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晩秋行



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【この小説が収録されている参考書籍】
晩秋行
新書) 晩秋行 (フタバノベルス)

晩秋行の評価: 3.55/5点 レビュー 20件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(5pt)

懐かしい気分

バブル,その後、還暦、そして古希を使える‥筆者と同年代の者にとっては、その時代の移り変わりの表現に自分を重ね合わせ、ストーリーに入り込み一気に読み上げ感情に浸ってました。
新書) 晩秋行 (フタバノベルス)Amazon書評・レビュー:新書) 晩秋行 (フタバノベルス)より
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No.19:
(5pt)

人それぞれの晩秋行

よく言われる事ですが、本の評価は、読む人の置かれた立場、年齢、状況、経験などでかなり違ってくるかと。。本書もその意味で読む人間を選ぶかもしれませんね。私の様に人生の後半期に突入し、所謂バブル期をわずかにかすっている人間にとっては色々考えさせられる内容でした(良い意味で。。。。)。他方、新宿鮫の様な路線を好まれる方には少し物足りないのかもしれません。。
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No.18:
(5pt)

バブル時代とその後

1960年生で社会人として特に金融、不動産関連会社でバブル景気を経験した人々にオススメです。バブル時代が懐かしいのとバブル景気崩壊後の今迄を振り返る事ができました。
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4575008125
No.17:
(5pt)

読みたかった本が 迅速に丁寧に送って下さり感謝しています。コロナ禍から外出が減り読書の時間が増えました。
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No.16:
(1pt)

これじゃない

大沢在昌は好きな作家なのだが、この作品は自分には全く響くものが無かった。
これを作品にする必要があったのか?担当編集者も何も言わなったのか。
失礼ながら、兎に角つまらないという一言です。
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No.15:
(1pt)

もうダメかも

全く面白くなかった。何とか読み終えたが読後感悪い。
何も盛り上がらないし、ハードボイルドも全く無し。大沢在昌、終わったのか、
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No.14:
(3pt)

作風が全体的に古臭い

主人公の行動に沿ってストーリーが進んでいくとは言え、ペラペラといろんな人におしゃべりしすぎな主人公。
一見ハードボイルド調のキャラなのに、こんな簡単に事業を明かす何も考えていなさそうな設定が合わないので、色々と話が進むと違和感ある。

話が着地すると思われる中でもうひとヒネリある展開はいつもの著者の作風でよい部分もあるが、せっかくの広がりもラストの投げっぱなしの終わり方で余韻よりも不満が残る。

ミステリーというかハードボイルドというかどれも中途半端な感じは、20年前のバブルの地上げを題材に組み立てていることにも寄るのだろう。
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No.13:
(3pt)

つまらぬ!

大沢さんの作品は好きでほとんど読んでますが、最近の作としては駄作!残念
鮫と、狩人以外はね
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No.12:
(3pt)

スッキリした結論が欲しかった

読み進んでかなり経ってからですね、この小説が(三人称が使われてはいますが)典型的なハードボイルド形式で書かれていることに気付いたのは。二見元会長を捜そうという件にしても、主人公の円藤自身が積極的だったいうのではなく、かれが「巻き込まれる」かたちで進行していきます。いわゆる「巻き込まれ型」ですね。こういった形式の小説はひとつひとつ事実を積み上げていかなければならないし、現実離れした物語の進行は許されないし、かなり制約が多く、当然筆力が要求されます。最近の若い作家さんでこの形式を敢えて採用しようというひとには絶えてお目に掛かりません。では作者は何故もっと簡単なアクション形式を採らずに、こうした難しい書き方を敢えて選択したんでしょうか。それはやはり80~90年代に対する思い入れがそうさせたのだろうと思います。ロス・マクドナルドの『動く標的』などに代表されるように、この小説形式は世の中の状況や主人公の思い入れを描くのに大変適した形式なのだと思います。

ハードボイルドというのは話の進行とそのリズム感を楽しむもので、隠された謎とかトリックとか云った面では比較的単純であることが多い。(チャンドラーの『長いお別れ』が単純なトリックだったのかと訊かれれば、ああいったものは例外とお答えする他ありませんけどね。)それと場面が主人公が登場する場面に限られるため、どうしてもどこかに出来すぎた偶然が出て来てしまいます。この小説は確かに大変よく書けていますが、そういう面がないといったら嘘になりますよね。たとえば主人公が中村の家を訪ねたとき偶然藤田旅館の主人が中村の車を物色しているところにぶち当たるのなどは、その典型でしょう。それ以前に、奈緒子なんて登場人物もちょっと都合が良すぎるといわれれば、たしかに良すぎますよね。それでも後半に突入していく流れには流石と感じさせられるものがあります。

ただ不満点を書かせていただくとすると、物語が終了してもいろいろな絡みが全て解かれた訳ではなく、何となく不明瞭なままに残ってしまっっているところが多いように感じられることです。結局主人公は何を求めていたんでしょうか。そしてそれに対して回答を得ることができたのでしょうか。ハードボイルド作品は幾つかの話が絡み合うのが特徴で、必ずしもその全てに結論が出るわけではなことは充分承知しています。しかし主旋律については、キッチリ纏めるというのがルールだと思います。そういう観点から、著者の筆力には感銘を受けつつも、もうひとつ読後感がスッキリしなかったというのが正直な感想です。この感想欄にも「年寄りの女々しいだけの話」と酷評していらっしゃる方がいましたが、そこ迄は云わないものの、最後が解決より感情移入の方に流れてしまっていることは確かだと思いました。
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No.11:
(4pt)

