女王ジェーン・グレイは九度死ぬ ~時戻りを繰り返す少女と騎士の物語~
評判
女王ジェーン・グレイは九度死ぬ ~時戻りを繰り返す少女と騎士の物語~の評価:
4.00/5点 レビュー 4件。 - ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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女王ジェーン・グレイは九度死ぬ ~時戻りを繰り返す少女と騎士の物語~の評価:
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エリザベス・ウッドウィルはランカスター派の騎士だった夫を戦で殺された後、敵対するヨーク家のエドワード4世と結婚しました。いわば夫の敵と結婚し、息子を儲け、その子を亡くすことで夫の家を滅ぼし、いわば仇を討つという結果になったのは、日本の豊臣家の淀殿や武田家の諏訪御寮人にも似ています。
しかしこの相関図には2つ問題があります。ヘンリー7世の王女マーガレット・チューダーとスコットランド女王メアリー1世の間には、ジェームズ5世がいます。頁のスペースからして、入れることはできたはずなのですが。もう一つはエリザベス・ウッドヴィルとジョン・グレイが結婚し、その間に生まれた息子がトマス・グレイなのに、この相関図ではジョンだけの息子という表示になっています。さらにトマスの息子がトマス、その子がヘンリー、孫がジェーンという繋がりになり、こちらの頁のスペースからすると十分に表示できるものです。
作品も実によく考えられ、文章力も高く、迫力あるものですが、転生を繰り返しても救いが訪れないばかりなのは辛いです。物語の展開や結末のためには必要な7回の転生と、そのたびの残酷な結末ではありますが、最後の転生の物語が一番素晴らしいものでした。この物語のおかげで、それまでのきつい転生物語も少しだけ、ですが、きつさが緩まったようでもありました。それだけにこの最後の物語にもっと重点をおき、頁数も増やしてくれても良かったのではないか、と思います。