アンリアル

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アンリアルの評価:

4.17/5点 レビュー 6件。 B ランク

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No.1
(2pt)

間延びしたアクションは実に耐え難い

長浦京を読むのは「プリンシパル」(2022/7月)以来になります。
 主人公、十九歳の沖野修也は警視庁山王警察からリクルートされ内閣府国際平和協力本部事務局・国際交流課二係へと出向を命じられます。危険が迫ると気配を感じ、殺意や敵意、憎悪を抱いている人間と対峙すると、その両目が光って見えるという彼の「特質」故に?
 物語は連作短編集のように4つの独立した事件(Case)から構成されているように見えますが、実はCase1からCase4へ幾つかの伏線が真相に向かって巻き取られ雪崩れ込んで行きます。「新参者」スタイル。
 しかしながらスパイ小説に拘泥するあまりストーリーを目眩しのように複雑にし過ぎているようにも感じられました。また、それぞれのCaseにはアクション・シーンが設けられていますが、特にCase3のパラパラしたアクション・シーンには不満が残りました。これもまた”Unreal”なのか?Netflix映画「タイラー・レイク 命の奪還2」(監督:サム・ハーグレイブ)を鑑賞後に読んだこともあって、ダイアローグに頼った間延びしたアクションは実に耐え難い。
 □「アンリアル」(長浦京 講談社) 2023/6/28。
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