エピクロスの処方箋

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エピクロスの処方箋の評価:

4.53/5点 レビュー 36件。 B ランク

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平均点4.53pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全34件 1〜20 1/2ページ
No.34
(4pt)

生と死が同列にある日常の哲学

京都の病院を舞台にする話ということで、ドロドロしがちな想像をいい意味で裏切る爽やかな作品である。前作「スピノザの診察室」の続編であり、前作の空気感を継続している。マチ先生の哲学を穏やかにでもしっかりと貫くところもいい。そして、生と死が混在する医療現場では、生も死も特別なものではなく、誰にでも平等で、どう生きるかと同列に、どう死ぬのかもだいじであることに気づかされる。さらに続編があるのかな? 続きが読みたい。
エピクロスの処方箋 Amazon書評・レビュー: エピクロスの処方箋より
4910576053
No.33
(4pt)

いつも爽やかな夏川草介ワールドに癒されて

「スピノザの診察室」に続く、京都で甥の龍之介君と暮らす医師、マチ先生を主人公とした医療小説
「神様のカルテ」に始まり、登場人物や設定を変えながらも、その都度、今の医療の課題を現役医師の立場からも正面から見据えながら、生と死についても、優しく深く語りかけてきて、十八番のツボにもわかっていながら、嬉しく絡め取られていく。そのお約束が愛読者には嬉しい。
和菓子好きのマチ先生の京都暮しには欠かせない阿闍梨餅、緑寿庵の金平糖、大黒屋の御鎌餅、北野名物長五郎餅もこのシリーズでは大切な脇役で登場
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4910576053
No.32
(4pt)

医療現場の最前線から、生きることの意味を問う小説

いかに善く生きるかという哲学的なテーマを、見事に昇華している小説です。
現代を生きる私たちは、死を生の対極と捉えているけれども本当にそうなの
だろうか?

エポクロスが唱えた「快楽主義」は、単に耽美的な快楽の欲求を満たすもの
ではなく、精神の安定を求めるものだとするなら、死はその究極の状態なの
かもしれません。

医師ができることでありすべきことは、患者をモノとしてみるのではなく、
人として接することだと主人公に語らせています。
人として誰かと関わりながら生き抜いて、その延長線上で死んでいくことが
人の本来の姿であるなら、医師だけでなく家族や友人として、死に瀕する人
と最期まで寄り添うことが、本当の処方箋なのだと思いました。

難しい哲学を、小説としてわかりやすく提示している本です。
エピクロスの処方箋 Amazon書評・レビュー: エピクロスの処方箋より
4910576053
No.31
(5pt)

人間としてより成長できたような素晴らしい感動の小説です

何度も読み返した「神様のカルテ」の続編とでも言うような感動をいただきました。「スノピザの診療室」と続け読ませていただきましたがこんなにも素晴らしい小説にまた出会うことができ、夏川先生には感謝しかありません。
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4910576053
No.30
(5pt)

医者たるものの哲学を知る。

緑寿庵の金平糖、長五郎餅をはじめ、京の和菓子の数々は緊張した心を和ませて。
エピクロスは”心の安定こそが人間にとっての快楽である”という。
足下に埋もれているものから見つけるべきだと。
”人を救うのは医療ではなく人なんだ”と。
困っている人がいれば手を差し伸べるのだと。
医者としての理念、いや哲学、いや医師の資質を問う。
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4910576053
No.29
(5pt)

医師も人間

当たり前だが医師も人間である。
そんなことを思い出させてくれる。
患者が思い悩むように医師も思い悩んでいる。ともに病に立ち向かう者同士として歩めるような関係が築ければ幸せなのだが。
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4910576053
No.28
(4pt)

甥も将来医者になる

主人公の甥の育て方がこの物語を素晴らしいものにしているようだ。
甥が医者になった後の小説も読んでみたい。
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4910576053
No.27
(5pt)

ステキな一冊

あったかくてやさしくて、読み終わった後にホンワカする、そんな一冊でした。
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4910576053
No.26
(4pt)

スピノザの診察室の続編

甘い物が好きなお医者さん、甥と2人暮らし、なんか読んだことがあると思ったらスピノザの診察室の
続編でした。
感動作。
教授と教授のお父さんに共感しました。
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4910576053
No.25
(4pt)

