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No.6(ナンバーシックス)#1
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No.6(ナンバーシックス)#1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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ボーイ・ミーツ・ボーイのストーリー。 エリートで純粋培養された少年「紫苑」と、 同じくらいの年なのにすでに前科者として扱われ、脱走中の囚人「ネズミ」 この二人が出会ったことで、運命が大きく変わっていきます。 2歳からエリート教育をうけているにしては、紫苑は知らないことが多すぎる。 本も読まないし、舞台を見るのもご法度だったみたい。 テレビはあるみたい(ネズミの脱走のニュースは流れていたから)だけど、 理系の勉強ばかりしていたんでしょうかね。 恋愛感情もあまり発達していないみたい、そういう面では草食系かな。 恵まれた環境を、「束縛されてる」と無意識に感じている紫苑と 何か理由がありそうですが、表面を綺麗に取り繕った都市'bUを憎み破滅を願うネズミ。 この二人がどのような化学変化を起こすのか、これから楽しみです。 かなりダークな「都会のトム・ソーヤ」だと思ったのですが 他の方のレビューを見ると、これからBLにシフトしていくんですかね(^_^;) | ||||
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今、文庫版の1巻を読み終えたばかりです。 この後、続刊を大人買いします、続きが気になって仕方ないから。 2歳児検診で最高ランクの知能を認められた紫苑の人生は、 最高の環境・教育を与えられ、そのままエリートとしての人生を歩むはずだった。 確実な道と信じていたものが、あっさりと崩れ去るとは思いもしなかった。 12歳の嵐の誕生日、窓を開けた、ただそれだけのことで、 紫苑の人生の歯車が大きく変わり始めた。 ネズミと名乗る少年との出会い、No.6という理想都市に隠蔽された闇、 謎の寄生生物、特別警戒地区として隔離された西ブロック。 さまざまな謎を提示したままで終わる第1巻。 やばい、面白い、続きが気になりすぎる。 けど、文庫版で最終巻出るのまだまだ先そうですね・・・。つらい・・・。 | ||||
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最初に「ネズミ」がでてきたとき、本当の「鼠」?人間? どっちだろう?と思いました。 読み進んでいき、小型ロボットのネズミと、ネズミという名前の人間の両方をネズミと呼べるかもしれないと思いました。 管理社会から逃れようというのは、人間の本能なのだろう。 管理社会を守る側の人間の弱さが感じられませんでした。 管理社会を守る側の人間には、人間の弱さがあるのだろうと思われます。 著者の意図が、#1を読んだだけではわかりませんでした。 設定の意図などは理解できたので、#2以降も呼んでみようと思いました。 | ||||
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もともと近未来的な小説が好きな自分ですが、 この作品はドンピシャでした。 ただ、本屋で少しパラパラと捲っただけのつもりが のめり込んでしまい、すぐに1巻を読破しました。 まるで映画を見ているような小説です。 | ||||
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何度も重ねて勧められ、試しに一巻を読んでみた。 これはまずい。続きが気になる。残りも一気に読みたい。面白かった。 従順で優等な自然。しかし、人もまた自然の一部であり、自然を身のうちに飼っている。その自然は、果たして従順で優等でばかりいるだろうか。 理想の都市ははりぼてだった。環境だけではなく情報も統制されている。猜疑心を持ち、忠誠を誓えなくなったとき、都市から排除される。少年たちは、ここからどこに行き、何を見るのか。何を壊し、何を掴むのか。生き延びることはできるのだろうか。 残酷で傲慢な現実に肉薄してなお、希望を描く物語を書きたいという、作者の意気に期待する。 | ||||
