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イン・ザ・メガチャーチ



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【この小説が収録されている参考書籍】
イン・ザ・メガチャーチ

イン・ザ・メガチャーチの評価: 4.43/5点 レビュー 60件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 41~60 3/3ページ
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No.20:
(3pt)

そんなに面白くはない

まぁまぁかな。日経読んでるオジサン向けに、SNS現象を面白おかしく書いたというか、解説したというか……朝井さんもオジサンだ。
イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
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No.19:
(5pt)

現代風刺と触れてはいけない人間の危険性

進むべき道がなくなったからこそ感じる人生の難しさ、人々の間にあるつながりの希薄さをまじまじと感じさせる。

だからこそ、タイトルのように宗教的に信じるものを求める人もいれば、それをコントロールする人もいるという事実を理解でき、そこから発生するむごく、目を背けたくなるような人間の心理に心を奪われた。
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No.18:
(4pt)

私は今、教会に通っていません。

一気に読んでしまったが、読むのが辛い小説だった。自分が、感じやすかった10代とか20代に読んでいたら、結構ショックを受けていたかもしれない。
読んだ日の夜に、うなされてしまった。(家族に「寝言で、うわーー!と叫んでいたよ」と言われた)
物語に没頭することによって視野狭窄が起こされる。その危険性は小説内で、分かりやすく「視野狭窄による不注意から、事故に遭いそうになる」というシーンでも表されている。私も、小説を読み終わり、このことを考えながらシャワーを浴びたら、2回もトリートメントをしてしまった。
この小説には、物語を仕掛ける側、物語に没頭する側、その中でも関与の程度にグラデーションがある登場人物が出てくる。
オーディション形式でデビューするアイドルグループは、この本が出版された年にも、実際に「あるある〜」という話で、デビュー後に人気が落ちていくのもあるあるである。
正解がない、また、いくらでも反転させて、何が正解なのか分からない時代に、何かにすがりつきたくなる気持ちはよく分かる。
ABCという情報をBACと並び替えて提示したり、意図的にBを語らなかったり、ということをすることで物語の強さが変わる。こんなことは日常的なコミュケーションでもよくされていることだ(自分をよく見せるために、あることを伝えたり伝えなかったりする)。物語を紡いでいくことも大切だが、没頭しすぎてしまうのもよくない。
そんな時代にどうすればよいのか?という答えは書かれていない。YouTubeの動画で作者の浅井リョウが「答えが明確にされていない本が好き」と言っていたので、自分の作品にもそのような残響を残そうとしているのかもしれない。
自分は今熱中していることがないので「教会には通っていない」ということになる。
また読み返してみたい作品である。
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No.17:
(5pt)

頭がぐちゃぐちゃになっていく

価値観について、自由な世界になったからこそ、全てが不正解になり得る。
ゆえに我々は物語を求めるのだ。

最近、村田沙耶香さんの世界99を読んで
『自分が今まで積み上げた価値観は何だったのだろうか、、』
と困惑していたところに、

イン・ザ・メガチャーチを投入したところ、従来のメタ認知はぐちゃぐちゃに破壊され、再構築され、快感でした☺️
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No.16:
(5pt)

推し活

最高です
推し活してる人みんな読んで。
帯のQRコードも朝井ワールド最高
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No.15:
(5pt)

推し活否定派だった中年男性の感想

✴︎何かにハマったり、課金する事には否定的な中年男性の感想

カテゴリとして知ってはいるが
詳しくは知らないこと
人ごととして俯瞰で興味はあるが
自分ごとではない現象

はじめは妻や子、自分含め
自己を投影できる登場人物たちが
その現象にどう巻き込まれていく様に
引き込まれて行った。

終盤には読者という立場で
俯瞰で見ていたはずの自分もこの物語の中にしっかりと存在しており

最後にはこのような感情を覚えた

ヒリヒリしつつも懐かしく
あたたかくとても眩しい
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No.14:
(5pt)

