■スポンサードリンク
(短編集)
一人称単数
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
一人称単数の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全166件 81~100 5/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私自身特に読書家というわけではありませんが、村上春樹の作品が好きで読んでいます。 短編集になっており、読み終わった後に少し悲しいような懐かしいような感じがします。 文書を読むと心の中で情景が自然と浮かんでくる、そんな作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上主義者であれば、言わずもがなの短編集。 早く書き下ろしの長編小説が読みたい〜〜 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この先生(村上春樹の)本 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔々の村上作品でこんなの読んだなぁ的なものばかり。1作目は、他に男がいる女(セックスフレンド)とHした話をいつものスカした文体と独特な直喩で表す。要するに都合のいい女に射精した話。こう書くと身もふたもないが、そこはお洒落な村上節だもの、「アーバン」な感じはする。全体的に、子どもは持たず、そういう苦労も、経済的な苦労もない(であろう)作家が、そのまんま年を取って、昔と同じ題材をまた書いてますっていう短編集。もう十分だなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
批判評を書く人々は相変わらずですね。個人的には、この短編集はとても面白かった。とても。ウィズ ザ ビートルズの余韻。久しぶりな感じでした。他の短編も。誰が何と言おうと、僕は村上春樹を読む。回顧モードに入りつつある印象も受けた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上作品を読んだ後に残る心地よい苦味が本作では限りなく薄い気がする。 長編であれ短編であれ本全体に漂う拭い切れない違和感が本作にはない。 その心地よい違和感の代表が名作「納屋を焼く」だろう。 薄れた苦味が変化なのか?進化なのか?は不明だが、長年の愛読者は殆どがそれを期待していたのでは?と勝手に推測する。 ただ、誰がなんと言おうと数十年もの長きに渡って村上春樹が文学の概念を変えて本を読む人口を増やして来たのは間違いない。それだけでもノーベル賞ものだと僕は思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上春樹でも実話怪談書くんだーと思った。あまり怖くなかった、終わり方がダラダラしてるせいか? あと短歌も書いていた。 その短歌は私はぐっとこなかったけど、どうせ短歌をちらつかせながら具体的にどんな短歌かは書いてないのだろうと予測してたら、ちゃんと短歌は載っていた。8首も。 なので短歌の専門の人に、短歌の評をして欲しい。「村上春樹」ってよく短歌に詠まれてるから、短歌の人は村上春樹好きだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
プレゼント用に購入 喜んでくれました\(* ॑꒳ ॑* )/ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に興味深い短編集でした。 一番好きな作家さんで、本当に読みやすいのですが、深いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上春樹作品はほとんど全て読んでいますが、「一人称単数」は期待外れでした。 羊シリーズやIQ 84や海辺のカフカ、騎士団長殺しとか面白いのですが、「一人称単数」は短編小説の中でも、一番内容が理解しがたく、つまらなかったです。 高いわりにはガッカリ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
約6年ぶりの短編集。いかにも村上春樹らしい作品が並ぶ。 村上氏は自らを長編型の作家であると考えているはずだが、彼の資質が本当に長編向きであったかどうかは意見が分かれるところだと思う。 個人的には90年代に書かれた彼の長編(「国境の南、太陽の西」「ねじまき鳥クロニクル」「スプートニクの恋人」)を良いと思えないこともあり、非常に感覚的ではあるがユニークな彼の短編のファンだ。 本書に収められた夢のような物語や作者の実体験に基づくのかそうでないのか判断が難しい話はそれぞれにチャーミングだったりカッコ良かったりするが、同時に謎めいていて釈然としない余韻を読むものの心に残す。 「品川猿の告白」には、「書く前から、原稿を読み終えた編集者の困惑した顔が目に浮かぶ。『こんなことを作者にうかがいたくはないのですが、この話のテーマはいったい何なのでしょう?』みたいなことを訊かれるかもしれない。」という一節があるから、もちろん著者は確信犯的にそういう短編を書いているのだろう。 私にとってはそういったミステリアスさや割り切れないもの、そして品川猿のキャラクターに代表される日本的でない「おかしみ」のようなものが村上春樹の短編に求めるものであって、そういった意味において実に後味の悪いタイトル作も含め、大満足な短編集だった。 一点だけ不満なのはカバーイラスト。「猫を棄てる 父親について語るとき」のカバー、イラストもああいったものだったので最近の村上氏や周りのスタッフの好みなのかもしれないが、次作では軌道修正されることを心から祈っている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は村上春樹の長編「騎士団長殺し」を読んで 「もう村上春樹の長編小説にお金を出して買うことはしない」宣言をしました。(皆さん関係ないでしょうが) 但し短編は別と書き添えました。それまでの優れた短編小説群に心底感心していましたから。 ですから、この短編集が出たらすぐに買って読みました。 結果は・・・ 短編もダメです。 村上春樹、どうしたのでしょうか? 過去の傑作の面影もありません。 全く村上春樹らしくない手抜き短編集。 これが手抜きでないなら、70歳を過ぎてあの村上春樹もとうとうボケたのでしょうか? *「パナソニック」のミスはすぐに気付きましたが、このミスはひどいです。最初冗談かと思いました。昔やった「タグホイヤー」のミスのレベルではない大ミスです。 ここまでボケるものでしょうか。編集者も手抜き? