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ふわふわの泉
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ふわふわの泉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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楽しければすべて良し。 うだうだとつまらない事で文句言うのはもったいない。 | ||||
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泉って「fountain」ではなく女の子の名前だった。ふつうのJKが空気より軽い物質を発明したことから 物語が展開する。遠未来でもなく超科学でもなくタイムトラベルでもない。現代の日本で、日常生活を営む 高校生たちのふわふわしたまあーるい雰囲気のSF。 さあー読むぞ!と身構える必要もないので、肩がこらない。「南極点のピアピア動画」とならび、何とも 言えない幸せな気持ちにさせる野尻世界が好き。 最近、新作を見ないので淋しいです。野尻さん何とか頑張ってお願いします。ふわふわする物語をネ。 | ||||
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まだファミ通文庫のころに、次男(小学生)に読書感想文用の本を推薦するために初読。以来何回か買い直してついに電書を購入。次男にも役に立ったが、私にも必要な書物なので、スマホで必要な時に読めるようにした。元気が出る。 | ||||
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他のレビュワーも「ご都合主義」と言っている方がいますが、まさにその通りだと思います。 SF要素はさすがで高評価できますが、物語としては残念ながら低評価です。 ○高評価点 ・ふわふわという画期的な素材と、その素材があったときの応用例の提示 ○低評価点 ・ご都合主義 簡単に言うと、物事のすすむ速度が異様に早く、現実を知らない学生が書いたプロットのように思えてしまいます。 ちょっとした製品の開発ですら1-2年は余裕でかかるものなので、新しい素材で巨大な建造物をつくるとなったら検証・その他法令・世間への受け入れだけでも10年では足りないでしょう。 おそらく、時間を10倍に引き延ばせば、それなりに説得力のある話になったと思います。 野尻氏はその程度のことは分かっていると思いますが、おそらく主人公を女子高生にしてしまったので主人公が若いままエンディングを迎えさせたかったのでしょう。 そうすると、数年でとんでもない発展をさせないとつじつまが合わず、こんな強引な話運びになってしまったのだと思われます。 ・飛び飛び 話の進め方がすごく早いので、なんというかプロットをそのまま文章化した物を読まされているようで、飛び飛び感がありました。 ・後半のネタ ある存在が出てきますが、ここで主人公がフェードアウトしてしまいます。 主人公がその存在の顛末を見守る形で描いていればまだよかったのですが、この書き方だと主人公と全然関係ない話が展開されているように感じて興ざめでした。 ○個人的な感想 「SF設定が絡み合う『物語』」を読みたかったのですが、これは「SF設定を見せるために荒いプロットを組んだだけ」って感じでした。あんまり、物語してなかった。 登場人物も喜怒哀楽がとても薄く感じました。 簡単に言うと、泥臭さがなくて現実味が全然無くて、なろう系の「俺TUEEE」的な話を読んでいるときに近い上滑り感がありました。 (太陽の簒奪者とか沈黙のフライバイはめちゃ楽しんだのですが) SF要素は十分素晴らしいから、物語要素ももっとがんばってほしいと思いました。 | ||||
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後書きで泣きそうになったのは、初めてかもしれない。 理由は分からない。 なにしろ、面白かった。 | ||||
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化学好き女子高生朝倉泉が偶然発見した、ダイヤモンドより硬く、空気より軽い新素材「ふわふわ」によって始まる壮大なSFサクセスストーリー。 ガジェットも文章もある意味軽くて明るく、全体的に夢のある話で面白かった。 ぶっ飛んだスケールなのに、堅苦しくないというか、展開も早くとんとん拍子で気持ちが良い。 ふわふわの機能性は圧巻で、その素材を使って作られる奇妙な建造物群のイメージは、SF的遠望感があってロマンティック。 空中コミューン、宇宙進出……素材発見から数年で可能になるなんて、泉とふわふわの存在する世界が羨ましい。 現実にも、こんなのあったらいいなと思いました。 | ||||
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ふわふわさらさらしててさくさく読めて楽しい! 一つのアイデアでこうも楽しい展開するとは思いもしなかった | ||||
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読んでみるまでタイトルがクラークの「楽園の泉」から取っていることに気づきませんでした。 ライトに書いていますが、一皮剥いたら、ハードSFです。未知への探究心や、科学的好奇心を全面的に肯定している内容なので、科学好きの人は面白く読めると思います。 特に、「楽園の泉」がお気に入りの人には、ぜひ読んでもらいたいと思います。 | ||||
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・・・ふわふわと浮かび上がろう。タイトルがテーマと作者の意図を表しているのではないでしょうか。 2001年に、最初、若年の読者向けにラノベ・レーベルで発表された本格SFの入門書です。 展開はハードSF的ですが、高校生が主人公なので読み易い。専門用語はイメージさえつかめたら問題なし。 文化祭の準備をしていた高校の化学部員が偶然作りだした新素材。それによって変わっていく世界と人類。 特許を取って遊んで暮らすために主人公が作った会社が数年で大企業になるなど、ちょっとご都合主義的過ぎるほどラノベ的に進んでいく物語ですが、そこで描かれるのは小さな発見から広がっていく大きな物語。技術的なブレイクスルーが社会に与える広範な影響、それは人の在り方や国家までも変えていく可能性があります。小さな新素材が技術的な積み上げによってスケールを拡大して宇宙にまでつながっていく展開は見事です。 終盤の展開はちょっと唐突ですが、宇宙に向かって広がっていく人類の未来史の入門書と考えればおかしくはないでしょう。宇宙に至る道の追及は、SFの大御所、クラークの跡を継ぎながら、サイバーパンクを取り込んでいます。 先の見通せない世の中ですが、本書のように、軽く、明るい話は良いですね。 | ||||
