまり表にはあらわれない人々を主役に据えているのが、横山さんらしさ。後味のじわーっとくるほろ苦さも横山さんならでは。暗いけれど、くせになる。

■看守眼
県警機関誌の編集者 山名悦子は、退職予定者の回想手記を寄稿してもらうべく近藤のもとを訪れる。近藤は29年間を留置場の看守として過ごした男だ。山名の依頼に聞く耳を持たない近藤。近藤は、F県警下で発生した主婦失踪事件に関心を持っている。被疑者 山野井の留置場での態度に引っかかるものがあるらしい。F県警総動員での捜査で決着がつなかい事件に、近藤はひとりで挑んでいるのだろうか。 ・・・

失踪事件の裏に隠された真相を、ベテラン看守の眼が暴くスリリングな作品。山名の仕事や私生活の迷いが隠し味になっている。人の鬱屈した心理を抉った逸品である。

■口癖
家事調停委員 関根ゆき江が担当とすることとなった新たな離婚調停。申立人の菊田好美は、ゆき江の娘 奈津子と高校の同級生だった。好恵が原因となり、高校時代、奈津子が不登校となったことを思い出すゆき江。現在の境遇の逆転を目の当たりにして、内心の快哉を抑えられない。難航する調停に業を煮やす好恵へ、ゆき江の叱責の声がとぶ。 ・・・

「それしきのこと」が口癖で、前のめりに生きてきた ゆき江。人生の黄昏時に差しかかった悲哀が、苦さをともなった余韻を残す作品。

その他の収録作品は以下のとおり。

自伝/午前五時の侵入者/静かな家/秘書課の男
看守眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (新潮文庫)より
4101316724
No.28
(4pt)

市井の目線で語らせたらぴかいち。

その名前を見ただけで、安心できる作家さんは何名もいるけれど、
横山さんも明らかに私の中ではセーフゾーン。
長編・短篇・連作いずれにおいても、100%外れがないというのが嬉しい!
看守眼、というタイトルで最初に思ったのは、看守の人が主人公で、その職業を通じて
さまざまな囚人と交流し、その人柄に触れ、人や罪を描いてゆくのかな?
なんて感じ。
ところが、展開はまったく違う。主人公も警察関係者の他にも調停員やライターなど、さまざま。
最後に本音が浮かんだり、さびしくなったりどっと疲れたり・・
本は薄いのになんとも重厚な濃密な作品集。
香納諒一に並び、この人も短篇の名手であることに疑いはない。
前者がダンディーな都会派だとしたら、こちらは重厚な年輪を感じさせる市井の名手か?
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.27
(4pt)

市井の目線で語らせたらぴかいち。

その名前を見ただけで、安心できる作家さんは何名もいるけれど、
横山さんも明らかに私の中ではセーフゾーン。
長編・短篇・連作いずれにおいても、100%外れがないというのが嬉しい!
看守眼、というタイトルで最初に思ったのは、看守の人が主人公で、その職業を通じて
さまざまな囚人と交流し、その人柄に触れ、人や罪を描いてゆくのかな?
なんて感じ。
ところが、展開はまったく違う。主人公も警察関係者の他にも調停員やライターなど、さまざま。
最後に本音が浮かんだり、さびしくなったりどっと疲れたり・・
本は薄いのになんとも重厚な濃密な作品集。
香納諒一に並び、この人も短篇の名手であることに疑いはない。
前者がダンディーな都会派だとしたら、こちらは重厚な年輪を感じさせる市井の名手か?
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858
No.26
(4pt)

市井の目線で語らせたらぴかいち。

その名前を見ただけで、安心できる作家さんは何名もいるけれど、
横山さんも明らかに私の中ではセーフゾーン。
長編・短篇・連作いずれにおいても、100%外れがないというのが嬉しい!
看守眼、というタイトルで最初に思ったのは、看守の人が主人公で、その職業を通じて
さまざまな囚人と交流し、その人柄に触れ、人や罪を描いてゆくのかな?
なんて感じ。
ところが、展開はまったく違う。主人公も警察関係者の他にも調停員やライターなど、さまざま。
最後に本音が浮かんだり、さびしくなったりどっと疲れたり・・
本は薄いのになんとも重厚な濃密な作品集。
香納諒一に並び、この人も短篇の名手であることに疑いはない。
前者がダンディーな都会派だとしたら、こちらは重厚な年輪を感じさせる市井の名手か?
看守眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (新潮文庫)より
4101316724
No.25
(4pt)

短編の名手

横山さんの短編は素晴らしいの一言に尽きます。一つ一つの長さが丁度良い。心理描写も台詞も多くは語らず。少し短い、物足りない、もっと読みたいと思わせます。かといってこれ以上長いと間延びするんだろうなあ。ギリギリのバランスでスパっと終わる、計算し尽くされた心地良さは熟練の成せる技ですね。
暖かい気持ちになれるもの、やりきれなさが残るもの、ニヤリとさせられるものと読後感に違いはあれど、クオリティの差はありません。捨て曲なしの名アルバムに出会ったような感じです。
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.24
(4pt)

短編の名手

横山さんの短編は素晴らしいの一言に尽きます。一つ一つの長さが丁度良い。心理描写も台詞も多くは語らず。少し短い、物足りない、もっと読みたいと思わせます。かといってこれ以上長いと間延びするんだろうなあ。ギリギリのバランスでスパっと終わる、計算し尽くされた心地良さは熟練の成せる技ですね。
暖かい気持ちになれるもの、やりきれなさが残るもの、ニヤリとさせられるものと読後感に違いはあれど、クオリティの差はありません。捨て曲なしの名アルバムに出会ったような感じです。
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858
No.23
(4pt)

