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子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき



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【この小説が収録されている参考書籍】
子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴきの評価: 3.06/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

う〜ん…普通!

ひどい作品って程ではありませんが、やはり大賞作品という期待を越えられなかった印象。

ストーリーは予想がつきやすく、もっと驚きが欲しかったし、キャラは良くも悪くも個性的ですね。
個人的に考え方に共感できるキャラがいなかったのがあまりハマれなかった原因かも。

あとヒロインの可愛い一面とか見たかったかな。

続刊は評判次第で買うか買わないか決めます。

あと仙波のキャラや話し方、若干京極夏彦先生に影響受けてませんか?
子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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No.2:
(3pt)

大賞の大安売り

まず読みにくい。
各章ごとに視点が入れ替わるのだが、基本モノローグで進められる物語であるのに、その節々に――注釈――が入るためとにかく腰を折られテンポが悪い。
モノローグなんだから改行して、改めて状況説明すれば良いんじゃないの?というしょうもない内容――ゴミ箱の見た目であったり、弁当の内容であったりを詳しく解説する――が目立つ。

視点が切り替わることも読みにくさの一つとなっているがミステリーではよくあることだし、それでも平行した時間帯描写が無いため一人称視点作品と同じような感覚で読めるのは評価したい。
でも、この視点の入れ替えがとにかく卑怯で無意味。
要するに解答を見出せない人物をでっち上げ、その人物の視点とする事により物語を大きく膨らませたいと言うのがミエミエで、逆に薄っぺらな内容となっている。

とりあえず、作品としては読みにくいだけで面白みが無いわけではない。
とは言え、これがスニーカー大賞作品だと思って読むと、読みにくい上に拍子抜けする可能性も考えられる。

補足しておくが、この作品における最大のミステリーは別の部分にある。
この作品の主戦場でもある会議室の会話――議題のほかにも、休憩中の雑談も含む――が隣の倉庫に筒抜けであるにもかかわらず、倉庫での会話が隣の会議室に一切伝わらない事が一番のミステリーと言える。
子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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No.1:
(3pt)

読みにくさを、「読み応え」と感じられるか

「お人好し」の主人公が、「変わり者」の女の子の助力を受けながら、生徒の悩みを解決していくというお話。

章ごとの展開は「定型」でわかりやすいのですが、読むのに「体力」がいる作品です。悪く言うと、ラノベとしては非常に読みにくい。
他人の悩みごとを延々と聞かされるというのは、人によっては結構苦痛。
小難しい謎解きも単純にストーリーを楽しみたいという人には辛い。
しかも、視点がコロコロ入れ替わるので、物語のリズムが悪い。

魅力的なキャラが「こんな問題、誰にも解決できんだろ?」的な難問をスカッと解消、という作風ではないので、「遊べる」作品にはほど遠い気がします。

今後、視点を固定して、キャラを立てつつ、おもしろい事件・問題をあっと言わせるような展開で解決していくような「疾走感」を期待したいところです。
子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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