幻の旗の下に
評判
幻の旗の下にの評価:
3.50/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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幻の旗の下にの評価:
3.50/5点 レビュー 4件。 - ランク
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本作は石崎保/澤山隆という2名を軸に展開していくが、この名前が鳴沢了でも高城賢吾でも全く違和感がない。直近の堂場小説のことだから、物語中、本人か祖先かは別として唐突に大友鉄/村野秋生あたりが出てくるのでは。と警戒したくらいだ。
史実をどこまで入れているのかも定かでないが、盛り込まれているエピソードもうすっぺらいつまんないものばかり。山にも谷にもなってないでしょ。今作は考証資料不足のため風景や街角、風俗の描写ができず、それ以外のモノを増量したのだろうか。そこまでして長尺にしたいの?という感じ。かなり後半で出てくるチーム分割活動案など、最初から誰でも気がつく話だろう。
残念で残念な作品。
PS.本書帯に「知られざる歴史を浮かび上がらせる圧巻の交渉小説!」とあるのだが、そういう内容はまったくない。この惹句は同じ”旗”つながりで文学史に残る傑作『ポーツマスの旗/吉村昭』のものが誤って印刷されたのだろう。