こんな人たちがいたんだなあと読み進み、女性の常に前を見て現実的な生き方と男性の 昔をひきずっている生き方が対称的でおもしろくそれぞれの女性のしたたかさもよく描かれています。

描写がざっくりで男性作家らしい
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No.10:
(5pt)

早く届きました☆

すぐに届いたのですぐに読み始めることが出来ました。内容が面白くてどんどん読み進めています。おすすめです。
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No.9:
(3pt)

30年経ってもバブルを引き摺る狐と狸たち

30年経って人生の秋を迎えた者たちがうごめく。
読み終えてみれば主人公を取り囲む女狐数名と狸たちの化かし合いだった。
昔の女を30年も引き摺る主人公の心情には付いて行けなかった。
それと作家になった中村の死ってストーリー展開の上で意味あったかな。

まあ、慣れた大沢さんの文章だけにすらすらと読み進むことはできた。
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No.8:
(3pt)

最後のスピード感は健在だが

かつての恋人との再会に劇的さがなく、30年経った風貌が???
新宿鮫もそうだが主人公が老齢化して疲れてる感じは作家がそうだからか。
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No.7:
(2pt)

梱包くらいしてほしい

内容はさておきむき出しのまま梱包もされず新品なのにヘリが傷ついてました!
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No.6:
(5pt)

50代60代の人に読んで欲しい

とても面白かったです。30年前の事が、甦りました。あったあったって感じで、バブルの頃派手な生活感がわかります。毎日少しずつ読みました。とても面白くて早く仕事を終えて家でこの本を読むのが、楽しみになっていました。ありがとうございました。
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No.5:
(4pt)

大人の純恋愛小説

大沢在昌をステレオタイプに捉えているとすれば、カスタマーレビューの点数が低くなるのも頷ける。本作品は大人の純恋愛小説であって、バイオレンスに属するものではない。人生を積み上げてきた男にしかわからない渋みは秀逸である。焼けるような恋を経験した男であれば、主人公の感情に自然に移入していける。暴力的激しさを抑え込んだ代わりに、主人公の忘れえぬ恋心を軸にさわやかな感動を残すことに成功している。大沢在昌氏の笑顔が思い浮かぶようだ。不自然感が残る部分が所々に感じられるのがやや残念だ。
晩秋行Amazon書評・レビュー:晩秋行より
4575245313
No.4:
(3pt)

矛盾もご都合主義も散見されるが、時代の描き方は健在

1960年前後にわずか100台程度生産されたフェラーリ2500GTカリフォルニア・スパイダーは、時価20億円もするらしい。
バブル崩壊時に不動産業を営んでいた男が、その車に主人公の恋人であった六本木のホステスを乗せてどこかに消えた。

それから二人は消息不明になるが、最近、その車の目撃情報があったというところから、話が転がっていく。

主人公はその不動産業の男に雇われていた元地上げ屋だ。

自分の恋人が、雇い主と二股をかけていたのかと苦しみながら現在まで居酒屋業を営んでいる。

バブル時代の雰囲気、銀座や六本木の夜の世界は、大沢在昌のお得意である。

ご都合主義としか言いようがない偶然がいくつもあるのだが、それでも、大人の純愛やかけひき、裏切り、打算が効果的に配置されていつも通り飽きさせない。

ただ、小さなことだけれど、主人公は30年間もフェラーリの目撃情報が無いのは、乗り回されていないからだと推論する。

どこかに隠されているのだと。

しかし、途中から目撃されたのはひょっとしたらレプリカではないかという疑問に囚われる。

これって、それまでの主人公の自問自答の筋道と矛盾するのである。

レプリカであれば、どんどん乗り回せるのである。そして乗り回せば、当然、目撃情報は巷にあふれることになる。

だから、わざわざレプリカかもしれない、という回り道をしてみせる必然がないばかりか、話が矛盾していかざるを得ない。

まあ、そんなおかしなところが散見されるのが、大沢在昌らしいと言えば言えるのだけれど。

軽いので、これも1日で読み終えたw
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No.3:
(1pt)

残念。

少し前から感じていたが、作者の劣化具合はひどい。こんな年寄りの女々しいだけの話を書くようではもう筆をおいた方が。元ファンとしては読むに忍びない。
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No.2:
(5pt)

心ひかれる想いは。

今と30年前のバブル崩壊を点と点は結ぶ。
ゴージャスで華やかだたバブル時代は地価の下落により不良債権の山となった。
巨額の不良債権を抱え、逃げるものと、追うもの。
バブル崩壊とともに突然消えたのは愛する人だった。
30年間、片時も忘れない。
それが赤いクラシックカーとともに、今も生きているかと。
大人のラブストーリーはここにあった。
晩秋行Amazon書評・レビュー:晩秋行より
4575245313
No.1:
(5pt)

250GTカリフォルニアスパイダーを運転する女性を思い浮かべるだけで・・・

巨匠・大沢在昌の新刊。バブル崩壊と共に消えた250GTカリフォルニアスパイダーをめぐる人々の欲。30年想い続けた女性を探す主人公。30年も想い続けるなんて現実だったらキモいだけのジジイの話なんだが、大沢ハードボイルドの世界ではカッコいい男になるんです。派手なアクションはないけれど、大沢ハードボイルドの世界を満喫できた作品でした。
晩秋行Amazon書評・レビュー:晩秋行より
4575245313

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