古手屋喜十 為事覚え

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古手屋喜十 為事覚えの評価:

4.25/5点 レビュー 16件。 B ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(5pt)

浅草界隈の田原町二丁目にある古着屋「日乃出屋」の主人喜十と恋女房おそめの前で繰り広げられる切なく小さな事件と人々の出会いと別れ。

見た目も大したことのない喜十と10歳も年下の結構な器量よしのおそめの出会いは柳原の土手、世をはかなみ自害しようとしたおそめを助けたのがきっかけ。爾来六年、衣服絡みの事件の情報探索を目的に北町奉行所隠密周り同心上藤野平蔵が時に店を訪れ変装のための衣裳を格安で調えていくばかりか飲食を馳走になり時には泊り込んでいく。ツケは十両を超えているのに。

一話は桜の蕾が薄紅色に染まる春、赤ん坊を産み落とした岡場所の女の探索、黄八丈が悲話を導く。二話は季節は巡り夏となり鎖国政策に反しても蝦夷錦を手に入れた松前藩の揉め事から始まる気が触れた真似をしていた娘が織り成す物語。三話は空が高く感じられる秋。火災に遭った吉原の遊女屋が臨時営業する「仮宅」の花魁が買い取った地味な縞物の袷はなんのためか。四話は雪景色となり大店の隠居が夜中に凍え死ぬ事件。ここでは蝦夷探検にむかう上藤野の甥荒井福太郎が革の羽織と袴を探す。五話は一月薮入りが終わった未だ寒い日々に近所の大工留吉が抱えられている材木商兼建築普請の「伊勢屋」に起きる素直な恋物語。六話は一年過ぎて再び桜の蕾が色づく頃、店の前に捨てられていた赤子「捨吉」の件。枝垂桜を断ち伐った按摩の麗市の悲劇はまだ終わらない。
古手屋喜十 為事覚え Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚えより
4104422053
No.11
(5pt)

浅草界隈の田原町二丁目にある古着屋「日乃出屋」の主人喜十と恋女房おそめの前で繰り広げられる切なく小さな事件と人々の出会いと別れ。

見た目も大したことのない喜十と10歳も年下の結構な器量よしのおそめの出会いは柳原の土手、世をはかなみ自害しようとしたおそめを助けたのがきっかけ。爾来六年、衣服絡みの事件の情報探索を目的に北町奉行所隠密周り同心上藤野平蔵が時に店を訪れ変装のための衣裳を格安で調えていくばかりか飲食を馳走になり時には泊り込んでいく。ツケは十両を超えているのに。

一話は桜の蕾が薄紅色に染まる春、赤ん坊を産み落とした岡場所の女の探索、黄八丈が悲話を導く。二話は季節は巡り夏となり鎖国政策に反しても蝦夷錦を手に入れた松前藩の揉め事から始まる気が触れた真似をしていた娘が織り成す物語。三話は空が高く感じられる秋。火災に遭った吉原の遊女屋が臨時営業する「仮宅」の花魁が買い取った地味な縞物の袷はなんのためか。四話は雪景色となり大店の隠居が夜中に凍え死ぬ事件。ここでは蝦夷探検にむかう上藤野の甥荒井福太郎が革の羽織と袴を探す。五話は一月薮入りが終わった未だ寒い日々に近所の大工留吉が抱えられている材木商兼建築普請の「伊勢屋」に起きる素直な恋物語。六話は一年過ぎて再び桜の蕾が色づく頃、店の前に捨てられていた赤子「捨吉」の件。枝垂桜を断ち伐った按摩の麗市の悲劇はまだ終わらない。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.10
(3pt)

主人公が魅力に欠ける…。

宇江佐さんの著作はほとんど読ませていただいていますが、
前レビュアーさんのご指摘通り、登場人物、特に主人公と周囲の人物の
魅力がイマイチです。
古着屋を営む喜十が主人公ですが、この喜十が30代半ばにしては、
いささか老けている感じです。
それから喜十は“犬猫は好きではない、口のついた動物はダメだ”の様な
記述もあり犬猫も可愛がれない程、面白味の無い人物なのかと
ガッカリしたくだりもありました。
喜十よりも恋女房のおそめの方が気風が良く好ましく思います。

続き物なので次作に期待します!
古手屋喜十 為事覚え Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚えより
4104422053
No.9
(3pt)

主人公が魅力に欠ける…。

宇江佐さんの著作はほとんど読ませていただいていますが、
前レビュアーさんのご指摘通り、登場人物、特に主人公と周囲の人物の
魅力がイマイチです。
古着屋を営む喜十が主人公ですが、この喜十が30代半ばにしては、
いささか老けている感じです。
それから喜十は“犬猫は好きではない、口のついた動物はダメだ”の様な
記述もあり犬猫も可愛がれない程、面白味の無い人物なのかと
ガッカリしたくだりもありました。
喜十よりも恋女房のおそめの方が気風が良く好ましく思います。

続き物なので次作に期待します!
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.8
(4pt)

柳原の土手で商売をしていた喜十が、浅草田原町に古着屋の見世を構え、商いにも弾みが出だし、夫婦二人で静かな暮らしを送る筈だったのだが、いつの間にか北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵の手下のように使われて…。

