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惑 まどう
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惑 まどうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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本書は「アミの会」という、推理ものを書いている作家達によるアンソロジー。 この「惑」で第四弾という事で、それなりに評価されているのであろうか。 「あとがき」には、「舞台裏を明かしますと、企画そのものが参加メンバーの話 し合いをもとに進められていくので…いざ本になる頃、すでに次の企画が立ち上 がっています」、とある。 「最強の作家集団」と帯の惹句にはあるが、さすがにそれは言い過ぎか。8人の 作家だが、デビュー年は1990年頃が一番多いが、最もキャリアのある作家は 今野敏で1978年のデビュー、一番遅かった方で2006年。 各編30ページか40ページほどの短編が収載されている。 推理ものであるが、収載された作品は「ツメが甘い」と言わざるをえない。 細部がきちんと組み立てられていないような作品もある。 ストーリーも、短編という制約のためか、どうしても1つのアイデアなりトリ ックなりをなぞっているだけ、そんな味のない作品が多い。 「あれっこれで終わり」と拍子抜けすることもあった。 全体として、8編ともに、文章に緊張感がなく、だらだらしたストーリー展開 で、読後感も軽すぎて、作品の感想も「内容がないな」と嘆息するのみ。 個人的なこと。最近はほとんど推理ものには手を出して折らず、アンソロジー なら各作家の個性が出て面白いかと思ったが、どうにも水準に達していない。 不十分な作品の骨格、そもそも肉付けが薄すぎる。手間を惜しんだような作品が 目立つ。 特に最後の今野敏の作品は、唖然とするほど面白くない。そもそも小説として 成立していない。粗筋(それも筋が滅茶滅茶の筋)を単に文章化したもの。会話 文を多くしていて、明らかにページ稼ぎ目的のスカスカの文章。売れてくると文 章が荒れるというが、その典型だろう。 大先生、赤川○○にならぬように。 性同一性障害(ママ)をモチーフにした作品もあったが、十分練れた筋でも問題 的でもなく、読後感も良いものではなかった。もう少し作品に責任を持つことが できないものなのか。 やはり、全体的に質が低い。おすすめできるレベルではない。 | ||||
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短編集なので、中には面白くない話もあると思いましたが、残念。 息も継がせず読む終わるような短編がほとんど無い。短編集のくせに、退屈な本でした。 私が最後まで一気に読んだのは1編だけでした。 | ||||
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