■スポンサードリンク
イン・ザ・メガチャーチ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
イン・ザ・メガチャーチの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全135件 41~60 3/7ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| なんとなく理解している気になっていた物事が言語化されていく気持ちよさがありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 昭和世代にはついていけそうにない始まりから、自分を燃焼し尽くす、それも最愛の人のためにという終幕の主人公の昂揚感まで、息が詰まるほどの感動と戸惑いが今もって止まりません❗️なんという現代の風刺画、恐ろしいまでの昂揚感、そして虚しさ。良くも悪しくも現代をもののみごとにうつしとっています。息苦しいまでの感動です❗️ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| めちゃくちゃ面白かったです 何かに熱狂するのに必要なのは物語…熱狂に堕ちて行く3人の心理描写、それを側から観測している他の登場人物たち マーケティングの教科書かなと思うぐらいの学びもありました あと何故か映画 天気の子 も思い出しました、この世界は確かに狂ってるのかもしれないし、人は何かに狂わずにはいられないのかもしれない… と語りかけてくるようなところでグッときました 完全教祖マニュアルって本、好きな人は好きな小説だと思います、星5つです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 何というか、ヘビーですね。 推し活を通しておかしくなっていく人達。 推し活とは別にアイドルに留まらない。 自ら視野を狭めて、自ら生み出した物語に没頭していくこと。 それに気付いていても、なおも没頭すること。 狂気にも感じるが、自分を使い切る達成感。 視野を狭めて自分を見つけることができた澄香。 ただ、推し活以外の人間関係は失っている。 元々、INFPで人間関係に悩んでいたが、結果的に良いのか分からない。 視野を狭めて社会的立場を失った澄香の父、久保田。 推し活の信仰心を煽る立場でありながら、孤独と過去の後悔ゆえに、自らの感情にのみ従った行動を起こし、全てを失った。 熱狂的なオタ活女子、隅川。 推す俳優の死をきっかけに怪しげな団体に入る、しかし内心はおかしなことに気付いており、無理に団体のマインドをインプットしている。 チャーチマーケターで俯瞰的な立場である国見の、俯瞰している人間は間違わないが間違っていないだけという言葉。 本書の登場人物は視野が狭い→広く、広い→狭くと思考が変わっていく。 ダメージを受けている側は狭くになった側と私は思う。 まぁそれくらい痛い目にあった方が、人生のネタになるし、失敗を活かせるしいいのかもしれませんね。 重量級な読み応えが好きな人にはおすすめな一冊です。 私は好きでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 私もこのストーリーに取り込まれて視野狭窄を起こす所でした(賞賛)。 とてもお勧めです。 隅川も、澄香もどちらも「すみちゃん」なのが秀逸だし、2人とも取り込まれているストーリーは違うけど、根底の部分は同じなんだとかなり序盤から、所々重なる所があって面白かった。 最近推しが出来たのですが、自分の基盤よりも先にその対象を優先してしまうと身体、時間、お金の面で自己破産してしまうので、取り込まれ過ぎないように常に自分の生き方を疑って行こうという気持ちになった。 でも、本当に幸福になりたいなら、自ら物語に取り込まれに行ってもそれはそれで、他人に真似できない人生が待っていそうでとてもワクワクする。 推し活も宗教も、視野を狭くした信者たちから現金を回収するという点では変わらないとは日頃から思っていたけど、このように清々しく重ねて書いている物語は初めてで、とても令和らしいと思った。 やっぱり人は崇拝する対象があった方が幸せに生きていけるっていうのは本当だと思う。神だったり推しだったり、絶対に変わらないと思わせてくれるような存在がいてくれた方が幸福度は高いだろうと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 登場人物の心理・行動は一見突拍子もないが、とてもよく理解できる。 理解できるから、のめりこめる。 最近一番の名作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本作のキーワードは「視野」だろう。 個人的に、朝井リョウの小説の型は、まず身につまされ、次に改心させられ、次にその改心の浅はかさを指摘され、最後に少しだけの救いが残される、そういうものだと考える。 本作も、新たに提示された価値観により、読む前の価値観との振れ幅がまず担保される。そして、その意図的に引き延ばされた価値観のピストンのなかで、気がつけば最適解という救いに渇望させられた。 朝井リョウでしか得られない読後感が本作にも健在だった。 朝井リョウファンは必読です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 最近読んだ中で、群を抜いて面白かった。