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夫の墓には入りません(嫁をやめる日)
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夫の墓には入りません(嫁をやめる日)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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気持ちの離れた夫の突然死から、知らなかった夫のことが見えてきて苦しむ主人公。 さらに夫の親族との付き合いの難しさに苛立つ日々から乗り越えていく話です。 亡き夫に普通ではありえない秘密があったことで、この女性は精神的に救われます。現実的には裏切られた痛みを持ち続けたまま、残りの人生を歩むことになるのでしょう。 自分だったら…と考えながら読むことで、夫や夫の親族、自分の親、兄弟の立場で考えるきっかけになるかもしれません。 | ||||
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タイトルから何となく内容の想像はつきますが、それでもどんどん引き込まれ、一気に読みました。 | ||||
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垣谷美海さんの作品がとても好きです。姑と同居している身としては、垣谷さんの書くものは同感することばかりで、心の拠り所になっています。 | ||||
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垣谷さんの作品にハズレなし、と文庫化されているものはバンバン読んでおりますが、本作も面白かったです。苦しみからの解放だけではなく、情もあって読後感良かったです。 | ||||
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垣谷さんの小説は、2冊目です。 「ニュータウンは黄昏て」を最初に読み、 今回のを読みました。 なんというか、同じ時代を生きている、 市井に転がってる人生模様が小説に なっている点がすごく面白いです。 最初に旦那が亡くなった所から スタートして夫の過去や義実家に振り回されてる ところが結構、アルアル。 長崎という地方観光都市の様子も窺い知れて、 楽しく一気に読みましたが、 最後が少し綺麗にまとまりすぎかな。 過去の様子からして、それはちょっと違うんじゃない? と思えたりして・・・。 でも、主人公は架空の人物ですが、 それを超えて応援したい気持ちになりました。 | ||||
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夫の早死にで嫁の肩にいろいろな事が重くかかってくる。婚家の事、舅姑の今後の介護、引きこもりの義姉の世話など。嫁の役割がこれからずっと続くのか。勝手に墓や仏壇が決められたり、留守の間に姑がたびたび出入りするあたり考えただけでも重苦しい。ついに姻族関係終了届けを出すに至る。夫のことをよくわからず、あれこれ悩んでいたが引きこもりの姉が過去のことを勇気を出して話してくれ幾分、救われる。その後、町で見つけた元姑に声をかけタクシーを呼んでやり入院しているという元舅の見舞いに今度行こうと思ったとの終わり方に少しほっとした気持ちになった。 | ||||
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登場人物それぞれの持っているいろんな側面が描かれていてすばらしかったです。 小説の中のキャラは一面的になりがちなのに、主人公をめぐる人々の中の多面性を主人公が知っていき成長する物語です。 冷たい夫→愛人がいた→実は愛人ではなく自分は愛されていた 無口な父→娘思いの行動力のある父 上品な姑→嫁を支配しようとする姑→実は隠された厚かましさ→寂しい老女 ほかにも、登場人物一人一人に多面性がミラーボールのように描かれていました。 そういう人間の方が現実に生きている人間に近いと思います。 私はこういう人はこういうタイプと決めて人間を見てしまいがちですが、そうではない隠された内面をうまく小説にもりこんでリアルな人間を描いていることがすごいと思いました。 この作家のほかの作品も読んでみようと思いました。 | ||||
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垣谷さんの他の著作が面白かったので(七十歳死亡法案〜、結婚相手は〜、ニュータウン〜、老後の資金がありません等) こちらも購入して読みました。 社会問題を扱い、垣谷作品によくある男尊女卑にもがく主人公。 表紙の絵が表す通りです。主人公は素敵な家に住む自由な生活を手に入れたはずなんだけど、実際は雁字搦めの籠の鳥。 田舎だからなのか、嫁の地位など低く、 所詮介護要員なんでしょうか。 明日は我が身かも?と思いながら読みました。姻族解消は今後増えるかもしれませんね。 嫁の立場に苦しむ方にお勧めします。 | ||||
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あるある。わかるわかる。 読みながら、そう思うことしきり。 つぶしてもいい人間。なんだかぐさっときました。 読んだ後、もうばかみたいにお人好しなことはしないでおこう。いい人って思われなくてもいいから、自分を大事にしようって思った。 | ||||
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タイトルから嫁の立場になる人が読む本かと思いきや、男女関係なく今の時代の全ての人達への生きる術を伝える本でした。 仕事、恋愛、結婚、子供、介護に至るまで夏葉子の周囲で起こった出来事を通して展開されます。ラストも今後に希望が持てる内容だったので明日も頑張ろうって気になれます。 とても読みやすく、興味深い内容で目が離せず一気に読んでしまいました。いい本だと思います。 | ||||
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田舎での嫁の扱いがどんなものかよ~く書かれていると思います。 長崎弁がとてもよかったです。 | ||||
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夫が急死した嫁に対する姑の行動が、サスペンスのようでドキドキし、 納骨の際、墓石に嫁の名前が彫られていた・・・ホラー級の恐怖でした。 嫁やめる方法だけでなく、良い生き方のヒントを教えてもらいました。 特に娘を持つお父さんには、是非読んでほしい小説です。 | ||||
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