容貌魁偉。嫁の来てもない喜十は、柳原の土手で首括りをしうようとしていた、おそめを助け家に連れ帰った。
 やがておそめは、喜十の母親であるおきくの人望に憔悴し、喜十の妻になりたいと告げる。それから6年、既におきくは鬼籍に入っていた。
 北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵は、変装の為に、喜十の見世を使っていたが、支払いは全てつけ。その掛け金を取り返す為に、喜十はいつの間にか手下のように使われるようになっていた。
 この日も平蔵は、血糊の付いた黄八丈を持ち込み、持ち主を探すように命じられる。表題の「古手屋 喜十」ほか、上遠野平蔵の厚かましい依頼に閉口しながらも、その手下のように使われる喜十と上遠との不思議な縁を描いている。
 喜十とおそめのなりそめを、テンポ良く説明しながら、事件に入る流れにすんなりと物語に溶け込めた。また喜十の人物設定が、愚痴も多いし、正義感も然程ではない。おおよそ主人公ぽくないところが、着目点だ。
古手屋喜十 為事覚え Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚えより
4104422053
No.7
(4pt)

柳原の土手で商売をしていた喜十が、浅草田原町に古着屋の見世を構え、商いにも弾みが出だし、夫婦二人で静かな暮らしを送る筈だったのだが、いつの間にか北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵の手下のように使われて…。

容貌魁偉。嫁の来てもない喜十は、柳原の土手で首括りをしうようとしていた、おそめを助け家に連れ帰った。
 やがておそめは、喜十の母親であるおきくの人望に憔悴し、喜十の妻になりたいと告げる。それから6年、既におきくは鬼籍に入っていた。
 北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵は、変装の為に、喜十の見世を使っていたが、支払いは全てつけ。その掛け金を取り返す為に、喜十はいつの間にか手下のように使われるようになっていた。
 この日も平蔵は、血糊の付いた黄八丈を持ち込み、持ち主を探すように命じられる。表題の「古手屋 喜十」ほか、上遠野平蔵の厚かましい依頼に閉口しながらも、その手下のように使われる喜十と上遠との不思議な縁を描いている。
 喜十とおそめのなりそめを、テンポ良く説明しながら、事件に入る流れにすんなりと物語に溶け込めた。また喜十の人物設定が、愚痴も多いし、正義感も然程ではない。おおよそ主人公ぽくないところが、着目点だ。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.6
(5pt)

味わい深い世界

四季を通じて 古手屋夫婦の目を通した様々な出来事が
繰り広げられます。
時には 匂いまで伝わってきそうです
地味だけれど、そこには決してヒーローではないが 
確かに存在したであろう 人々が そこかしこに現れ楽しませてくれます。
この表紙も気に入ってます。
古手屋喜十 為事覚え Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚えより
4104422053
No.5
(5pt)

味わい深い世界

四季を通じて 古手屋夫婦の目を通した様々な出来事が
繰り広げられます。
時には 匂いまで伝わってきそうです
地味だけれど、そこには決してヒーローではないが 
確かに存在したであろう 人々が そこかしこに現れ楽しませてくれます。
この表紙も気に入ってます。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.4
(5pt)

とても気に入った

宇江佐 真理さんのファンです、古手屋喜十 為事覚え もシリーズ化されるのを楽しみにしております。
古手屋喜十 為事覚え Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚えより
4104422053
No.3
(5pt)

とても気に入った

宇江佐 真理さんのファンです、古手屋喜十 為事覚え もシリーズ化されるのを楽しみにしております。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264
No.2
(2pt)

なんだかしっくりこない…

私が作家買いする方のうちの一人なのですが、なんだか読んでいて全然引き込まれずに終わりました。 主役夫婦以外の登場人物がほとんど自分勝手で、いけすかない人ばかりだったり、やたらと悪態をつく場面が多かったりでイライラさせられるせいでしょうか。 短気で口が悪いのは江戸っ子の売りとは言っても、この場面でこのセリフ(または展開)?という感じのかみあわなさがあちこちにありました。個人的にはもっと粋で鯔背なやり取りを期待していたので。 設定的にも喜十(主役の古着屋の主)と係わる、隠密廻り同心が登場しますが、着物を中心にするだけのために(変装で着物を替える)隠密廻りにしたんじゃない?…と。 ただ、短編形式のそれぞれの話の軸になるネタは面白かったとは思うので、残念です。 新シリーズ、と銘打っていましたが、もし刊行されても単行本では買わないと思います。
古手屋喜十 為事覚え Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚えより
4104422053
No.1
(2pt)

なんだかしっくりこない…

私が作家買いする方のうちの一人なのですが、なんだか読んでいて全然引き込まれずに終わりました。 主役夫婦以外の登場人物がほとんど自分勝手で、いけすかない人ばかりだったり、やたらと悪態をつく場面が多かったりでイライラさせられるせいでしょうか。 短気で口が悪いのは江戸っ子の売りとは言っても、この場面でこのセリフ(または展開)?という感じのかみあわなさがあちこちにありました。個人的にはもっと粋で鯔背なやり取りを期待していたので。 設定的にも喜十(主役の古着屋の主)と係わる、隠密廻り同心が登場しますが、着物を中心にするだけのために(変装で着物を替える)隠密廻りにしたんじゃない?…と。 ただ、短編形式のそれぞれの話の軸になるネタは面白かったとは思うので、残念です。 新シリーズ、と銘打っていましたが、もし刊行されても単行本では買わないと思います。
古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 古手屋喜十 為事覚え (新潮文庫)より
4101199264