そして、三者の人生や背景と自分を重ね合わせ、胸が苦しくなった。正解のない現代社会。そんな時代だから、正解に目を向けずに信じることに盲信する事が、どこまでも心地良くなる。そして、その先の狂気。 三者三様の混沌がやがて絡まり一つになるカオス。 傑作だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この本を手に取ったのは、ユヴァルノアハラリ氏の「Nexus」を読了した直後でした。同書の内容とリンクする部分があり、現代日本社会におけるケーススタディのような感覚で、とても興味深く読みました。「推し活」というカジュアルなテーマでありながら、人間の本質を改めて考えさせられる内容だと思います。 また、登場人物のリアルな心理描写は、時に足がすくむような怖さがあり、殺人鬼やゴーストが出てくるわけではないのに、終始ハラハラしながら読み進めました。 良い読書体験でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本の内容については大変面白かったです。売れているだけのことがあります。 過去にAmazonで本を何点か購入しましたが たまたまでしょうか…どのジャンルもラップがしてあったので安心して注文しましたが 今回はラップはしてなくて、輸送のせいかカバーもズレて折り目付きで入ってました。 本好きさんで、本を大切にキレイに読みたい人は最初にガッカリしないよう実店舗で買うことをオススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 『ファンダムマーケティング (著:高野 修平氏)』の読了直後に読んだので、仕掛ける側のリアルさが増して読むことができたせいか面白いを越えて怖さを感じる本でした。 久保田の人生も、澄香の人生も、すみちゃんの人生も、 国見の人生も正解とも言い切れない人生ですが、否定するような人生でもなく、 視野を広く持つよりも狭く持つ方が確かに幸せなのかもといろいろ考えさせらせました。 行動の度合いにより周囲からの軽蔑を受けることもあるとは思いますが、 それを気にして何もしないのか、行動して内側で燃え尽きるまで没頭するのか。 どちらの人生が楽しいのだろうかを考えてしまいます。 個人的には国見のコメントで 「昔は間違えなければ正解に辿り着けたが、今はただの間違えなかった人。何も残らないただの間違えなかった人」 的な発言がありましたが、 本当そうですよね。。。 物語も何もない、ただの間違えなかった人にはなりたくないなと思いつつ、 視野の狭さで回りがみえなくなるのも避けたいと思いつつ、 そんな絶妙なバランスが正解でもないのだろうなと思いつつ、 結局、熱狂と没頭の中で他人への思いやりをどこまで保てるかという事なのでしょうかね??? 良い本でした。 (映像化希望です ※最後のシーンが凄い良さげ) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この本でほぼ確実にモデルになっているであろう日本の視聴者投票型オーディションで生まれたボーイズグループのオタクです。 (熱狂的な一万人ほどではないですが..) 朝井リョウさんもその界隈なの?どうやってその情報を知り得たの?ってくらいあまりにもリアルなオタクの表現に思わず声を出しながら読んでしまいました。 すべてにおいて驚きましたが特に、「Youtubeの視聴回数、現在地がアメリカの設定になってたらカウントされないから注意して!と呼びかけるオタク」、「何枚CDを購入したかオタク同士で教え合うのはタブーとされている」あたりのリアルさが言葉を失うほどでした… 熱狂的な推し活をする人は「自他境界が曖昧で視野狭窄を起こしやすい人」とオタクにとってはかなり耳が痛い表現がなされています。しかし、この本は決して推し活をディスる意図はなくむしろ肯定していると全体を読んでわかりました。 現代にはこうしたら正解に辿り着けるという勝ちルートが存在しない、視野を広げれば自分が広大な海のような世界の中でどこに行けばいいのか、自分を余らせてしまう苦しさを感じてしまう、そんな時に自分が共感できる、身を預けられる物語を信じ込むことで自分を使い切ることができるのだと。 世間的に正しい、と思われる道を歩んでいる人も結局は何かの物語に熱中している、そして物語を選ばない人も結局は選ばなかったという結果が残るだけで何かを得られるわけではない。 例え、画面の中にあるアイドルがチャーチマーケティングの構造のもとで生まれた物語のコマのひとつであったとしても自分を使い切ることができればそれでいいじゃないか、と思いました。 私はこれからもアイドルを応援していき、自分の金銭、時間を溶かしていくと思いますが、この本を読んでしまった今は、オタクの自分と同時に、その自分を上から客観的に構造的に眺めるようなもう1人の自分が存在してしまうと思います。そんな本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| Youtubeのお勧め本として紹介されていたので読了。メガチャーチというコトバを初めて知りました。メガチャーチとは、一度の礼拝に2,000人以上が集まる巨大なプロテスタント教会のことらしい。このタイトルの意味合いは内容を読むと上手いネーミングだと分かる。アイドル目線、アイドル推しの古参目線、アイドル推しの新人目線、プロデューサー目線のそれぞれの視点で、物語が進み、微妙に点と点が線で繋がる。日本の闇にも切り込んでいるのも興味深い。