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近未来都市とその謎に迫るお話。 児童書のようですが、読んでる年齢層は大人の方が多い気がします(気がするだけかも?) 文体は読みやすくて、回りくどくなく、一日で一冊読めると思います。 ふたりの少年を容赦なく襲う過酷な展開にハラハラしました。 内容は割とシリアスですが、重すぎずよいです。 ファンタジーではないと思います。 同性愛が好きな方にはオススメします。 キュンとくること間違いなしです。 | ||||
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あさのあつこという作家を知ったのは少年野球小説の「バッテリー」で、これも大好きだけど、こちらは近未来ファンタジーです。 2歳のときの検査で能力最高ランクと位置づけられ、エリートとして最高の教育を受けている紫苑は、12歳の誕生日に、嵐の中窓を開けます。 そこから入ってきたのは、肩に銃創を負い、当局から追われている「ネズミ」と自称する少年。 彼を助けた罪で、NO.6のエリートだった紫苑は最下層に落とされてしまいます。 それでもそのときのことを少しも後悔していない自分に気付く紫苑。 16歳になったときある不思議な事件が起こり、それを目撃した紫苑は追われる身となります。 かけられた罠。 ネズミとの再会。 NO.6からの逃走。 一巻目は息もつかせぬ展開です。 | ||||
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文章が読み易い。薄目ということもあって2時間も掛からずに読めた。 設定がごたついているのではと危惧していたのだが、記載は結構簡素で、そのとき要る事のみを書いている感じだ。 解りやすいが、細かな状況、容姿などで「どういう事?」と思うこと多々。 全文がキャラ視点だが、会話のテンポがよく、説明する箇所がわざとらしくなくて好感が持てる。 また、同性愛が..という話を聴いていて若干の抵抗感があったのだが、この一巻においては然程感じなかった。 しかし名前のつけ方は少し気になってしまう。電撃、ビーンズ文庫などのようだと感じる…。 まだ冒頭部といったところなので、気分的には星3つですが今後への期待で4つに。 | ||||
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窓を開けてしまっただけで、人生が変わる事がある。 No.6と呼ばれる聖都市。ここでは誰もが幸せで、全てが理想的な世界。そう思われていた。 12歳の少年紫苑はその頭脳の為優遇された生活を送りながらも、心の底に衝動を抱えていた。―そしてある嵐の日、窓を開け、紫苑と「ネズミ」は出会った。 この出会いは偶然なのか、必然なのか。2人はNo.6の真の姿に立ち向かう事に―。 16歳の天然・紫苑とクールな謎の少年・ネズミ。正反対な2人のやりとりが絶妙で面白かったです!オススメ(^∇^;)☆ | ||||
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私は単行本が出版されていることを知らず文庫版をカバー買いしました。作者があさのあつこさんだったということもあります。「バッテリー」は実は読んだことがないのですが有名なのでその作者さんだから面白いかな、と軽い気持ちで買いました。 淡泊な語り口の中の細やかな心理描写。何より台詞選びが良いです。これはこのキャラクターだから言える台詞だというものをぴたりと当ててきます。例えば紫苑の(ネズミが言うように)普通なら恥ずかしい台詞も紫苑ならと思わせます。私はしばしば読書中に登場人物の言うことが恥ずかしくて思わず本から目を背け、突っ伏すという奇行(笑)に走るのですが、彼の台詞は不思議とするりと中に入ってきました。 確かに同性愛的要素を苦手とする人は受け付けにくいかもしれませんが、私はそれを理由にこの作品を読まないのはもったいないと思います。作中の二人の接触は彼ら自身が人の温かさを知るために必要なものだと思うので。それが友情だろうと愛情だろうともっと別の何かだろうと。 本当に、是非読んで欲しい作品です。 | ||||
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これも児童書なのかな? 2013年の未来都市《NO.6》。2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑(しおん)。何一つ不自由の無い生活を保障されていたはずなのに・・・。12歳の誕生日の夜、特別警戒地域から逃走した少年「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。エリートコースはリセットされ、待つのは破滅……? まだ物語りは始まったばかりなので、期待を込めて星4つです。 | ||||