推し活をしている人の心理を理解できた

これまで理解できなかった「推し活」という文化の本質が少し見えた気がした。正直、推し活に熱中している人たちを見ると、「どうしてそこまで時間やお金を使えるのだろう」と不思議に思っていたけれど、推し活は単なる娯楽ではなく、孤独や不安を埋めるためのひとつの手段であることに気づかされた。
人は誰かを応援することで、自分が生きている意味を実感できる。「推しがいるから今日も頑張れる」という感覚は、ただの依存ではなく、日常に小さな希望を灯す行為なのだと思う。推しが生きている、活動している、それだけで自分も生きていけると感じる――それは決して弱さではなく、現代社会で自分を支えるための大切な儀式なのかもしれない。
この本を読んで、推し活をする人に対する見方が変わった。今は彼らがどんな思いで「推し」を大切にしているのか、想像できるようになった。私自身も、自分の孤独を埋めてくれる存在を見つけることを、もう少しポジティブに捉えてみたいと思う。
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No.13:
(5pt)

韓国系オーディション、STARTOアイドル大好き系、朝井リョウのファン、物語で売りたいマーケターの方におすすめ

朝井リョウさんと同世代で、ほとんどの作品を読んでいます。いま同世代が自分が見ていること、感じていることをプロの作家さんの目線で書くとこうなるのか!と共感できて、毎回作品を楽しみにしています。
ちなみに今回の作品は推し活経済がテーマですが朝井さんの原体験はASAYANにあるそうです。
今は韓国系オーディションもガッツリみていないとかけなさそうな表現、現代のヲタへの解像度もすごく高くて共感&笑える文章もたくさんあります。
世代どんぴしゃの方はぜひ手にとってみてください。
「視野狭窄」悪い意味で使われることが多いですが、私は「狭い視野」も持つ人は幸せだなとこの本を読んで思いました。
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No.12:
(4pt)

男同士の連帯

本書を読んで特に印象に残ったのは久保田と道哉の会話。
男性は女性と比べると雑談に慣れていない傾向があって、それが不慣れなままだと中高年になった時に友達がいないという状況になる。

男同士はどうすれば連帯していけるのだろうか、関係を長く保つにはどうすれば良いのだろうかと色々と考えさせられた。本書で挙げられていた仕事の肩書きが通用しない場所でのつながり、弱さをさらけ出すコミュニケーションが今後重要になってくる。

ここ最近の時代の風潮を切り取った作品で、読みやすく面白かった。
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No.11:
(5pt)

幸せの形は人それぞれと言いつつ、万人にとっての基盤となる幸せも多分存在する。それを無視しちゃいけない。

感想がありすぎる。
でも、読み終わった後、自分の家族を大切にしようと思いました。それが一番です。
今朝、妻から今日は随分機嫌がいいね。と言われました。
一生大切に取っておこうと思います。朝井さん、ありがとうございます。
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No.10:
(5pt)

朝井先生とともに人生を歩む

朝井リョウさんの著作は全て読んでいます。
自分の人生を進めながら、定期的に朝井さんの作品を読めるのがまず幸せだなと思う。mbtiとか推し活とか、最新の題材を扱ってくれるから、「分かる」「自分はついていけてる」と思いながら、最新のトレンドに対する朝井さんのマインドにも触れられる気がする。
本作で私に刺さったテーマが、"大人の友情"と"視野を狭くする"の2つ。
私自身、数少ない友人とは、できる限り一生の付き合いになるように生きているし、退職した世代の人たちの過ごし方をみて、こうはなりたくないと反面教師にしたり、しているから、本著の登場人物である久保田の変化を、無意識に応援すらしていたかもしれない。視野を狭めるについて、私自身、30代にもなると、あらゆることの限界が見えてしまって、何をするにも億劫な気持ちになりがちになっていた。けど、そんな中でも、少しでも興味のあるものには初期投資を惜しまず、そこから時間と労力も注いで、なんらかの形にすることを意識的に行なっている。これも、あえて視野を狭めるということと通ずるものがある。
これからも、朝井先生の小説から得られるエッセンスで人生を良いものにしていきたい。
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No.9:
(5pt)

物語の希薄化と強化

今の物語の力が薄れた世界で、自分を「使い切る」ために、物語に没入していく人たちの話。

簡単に言うとファンビジネスを描いた小説。

物語の力というものは危険でもあり、人間には必須のものとも言える。

どこに結論を見出したら良いかは分からないが、何度か読み返してみたくなる本。
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No.8:
(5pt)

推し活産業、SNS…今の日本で起こっていることがリアルにわかる

推し活にも、陰謀論にもいまいち共感できないけれど、今の日本で起きている大きな流れであることは確か。オムニバス形式でそれぞれの登場人物の、それぞれの孤独と不安、渇きに触れることができた。ファンダム、SNS事情がとてもリアル。朝井リョウさん、取材力と描写力すごすぎる!
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No.7:
(3pt)