それぞれの立場の想いに共感できて凄く面白い。なお、自分は推し新人側が8割、プロデューサー側(≒仕事している50代目線という意味)2割なので本作品を楽しめました。推しがいると本当に人生が楽しいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 自分自身kpopの押し活をしているので、ほんとその通り!!って思うところが沢山あって、推し活をしてない人との感想とはまた違う部分があるかもしれない。でも、本当によく調べてあって感心した。自分と重ね合わせながら読み進めていったが、最後は…。 読み終わった後も色々と考えさせられる深い作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 物語に引き込まれた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 各章、登場人物の視点に区切られていて、読みやすい。後半は勢いがあり、一気に読める面白さがあった。 風刺のような現実的なテーマで、マーケティングのビジネス書的な側面も感じる。事象が深掘りされていて、学びある観点も多い。 一方、登場人物の心理については、ご都合的な部分を多く感じる。男性が想像した女性像、という印象が強い。表面的で、リアリティを感じられない。 リアリティがあるストーリーの中で、そこに違和感を感じ、個人の好みとしては星4です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 推し活の構造について説明するセリフが、長いし読みにくい。 善意を冷笑する感じは政治的に受け入れられない。 陰謀論のパートは解像度が低いし、物語としても不要に感じる。 感覚を分裂させ並記するのは、直木賞作家だとしても反則。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 推し活(男性アイドル)にハマる人、推し活を仕掛ける側の人、双方の立場から現代の推し活をめぐる社会情勢を分析した小説で、推し活界隈の知識と筆者の分析力が素晴らしく、登場人物の心情と絡めて読者に読ませる力量はさすがだと思います。 ただ面白いのですが、主な登場人物の三人が皆、心に人間関係の不安を抱えていて、その心理描写が身につまされることもあり、「読んでいて辛いな」と思いました。前作「生殖記」ではLGBT問題の当事者の心情やそれに関する社会の変容を分析していましたが、「語り部」がフラットで傍観者的な立ち位置だったこともあり、ユーモアを感じながら読むことが出来ました。 しかし、今回は延々と人間関係に悩む主要な3人の登場人物の心情が続きます。序盤は良いのですが展開的にも後半からしんどいです。<ネタバレ>になりますが、主要な登場人物の一人、久保田慶彦(47歳バツイチ)は孤独感にさいなまれ、誰かと友達といえる関係になりたいと行動しますが失敗します。そして最後にまた自分の思いをぶつける相手を見つけるのですが、それはもうストーカー的な一方通行の思いです。たとえ実の娘であっても。 他の主要な登場人物二人にしてもそうですが、深い人間関係を望みすぎです。作中では自分のすべてを使い切らないと幸せになれないと書かれていますが、ようは人間依存症です。熱狂的な信徒(ファン)になってドーパミン(快楽物質)が出てそれ無しでは生きてはいけなくなる。でも、それだと長続きしません。人間が幸せになるにはオキシトシン(穏やかな幸福物質)が必要です。別に人間関係密にしなくても、ちょっとした関わりの人に笑顔で挨拶したり、し返されるような、そんな浅い関係で心は満たされるように人間は出来ています。 また、犬や猫などのペットを飼ったり、絵画や小物づくりなど一人で出来る趣味に没頭するのもいいです。筆者が言いたい事とはズレているかもしれませんが、救いがない結末だなと感じたのでこんなことを思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ●人が自分の判断基準を変えるには物語が必須であるという。物語という旗がありそれに向かえば視野 狭窄が起こる。その結果人は己の判断基準を変え、ひいては行動変容に至る。その理論構築の物語は多 層構造である。 微に入り細を穿つ濃密かつ執拗な(くどい)筆力は、まるで読者までも巻き込もうとしている磁力の 様。容赦ない徹底した掘り下げ方は、余韻を残す優しさなど微塵も感じられない。穿った見方をすれば、 著者はおそらくそれ程人間を好きではないのかもしれない。優しさが響いてこない筆致である。人間な んてこんなものだと突き放した冷めた目で見ている気がしてならない。 三者三様の人間ドラマで、心情は理解できるものの何故か心に響かず、琴線に触れない。どの人物の 視点にも共感できなかった。偏差値の高い人がインタビューと文献と思弁で創り上げた人物構築の印象。 残念ながら彼らの物語では夢は見られなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| グローバル化が進み解像度が上がる社会では、真面目で感受性が強い人ほど生きづらい。推し活は最後の砦なのかもしれない。 搾取の構造を理解した上でメガチャーチに捧げる覚悟ならば、そんな人生も全然有りかと。最適解など、この世界のどこにも無いのだから。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