短編の名手

横山さんの短編は素晴らしいの一言に尽きます。一つ一つの長さが丁度良い。心理描写も台詞も多くは語らず。少し短い、物足りない、もっと読みたいと思わせます。かといってこれ以上長いと間延びするんだろうなあ。ギリギリのバランスでスパっと終わる、計算し尽くされた心地良さは熟練の成せる技ですね。
暖かい気持ちになれるもの、やりきれなさが残るもの、ニヤリとさせられるものと読後感に違いはあれど、クオリティの差はありません。捨て曲なしの名アルバムに出会ったような感じです。
看守眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (新潮文庫)より
4101316724
No.22
(4pt)

ほかの作者なら星5つだけど

文庫化されるのを待ちわびており、
期待度が高かったためか、
「ひりひり」度が「第三の時効」などと比べてやや低く、
星を4つとした。
もちろん、ほかの作者なら5つ星である。
私は、横山モノは名前買いするので、てっきり短編連作集(主人公が同じ)と思っていたが、
一話一話は完全に独立しているので、
名前買いする方は、ご注意を。
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.21
(4pt)

横山秀夫は短編が良いです

横山秀夫は短編に限ります。
長編も悪くはありませんが、少ない頁数で畳み掛けるように主人公の危機的な立場や負の感情を描き出す手法は彼の真骨頂だと思います。
登場人物の背負っている重荷、苛立ち、劣等感、不遇感などが感情移入しやすいレベルの現実味を持って描かれています。
世間では『クライマーズ・ハイ』『出口のない海』『半落ち』などが代表作とされます。
けれど自分が唸ってしまうのは『第三の時効』『動機』そしてこの『看守眼』です!
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.20
(4pt)

ほかの作者なら星5つだけど

文庫化されるのを待ちわびており、
期待度が高かったためか、
「ひりひり」度が「第三の時効」などと比べてやや低く、
星を4つとした。
もちろん、ほかの作者なら5つ星である。
私は、横山モノは名前買いするので、てっきり短編連作集(主人公が同じ)と思っていたが、
一話一話は完全に独立しているので、
名前買いする方は、ご注意を。
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858
No.19
(4pt)

横山秀夫は短編が良いです

横山秀夫は短編に限ります。
長編も悪くはありませんが、少ない頁数で畳み掛けるように主人公の危機的な立場や負の感情を描き出す手法は彼の真骨頂だと思います。
登場人物の背負っている重荷、苛立ち、劣等感、不遇感などが感情移入しやすいレベルの現実味を持って描かれています。
世間では『クライマーズ・ハイ』『出口のない海』『半落ち』などが代表作とされます。
けれど自分が唸ってしまうのは『第三の時効』『動機』そしてこの『看守眼』です!
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858
No.18
(4pt)

ほかの作者なら星5つだけど

文庫化されるのを待ちわびており、
期待度が高かったためか、
「ひりひり」度が「第三の時効」などと比べてやや低く、
星を4つとした。
もちろん、ほかの作者なら5つ星である。
私は、横山モノは名前買いするので、てっきり短編連作集(主人公が同じ)と思っていたが、
一話一話は完全に独立しているので、
名前買いする方は、ご注意を。
看守眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (新潮文庫)より
4101316724
No.17
(4pt)

横山秀夫は短編が良いです

横山秀夫は短編に限ります。
長編も悪くはありませんが、少ない頁数で畳み掛けるように主人公の危機的な立場や負の感情を描き出す手法は彼の真骨頂だと思います。
登場人物の背負っている重荷、苛立ち、劣等感、不遇感などが感情移入しやすいレベルの現実味を持って描かれています。
世間では『クライマーズ・ハイ』『出口のない海』『半落ち』などが代表作とされます。
けれど自分が唸ってしまうのは『第三の時効』『動機』そしてこの『看守眼』です!
看守眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (新潮文庫)より
4101316724
No.16
(5pt)

一気に読める短編集

 今が旬の横山秀夫。期待は裏切らない。『半落ち』で大ブレークしたが、著者の醍醐味は短編集で味わえる、と断言したい。
『動機』を読んだときの鮮烈さがここにある。
 全6編。「国家公務員」にからむ、それぞれの主人公の顛末。
 あえて1つ選ぶなら『口癖』。家裁調停委員の中年主婦、ゆき江。離婚調停に現れたのは、娘の高校時代の級友だった…。
 オチは、横山が得意とするところ。短編集では軽いジャブのようでいて鋭いダメージ。
 一気に読める短編集。
看守眼 Amazon書評・レビュー: 看守眼より
4104654019
No.15
(5pt)

一気に読める短編集

 今が旬の横山秀夫。期待は裏切らない。『半落ち』で大ブレークしたが、著者の醍醐味は短編集で味わえる、と断言したい。
『動機』を読んだときの鮮烈さがここにある。
 全6編。「国家公務員」にからむ、それぞれの主人公の顛末。
 あえて1つ選ぶなら『口癖』。家裁調停委員の中年主婦、ゆき江。離婚調停に現れたのは、娘の高校時代の級友だった…。
 オチは、横山が得意とするところ。短編集では軽いジャブのようでいて鋭いダメージ。
 一気に読める短編集。
看守眼 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 看守眼 (ジョイ・ノベルス)より
4408504858