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全体的には気に入ったんですが、ラストは蛇足というかご都合主義が過ぎませんかね? 最後まで細腕繁盛記を描き切って欲しかった。 | ||||
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始めっから最後まで面白い 最後に出てくるあれ、ほんとにワクワクする(^^ SFは可能性の模索ができるので好きです 続きが出てほしいけれどこれで簡潔なのがまたいい感じ。 | ||||
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科学部の女子高生が現在の世界を変えるようなとある新物質”ふわふわ”を発見(製造)して…、といった内容である。 話全体を通して、そのふわふわを用いた色々アイデアと、それによる世界の変化がテンポよく書かれていく。 特に難しい科学的知識も必要ないような単純なアイデアだが、きちんと最初から最後まで技術的課題に対してふわふわを用いて解決していく様は読んでて面白い。また、書き方も何となく(主人公の性格からか)フワフワした感じで書かれているいるため、安心して読めた。 実は、主人公の様に新たな物質を発見して…、と言った様な空想を私も若かりし頃していた。笑 (中学校くらいから理系を目指してた人は意外と同じような経験ないですか?) 最後の方に唐突に登場したものには驚いたが、それを用いてきちんと最後に話をまとめた事と上述の様な理由から評価したい作品である。 | ||||
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確かに「ふわふわ」の可能性が出てきたし、作者も呟いているし実用化されれば面白い事になりそう。 再読してみるとスター・フォッグ無しでふわふわと泉ちゃんと昶君の物語でも良かったような気がしないでもないな。 スター・フォッグはナノマシンみたいだからピアピアの世界の入り口の様な気がするな。 出来れば作家野尻抱介(現在、猟師だけど)の新作が読みたいな。 | ||||
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堅苦しいものが多いSFジャンルの中、本作はタイトル通りふわふわと読みやすい。サクサク読めるわりにSF要素はしっかり押さえてあるので中身は詰まってます。 本作はふわふわという新素材を偶然発明した主人公のお話。始めから終わりまで一貫して夢と希望に満ち溢れたストーリーになっています。 ふわふわはあらゆるものに利用できる素材なので特許を取るにしろ会社を立ち上げるにしろ要所要所でもっと山あり谷ありがあってもいい気がしますが本作にはそういうビジネス部分のドロドロはありません。都合のいい展開と言われる所以はそこかな?すべてがトントン拍子、万事順調に進むので挫折もなければカタルシスもない、正直読んでいて物足りない。なのでその分☆は減らしました。 SF小説でありながら青春小説要素も盛り込まれているので学生の時に読んだらまた印象も違ったと思います。☆2。 | ||||
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キャラクターも濃く物語もトントンと進み文章もわかりやすいので想像しやすくて傑作だと思います。 | ||||
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ライトノベルっぽい表紙だからって色眼鏡で見ずに、まずは読んでみて欲しいです。小学校高学年のお子さんいる方には特にオススメしたいです。 暴力描写なし、性描写なし。多少化学用語が出てきますが、ふわふわに関する創作部分以外はマトモな使い方をしていますし、文章も平易でクセがありません。 努力することの意義、人生と仕事の関係、多様性を受け入れること、新技術への夢と試行錯誤の素晴らしさ。そんな事を詰め込んでるのに、ちっとも説教臭くなくてワクワク読ませます。 大人が読むには毒が無いけど、ローティーンには丁度良いと思います。 こどもかがく館とか好きなお子さんがいる全国の親御さんは読んでみて、そして、お子さんに読ませてあげて欲しいです。 | ||||
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新しい技術が発明された時に次に行うことは何か?その中で生まれる心躍る興奮と様々な障害が描かれています。 SF好きや新しいもの好きな人にお勧めです。 あと、オチが秀逸なので必ず最後まで読んで欲しいです。 | ||||
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ちょっとご都合主義過ぎますかねー そういう作品なのは分かってはいますが、私の感覚からはちょっと鼻についてしまいました。 | ||||
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最近別の出版社から再販されましたが、こちらはかわいらしいイラストが満載です。ただし、内容はガチのハードSFなので、理工学がいまいちな人はWikipediaを紐解きながら読みましょう。 | ||||
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化学部長の女子高生が偶然、空気よりも軽い素材、立方晶窒化炭素を生成してしまった。 そこから始まる物語。 ふわふわと名づけたその物質を作る会社を立ち上げ、様々な事業に手を出す。 「努力しないで生きる」がモットーのはずの主人公だが、実にバイタリティあふれる活動をする。 作中でもその矛盾に主人公が気が付くが、「世の中には二種類の努力が有る。して楽しい努力と、楽しくない努力だ」とも気付く。 この作品は立方晶窒化炭素を安く作れるようになったらどんなことができるかという思考実験にもなっている。 単に技術的にどんなことができるかにとどまらない、どんな人々がどんなことを始めるか、そんなことにまで言及されている。 楽しい思考実験を見せてもらいました。 そうそう、あとがきの最後に「本書の終わりで、なぜ三人が笑い転げているのか、おわかりだろうか?」とある。 それは、本編を読み終えたところで感じた違和感への問いでもある。 そのヒントはあとがきのその前の一文だと思うのだが、今一つピンとこない。 これは作者からの宿題としよう。 | ||||
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