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今までにない新感覚の小説です。バッテリーもいいけど、私はこっちの方が好きかな??ネズミと紫苑の微妙な関係が好きデス☆ちょっと発刊が遅いけど、毎回楽しみにしてます。すぐに読み終わってしまうほど、ハラハラドキドキがとまりません!! | ||||
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図書館で気軽に読めそうな本を探していて、見つけました。 この本、背景といいキャラの設定といい、ちょっと間違えば電撃文庫とかあのあたり とかぶってしまいそうなのに雰囲気違う気がするのは文章がいいからか 展開が面白いからか・・・ともかく、物凄くハマったのです。 久々に読み終わってから読み返す、ということを繰り返してしまいました。 今まで出てる本はちょっと表紙が気に入らないので 文庫本で早く続きが出ることを祈ってます。 | ||||
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最初のページをめくった瞬間、この物語の中に一気にのめり込んでしまいました。 普通の小説の始まりって、主人公が楽しそうに笑ってるシーンだったりしますよね。 でも、この物語は、肩を撃たれて血を流している怪しげな雰囲気からの始まりです。 そこら辺で、すでにドキドキしていました。 そして、2歳の時に優秀な子供と認められ、NO.6でもっとも最高の都市『クロノス』に暮らす、 ちょっと天然な主人公・紫苑。 この少年は、今年12歳の誕生日を迎えようとしていました。 紫苑には父親がいなく、母親と2人暮らしです。 でも、NO.6の最高都市に住んでいるので、不自由な事は何一つありません。 …ただ、最近、その親子は、何事にも“つまらない”と感じていました。 何もかも自分の身近にありすぎて、求める事が無いのです。 この『NO.6』の舞台は西暦2013年の近未来。 何もかも今と違っていて、驚かされます。 例えば、紫苑たち親子の会話では、たかがスプーンが落ちただけなのに、「スプーン、殺菌する?」です。 普通に「洗う?」と聞けばいいのに…と、ちょっと笑えてしまいました。 …そんな親子の人生が、1人の少年を助けたばっかりにリセットされてしまいます。 今までとはうって変わって、奈落の底に突き落とされた様な人生の始まりです。 そんな親子の不幸をまねいた原因でもある少年ネズミは、 友人が原因不明の事件で死亡してしまったばっかりに、市から犯人扱いされ、 牢獄に送られようとしていた紫苑を助けます。 そこから、きっと紫苑の口からは、“つまんない”という言葉は聞かなくなるでしょう。 いつの間にか時間を忘れさせてくれる、この物語。 作者あさのあつこ先生の文才には驚かされます。 難しい内容なのに、そんな文章は一文字も使わない。 そして、その読みやすさには、誰でも物語の中に入っていけるのではないでしょうか。 | ||||
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このお話は『ただのBL本』『残酷だから嫌だ』等々の感想だけを持つにはもったいないと思います。 本書の文章をただなぞるだけではなく『なぜこんなセリフを言うのか』『なぜこんな酷いことをするのか』を自分で考えて、事の背景を、裏側を見つめると、その深さを感じられるはずです。人間の本質である“愛”“生”“死”“欲”がストレート過ぎるくらいに書かれている本だと思います。 もし『BL本だから…』『残酷だから…』という意見を、主人公である紫苑とネズミが聞いたら。 紫苑は「大切な人に素直な思いを伝えているだけなのに、自分の現状を受け止め、生き抜いていこうとしているだけなのに、なぜ酷い事を言われなきゃいけないんだ」と言い、ネズミなら「ほおっておけ。言いたいヤツには、好きに言わせておけば良いよ」と言いそうだなとちょっと思ったりしました。(アクマで私の想像です) | ||||
