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勝負



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【この小説が収録されている参考書籍】
剣客商売勝負
剣客商売 十一 勝負 (新潮文庫)

勝負の評価: 4.50/5点 レビュー 10件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

「その日の三冬」は実に良い

「その日の三冬」は実に良い。
過去エピソードでの凛々しくも優しい心根と女武道の厚顔さが混じり合った描写があった上での、現在の妻になり母にもなったゆえの思いやりがとても美しい。
剣客商売 十一 勝負 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:剣客商売 十一 勝負 (新潮文庫)より
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No.9:
(5pt)

孫が生まれてアットホーム

第七巻「隠れ蓑」に次ぐ人情物語集、第二段といったところでしょうか。人の縁とは不思議、この巻もおもしろかったです。
小兵衛の孫、小太郎の成長もこれからは楽しみになりました。
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No.8:
(5pt)

言うまでもなく…

面白く夢中になって、あっ…と言う間に読み終えてしまったのは、言うまでもありません。
人情の厚さに目頭が熱くなる場面も度々です。
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No.7:
(4pt)

おはるの器量よし。小兵衛がほれるわけ。

秋山小兵衛に 待望の 孫が生まれた。
好々爺らしい雰囲気でありながら、
昔の弟子、同じ門下のもの、そして 知り合いたちが
それぞれの人生を歩み。
小兵衛が その極地を知らしめる。

人が落ちぶれるということは、
わずかな踏み外しによるものだが、
そのきっかけが 何ともいとおしい。
小兵衛は そのことに想いを寄せる。

それにしても おはる はなんと器量よし なんだろう。
おはるは 小兵衛のすべてを知らない。
小兵衛は すべてを語らない。
小兵衛は おはるを愛しているというより 慈愛をそそぐ。
おはるは 全身全霊 で受け止める。
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No.6:
(3pt)

良好

もう常連になってしまいました
店舗に置いていない物も早く手に入るので助かります
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No.5:
(5pt)

あぁ〜なんて面白いのでしょう(^_^;)

鬼平犯科帳から始まって、池波正太郎にどっぷりはまっております。寝不足になる位はまるとは…自分でも驚くばかり(。-_-。)
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No.4:
(4pt)

初孫誕生。秋山一家に新たな家族。新たな展開を見せる剣客商売第十一巻。

第十一巻いて遂に三冬と大治郎の間に子供が生まれる。
小兵衛にとっては初孫。
しかも男の子であり、この初孫の命名で一悶着する面白い話が印象的。
どうも、小兵衛は剣の道、人生においては達人ではあるが、名付け親としての名前を付けるセンスはどうも人並み以下らしい(笑)
小太郎という名も、小兵衛は気に入らず、鯉太郎だの、鯛之助だの食べ物の名前をつけようとしてるあたりが
他の家族からすごい不評を買ったようである(苦笑)

ほか、収録されている話で印象的なのが「剣の師弟」、「小判二十両」である。この巻では小兵衛の弟子たちの始末記
のような話がこの巻に限らずだが、巻数が進むごとに多くなってきている気がする。
剣の師弟の黒田精太郎は情状酌量の余地が極めて少ないといえようが、小判二十両の小野田万蔵の罪に対して
小兵衛は情けをかける。

生い立ちの憐れに加え、家族からも見捨てられた小野田万蔵の生きてくため、唯一心を通わした女の為に
やもえぬ仕儀に立ち至った経緯を思うと小兵衛はやはり、人を見る目というか、洞察力がすごいと思うのである。
そのほか、三冬がメインの話、「その日の三冬」、大治郎と立合ったことで起こる騒動を描いた本巻の表題である「勝負」など
粒ぞろいの話であるが、原作者の池波氏の執筆活動を思い巡らせると、
どうも春の嵐前後あたりから、マンネリ感や話のアイデアが枯渇してきたように思えてならない。

剣客商売の本編は十六巻の「浮沈」において終わりを迎えているが
池波氏が急逝したことにより、ファンの間では剣客商売はまだ続くのだ、いやあれで終わったのだ、という論争がある。
自分が思うに、剣客の本編はとりあえず十六巻で一旦は締めくくっているのだと自分は思う。

後は番外編や、定期的な特別読み切りとして単発的に描きたかったのだと思う。
こういう論争が起こるのは、各話の締めくくりが池波氏独特の余韻というか、後を引くような終わり方が多いことによって
引き起こされるものだと自分は感じるからだ。
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No.3:
(5pt)

しばらくすると再読します

何回目かの再読です。文庫ではなかなか読みづらくなりましたので、デジタル化してもらうと自分の読みやすい大きさで
文字を追ってゆけます。自然と場面が浮かび上がるのです。
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No.2:
(4pt)

勝負とは?

「負けてやれ」
意外な言葉に、大治郎は驚いて父小兵衛を見た。試合は精根のかぎりをつくして
戦うものだという信念を捨てられない大治郎は、全力で谷鎌之助に立ち向かうが・・・。
表題作「勝負」を含む7編を収録。「剣客商売」シリーズ11。

誰が見ても明らかに実力が上だからといって、必ず勝つとは限らない。いつもの力を
発揮できるかどうかは、おのれの心の状態により左右される。大治郎と鎌之助の試合も
まさにそうだった。勝負というのは不思議なものだと、表題作の「勝負」を読んでそう
思った。
そのほかに印象深かったのは、ある男の哀れとも思える生き様を描いた「その日の三冬」、
男と女の不思議な縁を面白おかしく描いた「時雨蕎麦」、思わぬなりゆきから敵討ちが
首尾よく運んだ話を描いた「助太刀」だ。
また、この作品では大治郎・三冬夫妻の子供が誕生する。その子がこれからどう成長して
いくのか?次回の作品を読むのが楽しみだ。
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No.1:
(5pt)

小兵衛と大治郎の差

とうとう大治郎に子供が生まれます。この子供の名前を巡り、小兵衛と大治郎ああだこうだやります。微笑ましいです。
小兵衛はとても顔が広く、また小兵衛を知る者たちは皆良い人ばかりですね。まただからこそ小兵衛はその人々と付き合っているのでしょうね。
人とのつながりはこうありたいと思える作品です。
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