死と医療

雄町哲郎シリーズらしいけど、本屋大賞2026の候補作品だったのでこちらを先に読んでしまった。
家庭の事情により大学病院から街の(といっても大きいが)病院に移った哲郎。日々の出来事、患者とのやり取り、そんな雰囲気から人物像がよく伝わってくる。
いいなあ、こんなお医者さんに自分の最期は出遇えるだろうか。
読みながら哲郎の考えていることは、本来チャプレンとして宗教者が担うべきことなんだがいわゆる「無宗教」であるという宗教が主流である日本においては、医師がその役割を同時に果たすことが理想と思われても仕方ないな…。
恐怖すべき、忌避すべき死に対して生物としての体を生かす医療。でも本来そうではないということを哲郎は言わんとしている。人間である患者がどのように生きたいかということを第一にその方法を考える。
キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間』と一緒に読むのをお勧めしたい。
テンポよく読める。医療に関する知識もなくてもなんとなくこういうことを言っているのだなというのが伝わる表現をされているのがすごい。
あと、哲郎が甘党のため、京都の美味しいお菓子が出てくるところも注目!
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4910576053
No.24
(4pt)

百鬼夜行

百鬼夜行
夜の病院には成仏できない霊が鬼に化すと思いきや、
生霊...それも医学の知識のあるお方。

このお方が「治療する患者と看取る患者が同じ?
これから亡くなる患者に大丈夫だと?」と驚いて話しておる。
いやいや患者の立場になってくだされ。
今日は患者だが、いずれ亡くなる。
死は時の流れの先にあるだけ...

このお方、理解できなくても、
「患者のために力を貸して」いただけるらしい。
鬼でも、生霊でもないようだ。
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4910576053
No.23
(5pt)

泣ける

この本は 
亡くなった人からの
”せんせい、おおきに”
このメッセージだけで事足りる。
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4910576053
No.22
(5pt)

医療とは何か

前作の続き、冬の京都を舞台にマチ先生の優しくてまっすぐな医療への向き合い方が美しく描かれています。
作者が現役のお医者さんなので、内視鏡手術のことや大学病院の役割とか、知らなかったこともわかりやすく学べました。内科と外科はキツいから医師不足になるって。お医者さんになる人も人間ですもんね。患者になる我々の側も意識を変えていかないといけないんじゃないのかな、なんて考えました。
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4910576053
No.21
(5pt)

奥深い!

色々な学びがありました
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4910576053
No.20
(5pt)

第三の道

生に向き合う医療でもなく、死に向き合う医療でもない、「第三の道」を目指す哲郎の姿に心揺さぶられました。他にも心に残る言葉はたくさんありましたが、読んでからのお楽しみという事で…これくらいにしておきます。笑
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4910576053
No.19
(5pt)

登場人物全員の一言一言が考えさせられます

スピノザの続編ですが、一段と読ませる、登場人物全員の一言一言が考えさせられる人格で記載されています。
今年1番かも。
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4910576053
No.18
(5pt)

待っってました!

スピノザの診察室の続編。いつ出版されるか待ってました。期待を裏切らない作品。適度にユーモアを織り交ぜつつ、現在の医療問題も織り交ぜ。難しい問題であると思うが分かりやすく読ませてくれる。医療に携わる人にの哲学を教えられている様に感じました。当分この本を持ち歩いて暇があれば読み返えそうと思います。
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4910576053
No.17
(5pt)

前作に続き良かった

前作、スピノザの診察室の続編です。前作も良かったですが、さらに心に残るフレーズがたくさんあり、良かったです。
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4910576053
No.16
(5pt)

すばらしい作品です。

前作から本当にすばらしい作品だと思います。生きること、死ぬこと、働くこと、人をおもうこと、本当にさまざまなことを考えるきっかけをいただきました。京都に行きたくなります。
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4910576053
No.15
(5pt)

温かい未来

心理描写がすごい
すぐに引き込まれていく
しかも人に対して温かく優しい
物事の本質を考えさせる哲学的なところが大好きです
シリーズでまた読みたい
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4910576053