社会批評>小説

『何者』で衝撃を受けて以来、全ての作品を読んでいる。
物語の面白さと社会批評とが絶妙なバランスで両立しているところが好きだった。
『何者』然り、『死にがいを求めて生きているの』『どうしても生きてる』
『正欲』。

が、『生殖記』は違うなと思った。語り手が読者に対して解説しすぎて、
演説を聞かされているような感じだった。「均衡、維持、拡大、発展、成長」のワードが
何度も繰り返され、「はい、ここ、これまでの社会を成り立たせているキーワードですよ〜」
と教師にでも教えられているような感じだった。

さて、本作である。

この作品も同じ感想を持った。「推し活」の分析と「メガチャーチ」が用いる手法についての
解説が自然と言うより、新書か何かからの引用であるかのように長々と語られ、
重ね合わされて読者のうちにフィルターを形成される。

気になったのは、一人称視点で作中人物が自分の思いに耽っているときに、
周囲で話されている内容が、読者には聞こえていて(活字として書き起こされていて)いいのか
ということである。
視点人物が耽っている物思いを相対化する内容だから効果的ではあるのだが、
視野狭窄に陥っている作中人物には聞こえていないのだから、
読者に聞こえているのはおかしいと思う。
三人称視点や、全体を俯瞰する神の視点でなければ。

上の意味で言えば、朝井さんの鋭い着眼点の物語化に、
本作はいま一歩及ばなかったのではないかというのが正直な感想である。
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No.6:
(5pt)

「価値を創造する物語」の物語

価値とは「ある背景・文脈のなかで積極的な意味を見出されるモノ・行い」ですが、現代では(例えば現代アートのように)背景・文脈が複雑化・多様化して素人から見ると良さがちっともわからないことが多くなっています。
そんな中で、この本は宗教やイデオロギーといった大きな物語の説得力がなくなった現代で、寄る辺ない人々が誰かの作った「物語」によって背景・文脈を埋め込まれてその背景・文脈からみて「価値」があるものと金銭を交換し、熱狂し消耗していく姿が描写されます。
現代人の根本的な部分、自分の価値や生きる価値、こうしたものがこの本ではチラチラと垣間見えるのが面白かったです。
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No.5:
(4pt)

推しと物語の内側と外側

ストーリーテリングにハマる人ハマらせる人、両面が知られて面白かった、反転しうる入れ子構造なところも新たな気づき。エンタメ性の高い筋書きで最後の展開に向けてそわそわしていただけに、もう少しだけでもラストは語ってほしかった
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No.4:
(5pt)

息が詰まるほど刺さった

息が詰まるほど刺さった。
ほんの数ページで、これが
自分にとって最高の一冊になると確信した。
最初の1ページから最後の1ページまで
ページをめくる手が止まりませんでした。
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No.3:
(5pt)

ブルーム・マイセルフ(自分の花を咲かせて、咲き誇らせる)しか選択肢のない時代

この小説は、”人生とは、やってきたことではなく、やってこなかったことのほうが還って
くるのかもしれない” という暗示的な文で始まります。

主人公は、音楽業界に身を置くもののかつての輝きを失ってくすぶる中年の男親と、親の
離婚によって別の土地で母親と暮らす大学生の娘です。この二人のそれぞれの物語が交互
に進行していきます。読み始めてすぐに気づくのは、もう一人の影の主人公の物語が挿入
されていることです。最後の最後で、この影の主人公の役割の存在意義がわかります。
以降は、できるだけネタバレにならないように、「本質」に絞ってレビューします。

父は、仕事一筋で生きてきたことではなく、家庭を顧みなかったことで、「孤独」と
「寂しさ」に直面します。
娘は、父の影響を受けることで得た機会ではなく、自分の世界から踏み出すことを
してこなかったことによって、「アイデンティティの崩壊」に陥ります。

両者はまったく違う価値観で生きているにもかかわらず、もっとも求めるものは「他者
との繋がり」という点では、恐ろしいくらい一致しています。
そして両者ともに吞み込まれていくのが、「物語」と「仲間」をパッケージで提供する
”メガチャーチ” というシステムです。その世界では視野狭窄になって、没入すればする
ほど、誰よりも楽しくなります。
この二人が、それぞれの新しい世界にのめり込んでいく様は、こっけいに見えます。