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここ何日も Michelangeli と Rubinstein の " Carnaval ( 謝肉祭 ) " を日替わりでヘビロテで聴いている。 この本を読まなかったら恐らく一生の間そんな数日を過ごすことはなかった、多分。 村上 春樹 の文章は優れて音楽的だが、これはなにも上記のように読者を直接具体的な音楽に誘導するということではない。シンプルに音楽が香るというか、image を飛躍させると数学上の「すべての有理楕円曲線はモジュラーである。」という「谷山・志村 予想(※1)」を準用して・・・「すべての村上作品は『音楽』である」との想いに至ったりも。 そして、村上 春樹 は圧倒的な長篇作家。それを前提にしてこの「一人称単数」は私にとって ひとときの渇望を癒す一杯の水 (短篇集)。 全 8 篇のうち書下ろしはタイトルの「一人称単数」のみであとは雑誌「文學界」で発表済。そのうち 5 篇は既読だがこういう短篇集に纏められるとまた新たな魅力を発信するようで楽しんで読むことができた。印象に残る作品は「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles (※2)」そして " 彼女は、これまで僕が知り合った中でもっとも醜い女性だった・・・・・" ではじまる「謝肉祭 ( Carnaval ) 」、唯一の書下ろしということで「一人称単数」に注目が集まるであろうが、 ここから何かが始まるのか、そのままなのか小説自体からは読み取れないし、それを越えた分析・観測・憶測・評価もこの作品にはあまり意味がないように思う・・・云わば 7 つの短編をまとめる風呂敷のような存在。 さて、とりあえずの渇きはリセットされた。 後は 圧倒的な " 次なる長篇 " を待とう。 ※1 フェルマーの最終予想を アンドリュー・ワイルズはこの「谷山・志村 予想」の一部を証明する形で最終定理にした。 ※2 1965年当時 世に " パナソニック " Bland はなく それは " ナショナル " でしょう !! といった批判が散見されるがエッセイでもない純然たるフィクションに一体何を言っているのだろう?? それは当時 " パナソニック " Bland が広く認知されていた並行世界の物語かもしれない、あるいは・・・ぐらいの想像力・読解力もあっていいのでは ? ※ " チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ " を読んで チャーリー パーカーを聴いてみようという方は とりあえず次の 3曲を。 ① Bird Gets The Worm ( Savoy 盤 ) ・・・神的流出と言われた絶頂期の演奏。吹きまくるパーカー。 ② The Gypsy ( Dial 盤 ) ③ Lover Man ( Dial 盤 ) ・・・②,③ は有名な " Lover Man Session " での演奏。ヤク切れ と 体調不良でほとんど朦朧状態のパーカー、しかし それ由 かえって Bird の「天才」が顕わに。 聴く者の感性を諮る踏絵でもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上春樹のリズムはとても心地よい。品川猿での話し言葉もとてもユーモアに溢れ笑えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作『一人称単数』を真っ先に読んでみた。 自己と他者との距離について考えさせられた。 人間関係に迷った時読むといいかもしれない。 読後感がいいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上氏のエッセイでは、不思議(奇妙)な体験が語られることが多く、本当(真実)のことかどうか疑問を 持つこともありました。 本作では、すべて村上氏自身が語り手となり、過去の不思議な体験を記述しています。 しかし、本作は短編小説集ですので100%フィクションの形を取っています。 本作を読むと、村上氏の小説とエッセイの境目は、きわめて曖昧になるのを感じます。村上氏は意図的に真実とフィクションを、混乱させようとしているようです。そのテクニックと着想には脱帽するしかありません。 なお、品川猿は、15年前の短編小説集「東京奇譚集」の一遍に登場しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
8作品からなる短篇集です。 生活の裏側にある、つかみどころのない暗部が垣間見える瞬間を、人生の節目に遭遇する示唆的な出来事として描いたような作品が多い印象でした。 また、村上春樹の過去の作品でもよく見られる「分裂」をテーマにしたものが多いように思えました。 収録作品の「品川猿の告白」は『東京奇譚集』の人の名前を盗む猿の話である「品川猿」の後日譚です。 また、「ウィズ・ザ・ビートルズ」には、サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』の「対エスキモー戦争の前夜」のオマージュが含まれてるように思われました。 具体的には、どちらの作品も、主人公が少女の家で彼女を待ってる間に、やや不精な性格の兄貴が現れて場をつなぐシーンがあります。 装画は『珈琲時間』などの豊田徹也です。作品の雰囲気に合ってるような気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本と音楽が好きな人が軽い読み物として読む分には、気持ちよく読み流せてお勧めです。しかし、それだけと言えば、それだけです。芸術的感動を求める部分には、お勧めしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1周回って、元に戻って、2周目に入るトレーニングでしょうか?非常に安心感のある、これこれ!という感じの、村上春樹の新作。 次の長編が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「クリーム」「ウィズ・ザ・ビートルズ With The Beatles」「品川猿の告白」この3作だけでもお金を払った価値があった。村上春樹さんはなかなか手が伸びず、読まず嫌いだったが、短編集と聞いて、デジタルで買ってしまいました。村上さん71歳とのことで、やはり、この作品は、40歳以降の方たちに向いているのではないかと思いました。10年、20年の空白があった後の人との再会、残像、そんなことがわかる歳だとさらに読んでいてじんわりくるかもしれません。歳をとるのはそう悪くはありませんね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!