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遍照の海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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京都の裕福な紙屋の娘に生まれながら、運命の波にもまれて一旦は死罪を宣告され、結局は四国に追われ、死ぬまで遍路として歩きつづけた一人の女性を描いたものです。 私自身、連休を利用して気楽な遍路を楽しんでいますが、当時の四国遍路にはこのように、色々な理由で故郷を追われ、或いは自ら逃避して、遍路となって歩き続けた人々がたくさんいたということです。「木枯らしやわが身一つの棄てどころ」「月の夜やわらぢに痛し雪の道」など、主人公の詠んだ鮮烈な俳句に触れると、私のやっている趣味遍路が罪に思えて来ます。 こんな俳句が随所に挿入されているので、てっきり実話をベースにした歴史小説だと思って読んでいたら、最後になって、主人公の句帳が燃えてなくなってしまうので、意外でした。 あとがきと解説によれば、本作品はまったくのフィクションで、作者は構想5年、何度も四国に取材旅行をして執筆したとのことです。俳句はすべて作者の詠んだものです。小説家というのはまことに偉大ですね。 | ||||
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