ここからが、朝井リョウの真骨頂の読み解きです。
父と影の主人公の話には、”視野を広げて、本質を考える” ことを唱える人物が出てきます。
この人生を客観視して、要領よくやっていくスタンスこそがあるべき姿のように見えます。
ただ、まったく楽しそうではない、ニヒリズムを感じます。
この小説をさらに俯瞰すると、現代を生きる私たちのほとんどが、何らかの自身の物語に
夢中になり、周囲から見ると中毒に陥っているように映っているよと朝井リョウは矢印を
読者自身に向けます。そして実際に私たちは中毒になって、限られた世界で生きることの
方に、「楽」と「楽しさ」を感じています。
酒、タバコ、ギャンブル、SNS、海外ドラマ、仕事、陰謀論、そして ”推し活” など。
中毒になると、その世界をほどほどに楽しむというバランスが取れなくなります。
それに、中途半端な関わり方では、楽しくありません。

神がいないこの国で人を操るには、物語を使うのが一番で、何でも選べる時代だからこそ、
誰かが選んだ流行に乗せることだと小説の中で語らせています。
でもこれは、日本だからでも、現代だからでもありません。
近代以前の多くの国では、宗教(そう、メガチャーチという仕組み)が唯一の選択肢だった
のが、現代ではその選択肢が無限になったことが違いです。
単一の信仰を失った私たち現代人は、自分の居心地のよい何かに、仲間らしき誰かと、
物語らしい虚構の世界を共有することで、安心感を得ることができます。

この小説の最後は、渋谷のハチ公前広場という、まったく本質的ではない情報があふれ
出るカオスが舞台になっています。
そこで繰り広げられるのは、違う信仰を持つ人たちが、交わることなく、互いの領分に
は無関心で、狂ったように、でも楽しい表情で生きている世界です。

”視野を広げて、本質的に生きる” ために、読書にのめり込む私を含む読者は、意識高い
系のプライドと好奇心に占領された読書教という、狭く閉じた世界を楽し気に生きて
いるに過ぎないのだと思い知らされます。

本当に望ましいこの小説の読み方は、意味を考えずにただただ物語を愉しむことです。
イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
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No.2:
(5pt)

朝井リョウが照射する平成から令和の救済史

朝井リョウは常に「自意識」と「救済」を書いてきた作家である。
『イン・ザ・メガチャーチ』は、閉塞した時代を生きる人々の自意識が、いかにして救済へと溶けていくかを刻む現代史の記録だ。
読み進めるうちに、自分自身にとっての「救済」も鮮やかに浮かび上がってくる。

息苦しさの時代に生きるあなたにも、救済への灯火となるかもしれない。
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4296121049
No.1:
(5pt)

「推し」の力を利用する人たちや「推す人」が過激になっていく様を、「信徒」や「布教」といった宗教になぞらえているところが面白い。

「推し活」を極めると、心理的に精神的にどうなるのか?
そして、結果、どういう行動にたどりつくのか?
これがこの本のテーマなのだと思います。

「推す側」、「推しを生み出して盛り上げる側(マーケター)」、「推される側」など複数の人たちが、どのような変化を経ていくのかが興味深く描かれています。

海外に実際存在するとされる「メガチャーチ」の話になぞらえて、ターゲットとなる「信徒」獲得に向けたマーケティングが進行。
没入し視野が狭窄していく「信徒」をテコに、その後の「布教」につなげていく。
結構長い話ですが、会話も多いからか流れが自然で、あっという間に読み終えてしまいました。

朝井リョウさんの作品には、今まで自分にはなかった考え方や視点をわかりやすく理路整然と説明してくれているところがあり、それがまた説得力もあることから、本を読むたびに何かを学んでいっているような気がします。
今回は特に、後半に国見氏が久保田氏に説いていた内容が深く心に刺さりました。

ところで今回、若者言葉というのか、イマドキの言葉が分からなくて辟易しました。
スパチャ、タグイベ、は分かるとしても、「アクスタ」「インライ」「サバ番」「フラゲ日」「リアコ」等々、検索を重ねる時間が多かったです。

あともう一つ。「推し」に重なる形で、この本では、中年男性の「孤独」からくる悲哀についても深く触れています。このあたりもなかなか複雑で根の深い問題なのかもしれませんね。

そしてなんといっても、締めが素晴らしかった!
配信動画で「ちゃみする」を見ている、かつて運営側にいた久保田慶彦。
最後の一文がやっぱり衝撃でした。
イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
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