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冬天の昴



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【この小説が収録されている参考書籍】
冬天の昴
冬天の昴 (光文社時代小説文庫)

冬天の昴の評価: 4.20/5点 レビュー 15件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

子宮で紡いだ物語

ハードボイル。なのに、この物語は、男には書けない。
重箱の隅までつつくような執拗な書き込み、追い込み。
全てを物語を自分の手で100%説明し尽くす几帳面さ。
子宮がないと書けない、と思ってしまう。

Love&hateな感想を抱く。
星は3.5~4.5。その時の気分よって評価が異なる。
時々、やはり疲れる。
ベットリとした手を背中にこすりつけられる気分になって疲れる。
でも、女子にしか書けない2人の主人公を面白く感じるのも事実。
最近、特にこの本では、信次郎がひときわ、過激。
信次郎の清之介に寄せる思いが「熱い」。ひときわドS。
食い殺しそうな勢い。

あさのあつこさん、このシリーズは、煌びやかな日本語が目立つ。
ちょっと派手なくらい、これでもかこれでもかと連発する。
キラキラした日本語。ちょっーとやり過ぎかと思うと、いつものように
物語の3分の2が過ぎる頃、収束する。
前半のキラキラ日本語の迫力は、相当集中して書いておられるのでしょう。
他の作品ではここまでやらないので、思い入れの深いシリーズなのでしょう。
この点も楽しみにしています。

うーん、もう少し読者を疲れさせない男らしい男の二人も読みたいです。
冬天の昴Amazon書評・レビュー:冬天の昴より
4334929311

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