■スポンサードリンク
写楽
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
写楽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙が美しいけどそれなりのお値段なので、ずっと保留にしてました。 さすがに書店から消えてきたので、取り寄せてみたのですが、絵が。 2007年の発刊ですから、絵の古さは仕方ないのかもしれませんが、 丁髷の若者がキラキラお目々なのが、どうにも不釣り合いで受け入れられず… なんだか全ての(若い)登場人物が、宝塚歌劇団のような風貌なのです。 男女の艶の描き分けが出来ていないというか。おじさん以外は女性に見える。 葛飾北斎のみ、突然トーン肌なのにも驚きました。 紙面から浮きまくりで…着物などの和模様の中ですごく違和感がありました。 ストーリーもただバタバタとエピソードを詰め込んだ感じで、 引き込まれるどころか、粗筋だけだな〜、と一歩引いてしまう。 同時収録の「元禄蝶々伝」の方が余程面白かったです。 こちらは大石主税が中性的キラキラ美少年でも、相手役の女郎が醜女なので、 相対的に「仕方ないかな」と諦めがつくというか。単に後半で絵に慣れたのか。 期待が大き過ぎた…と納得しようとしていますが、恐らく手放すと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「初の本格戦国少女漫画」を標榜するコミック雑誌にて初見した、作者の画にまず惚れました。 清冽といっていいほど、凛とした線。 その画に相応しい骨太のストーリー展開に魅かれ、作者の他の歴史ものを読みたくこちらを購入。 小説の漫画化となると、小説の世界がチープになって多少がっかりすることもあるのですが、この作者は小説が醸し出す、蔦重ととんぼ、また、その周辺人物・・「写楽という芸術」にとりつかれた者の壮絶さを失わず、そこに花魁との恋物語をを巧みに盛り込んでいます。 個人的に、既読の小説が気に入っていたのですが、この作品は、ラストの違い、またその華麗な画の力も大きく、小説とは別個のものとして楽しめました。 ラストは、小説・映画・漫画・各々違いますので、その辺も興味深く♪ 同時収録作品は、大石主悦と醜女の1夜の恋「元禄蝶々伝」(コメディ)。 作者の絵入り「あとがき」もあり、最終ページまで楽しめる1冊でした。 余談ですが、作者を見初めた上記の少女コミックは最近休刊になったとのこと。 力量ある少女マンガ家が直球勝負できる歴史コミックの場を切に望みます!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「初の本格戦国少女漫画」を標榜するコミック雑誌にて初見した、作者の画にまず惚れました。 清冽といっていいほど、凛とした線。 その画に相応しい骨太のストーリー展開に魅かれ、作者の他の歴史ものを読みたくこちらを購入。 小説の漫画化となると、小説の世界がチープになって多少がっかりすることもあるのですが、この作者は小説が醸し出す、蔦重ととんぼ、また、その周辺人物・・「写楽という芸術」にとりつかれた者の壮絶さを失わず、そこに花魁との恋物語をを巧みに盛り込んでいます。 個人的に、既読の小説が気に入っていたのですが、この作品は、ラストの違い、またその華麗な画の力も大きく、小説とは別個のものとして楽しめました。 ラストは、小説・映画・漫画・各々違いますので、その辺も興味深く♪ 同時収録作品は、大石主悦と醜女の1夜の恋「元禄蝶々伝」(コメディ)。 作者の絵入り「あとがき」もあり、最終ページまで楽しめる1冊でした。 余談ですが、作者を見初めた上記の少女コミックは最近休刊になったとのこと。 力量ある少女マンガ家が直球勝負できる歴史コミックの場を切に望みます!! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!