花宴
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藤沢周平、葉室麟の系譜を引くような読後に切なくも美しいと感じる歴史小説だと思いました。 | ||||
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夫婦とは何か考えさせられた。 身近な人にいる人を大切にしようと思った。 | ||||
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藤沢周平の書く男女の愛は、派手さがない故、現代的には物足りないでしょうけれど、静謐で、抑えに抑えた筆致で品格があり、言葉少ない中にも見事に豊かに語りかけてきます。そこが凄い!その藤沢周平の小説を少し思い起こさせる作品でした。 この物語の主人公、紀江の心情を。あさのあつこは、細かく多く語りますが(その点で藤沢周平とは大きく違う)、男性陣の心持は多くを書きません。あくまでも紀江の心をしつこいほど丹念に追いかけていく。このしつこさはあさのあつこさんの得意とするところです。 そして、あさのあつこさんの年季を感じました。若い作家さんには書けない作品ですね。そして、武家の世界という制限あってこその舞台設定でした。こういうストーリーは時代小説でないと叶わないですよね・・・ | ||||
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評価点が低いので、あえて、書きました。 私は「弥勒の月」や「燦」よりも面白いと思いました。 これは、女の心の内側を書いたものであり、親子や夫婦を書いたものではないと思います。江戸時代にあのような女がいたかどうかは別にして、紀江のような女がいてもいいと思います。お家騒動は、多くの時代物の定番ですが、女が係ることはあまりありません。終盤までお家騒動の影は見えませんでしたが、女目線であれば見えなくてもいいのでしょう。ただ、三和との闘いのために、布石として途中で試合をする場面には少し無理がありました。そういう意味では、紀江が小太刀の名手であることも作者の勝手なのでしょう。作者は、時代物は制約が多いと言っているようですが、時代物だからこその自由度を利用しているのですから贅沢を言ってはいけません。 物語として、面白いか。私は、面白かった。あさのあつこは女性なのに、くどくどと説明をしないところが好きです。もちろん、男性でもくどくど書く人がいます。フィクションなのですから、飛び出してしまえばいいのに、と思います。歴史・時代物というジャンルになっていますが、ここを明確に区別すれば、もっと面白い作品が生まれるかもしれません。ただし、荒唐無稽は喜劇のジャンルにするという条件付きです。 | ||||
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妻となっても忘れられない人がいる。 そんな甘く切ない話かと思いきや、そうではありませんでした。 現代では想像できない武家女の凛々しさを見た気がします。 ただ、夫勝之進との心の触れ合いをもう少し丁寧に 描いて欲しかったなぁと思います。 彼の魅力があまり伝わらない。 コンパクトにまとめた感じです。 切なくてやりきれないけど、読後は悪くないです。 それがこの作家さんの力量なのでしようかね。 | ||||
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