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紫苑は10年前に受けた2歳児の検診で知能面最高ランクと認定され、エリートとして最高の環境で教育を受けていた。 しかし12歳の誕生日に、肩を撃たれて逃げているネズミと自称する少年をかくまい、その行為のためにエリートとしての権利を全て奪われて、別の生活が始まる。 きっちりとピラミッド型に整えられた階級社会のトップクラスから、一気に最下層に落とされた紫苑と、謎の少年ネズミの物語です。 事件から4年後、あのままエリートコースにいれば、今頃はただ勉強していればよかったはずの紫苑は、特権を失って公園管理の仕事をしながら労働局の技術コースに通う生活をしています。 ロボットを使って公園の清掃と監視をしている紫苑の前に、ある日不思議な事件が起こります。 追いつめられていく紫苑と、突然現れる救け手。 キャラクターも魅力的で、事件の行方も気になります。 | ||||
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ネズミは逃げていた。撃たれた血は止まらず、管理体制の敷かれた場所で、彼はもうほとんど生き延びることを諦めていた。 一方紫苑は飽いていた。2歳の検診ですぐれた頭脳を認められ最高ランクの資格を得た。特別区域の整えられた環境にはおよそ必要だと考えられるすべてがある。それでも彼はそれを打ち壊したいという衝動を抱えていた。 嵐の夜にふたりは出会う。平穏を厭った紫苑は窓を開け、あまつさえ警備システムまで切っていた。ネズミはそこに忍び込む。特別警戒地域から逃げてきたと気付いたくせに、紫苑は彼を癒し、逃がしてしまう。それは紫苑が12歳になった夜のこと。 そのために彼は持っていた特権のほとんどを失う。4年がたち、エリートの座から滑り落ちた紫苑は公園のごみ回収の仕事をしていた。そこで異常な死体を目撃する。不穏な気配が忍び寄る中、紫苑はネズミと再会する―― ちなみに№6というのは紫苑の住む理想都市です。さくさく読めます。児童書というよりはライトノベルのような気がするような。児童書なら性的な発言は避けるよなぁ。お話自体はしっかりしてまして、そんでもってちょっとだけホラー風味。 どこかに行きたい。飼い殺しにされたくない。真実が知りたい。置いて行かれたくない。自分の力を試したい。軽蔑されるのは怖い。日常を奪われたくない。惰性を叩き壊したい。死にたくない。痛みは怖い。今更に言葉にするのは恥ずかしいような、けれどどこかに生々しくある感情を、つよく一途にあさのさんは描きます。 紫苑のセリフが時々すんごい恥ずかしいです。 純粋培養天然エリート少年の紫苑と、皮肉屋で古典文学に造詣が深くて、秘密めかせて時々危険で、だけどふっと優しいネズミとの友情…とも言いがたい関係が、一番の見所だと思います。 あとはまあ、№6には何があるのかとか、紫苑の父親とかネズミの秘密とか気になるところは山盛りでひっぱられます。楽しく読みました。 読み手を選ぶお話ではないです。特に近未来物好きな人なら大概喜べるんじゃないですかね。 難点は文字替えがウザイことです。 | ||||
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あさのあつこさんの本は、これが初めてなのですが、 この本は面白いし、紫苑がどのように成長していくのかがよくわかります。 一度読んでみては? | ||||
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近未来(らしき場所)を舞台にしたSF。 選ばれたものしかすむことの出来ない都市NO.6 更にその中でもエリートと呼ばれる人々が暮らす「クロノス」 その都市の住人である十二歳の少年紫苑は、ある台風の日、犯罪者を匿うことになる。 それが、将来を約束された少年の人生を、180度狂わせてしまうことに・・・。 読み始めると、続きが気になって止まりません。次の巻にもすぐ手が伸びてしまうこと請け合いです。 紫苑とネズミの関係も気になるところ。 読みやすいので、SFを読んだことのない人にもオススメです。 | ||||
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こんなにドキドキしながら読んだ本は初めてでした。この後紫苑がどうなるのか気になって気になって・・・。今自分が、どんなに幸せに生きているのかわかりました。すごくおすすめです!! | ||||
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