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台北アセット
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台北アセットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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相変わらずページ辺りの文字数が少ないので、全体的に薄っぺらい内容で期待外れ 展開も予定調和 | ||||
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うーん、今野作品としては「駄作」としか言いようがないなぁ。 倉島警部補はほとんど活躍しないし、各プロットが浅い。 なんか、最近作は惰性で出してるんじゃない? | ||||
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今野敏作品としては出来が悪い方のお話。 人物造形がザツ。展開も甘い。 読後感だけは今野敏風味にチューニングされているが、これはプロの小手先テクニック。 また、今野作品の一部によくあるパターンだが、美貌の女性が、その容貌を影響力として使い周囲が惑わされていく。という事象を、ストーリー展開のピボットとして今作でも多く用いているが、いまどきこんなものはルッキズムとして排斥されないとイケナイもの。昭和の娯楽小説でもあるまいし。 | ||||
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台湾で日本の公安という材料としては面白そうなのに、公安らしさもイマイチだし、登場人物全部が魅力薄い。 そもそも他国で外国の警察が捜査できるという設定からしてリアリティが欠如していてそれをカバーするような展開も生まれていないので、全部が作り物感で満たされてしまう。 著者の警察作品は面白いシリーズ多いのに、このシリーズだけなぜこんな展開になってしまうのか。 | ||||
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著作の99%は読んでいる今野敏。本作もページをめくる手がとまらない。つい一気に読んでしまいたくなる筆の運びは、流石今野敏だと思う。 しかし読後に何が残ったかと言うと、本作に関してはあまりにも中身が無いので何も残らなかった。 なぜかと言うと、本作は今野敏王道のパターンを幾つか組み合わせているだけで、何ら目新しい展開が無いからだ。 一つは隠蔽捜査シリーズの定番で有る、仕事としての事件と家庭内の事件二つが同時平行で発生するが、どちらも同じように綺麗に収束するパターン。 本作で言えば、要請があった台北での業務中に日本の現地法人会社で殺人事件が発生。同時に、一緒に出張に連れてきた”ゼロ”帰りの後輩が、ゼロ研修中に受けたであろう重圧から、精神状態が脆くなっているのに気付いた主人公が、荒療治に出る。 本作の主役級の登場人物である日本の現地法人で採用された女性も、隠蔽捜査シリーズの大森署署長同様、恐ろしく美しい。 当然、殺人事件の過程でこの美人女性に疑いをかけるが、今野敏のパターンを知っている身としては、まずこの女性が犯人ではあり得ないという前提で読み進めてしまう。すると、犯人は一人しか残っていないので、誰が殺人事件の首謀者かわかってしまう。 今野敏の醍醐味は犯人探しでは無いので、誰が首謀者かすぐにわかるのは問題では無い。しかし、ゼロ帰りの主人公は、もっと状況証拠から事件を解決していくのが普通だろう。 本作では推測だけで話しが進んでいってしまう。 また、今野敏の小説は現実に即した行動に重きを置いている気がする。王道の地の文「ドラマや映画では〇〇だが、実際は・・・」の様に、移動は警察車両では無く電車を使うなど、派手さは無いが、リアリティが高まる。 しかし、徹底して自分を隠すことに長けているゼロ帰りの公安マンが、こうも簡単に現地で起きた殺人事件に関与しようとするだろうか?目の前で殺人事件が起きても見て見ぬふりをするのが公安なのでは? また、ロシア担当の人間が台湾に出張するのだろうか?中国担当などが居るのでは?と、近年の今野敏小説によく出てくる「ドラマ化ありき」の作品なのでは?と感じた。 | ||||
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全く意味不明な作品。作業をするために資金を入手したのにまったく何もしていない。作業費はホテル代のみ。今野敏どうした!!?? | ||||
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話しの前半で、ほぼ登場人物のバックや、大まかな結末が予想でき、最近の倉島シリーズは、レベルダウンしてる。 | ||||
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読んでいて楽しい 台湾に旅している感じがして、是非、実際に訪れてみたいと思わせてくれました。 | ||||
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著者の色が台湾でも発揮されている。読み終わった後の爽快感は、著者の実力か。 | ||||
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好きな著者なので、ほぼ全作品読んでいます。ストリー展開等のアイデアが良く、一気に読み終えた。 | ||||
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インテリジェンス機関である公安タスク、台北での”作業”を描く。 トリガーはサイバー攻撃。 メリハリと軽快なテンポで読みやすい。 ”ゼロ”出身の後輩のデビューは裁量を持たせ育成していく。 垣根を越えて公平に。 人は礼節をもって接するべきだと。 | ||||
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とても満足しています。 ありがとうございました。 | ||||
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今野節は大好きです。ますますの活躍を期待しています。 | ||||
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公安外事・倉島警部補シリーズを読むのは、はるか昔(笑)、「防諜捜査」(2016/5月)以来になります。 主人公・倉島は台湾の警察から研修の講師を依頼され、ゼロの研修から戻った西本と共に台北へと向かいます。サイバー攻撃を受けた現地法人<ニッポンLC>の要請により捜査を開始しますが、その会社のシステム担当者が殺害されるに及んで日本人役員にその疑いの目が向けられます。その殺人が起こるのは読み始めて40%ぐらいのところでしょうか?そこでサイバー攻撃と殺人事件が或る繋がりを見せ、正規の「公安外事」としての捜査が開始されることになります。 それにしてもそこまで事件が起きないにも関わらずリーダビリティが高い理由は何なのでしょう?日本と台湾の関係性、両国の警察組織の違い或いは相似、共に働く後輩・西本へと向ける先輩としての倉島の眼差しなどを描写する合間にさり気なくパズラーとしての幾つかの伏線を張るというプロフェッショナルな書き手としての仕事が光彩を放っているからに違いありません。 以降も有田焼に纏わる歴史などもインサートし、幾つかの言えないことを経て(笑)、小気味良いツイストをいくつか散りばめながら今野敏は読者に爽快なエンディングを迎えさせてくれます。それは職人芸の極みと言っていい。小さく炸裂するパズラーのバックドアに仕掛けられたヒューミント爆弾。 1990年代後半、観光で台北を訪れたことがありましたが、空港から台北市内へと入るバスから見た景色に驚いたことを覚えています。それは子供の頃に見た<日本>のような風景と言えばいいのか?そんな景色でした。「台北101」の完成以降、それも変わってしまったかもしれません。 □「台北アセット 倉島警部補シリーズ」(今野敏 文藝春秋) 2023/11/14。 | ||||
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