無双の花

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評判

無双の花の評価:

4.26/5点 レビュー 35件。 A ランク

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平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 61〜70 4/4ページ
No.10
(4pt)

立花の義も良いが、戦国女子萌えとして読む。

正妻のぎん千代さんに、立花の義とはなんぞ、と宗茂が詰められるシーンがある。
実際のところ、ぎん千代さんとは険悪な関係であったとwikiにはあるが、このツンの後に、抑制を効かせたデレが連打。
・・・これが葉室流だ。

別の女子のセリフ。
「慕うお方を守りぬくのは女子の夢でございますゆえ」
葉室萌え、全開である。
無双の花 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 無双の花 (文春文庫)より
4167901366
No.9
(4pt)

立花の義も良いが、戦国女子萌えとして読む。

正妻のぎん千代さんに、立花の義とはなんぞ、と宗茂が詰められるシーンがある。
実際のところ、ぎん千代さんとは険悪な関係であったとwikiにはあるが、このツンの後に、抑制を効かせたデレが連打。
・・・これが葉室流だ。

別の女子のセリフ。
「慕うお方を守りぬくのは女子の夢でございますゆえ」
葉室萌え、全開である。
無双の花 Amazon書評・レビュー: 無双の花より
4163810803
No.8
(5pt)

大河ドラマになった際は・・

私は立花宗茂公が好きで、検索している中でこの本と出合いましたが、
登場人物の描き方が好きで、あっと言う間に話に引き込まれました。

今まで幾つか、同じ様に生涯を描いた作品を読んできましたが、
他の作品とは異なる、新たな見方から登場人物の人間性を感じ取る事ができ、
私のお気に入りの1冊になっています。

大河ドラマで「立花宗茂」が主題になった暁には、
脚本家として是非描いて欲しい!!

そんな気にさせてくれた1冊でした。
無双の花 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 無双の花 (文春文庫)より
4167901366
No.7
(5pt)

大河ドラマになった際は・・

私は立花宗茂公が好きで、検索している中でこの本と出合いましたが、
登場人物の描き方が好きで、あっと言う間に話に引き込まれました。

今まで幾つか、同じ様に生涯を描いた作品を読んできましたが、
他の作品とは異なる、新たな見方から登場人物の人間性を感じ取る事ができ、
私のお気に入りの1冊になっています。

大河ドラマで「立花宗茂」が主題になった暁には、
脚本家として是非描いて欲しい!!

そんな気にさせてくれた1冊でした。
無双の花 Amazon書評・レビュー: 無双の花より
4163810803
No.6
(3pt)

う‾ん。物足りない…

度々レビューしているが、時代(歴史)小説の分野での最近のお気に入りは、『伊東潤』とこの『葉山麟』
どちらも史実をベースにしながら、伊東潤は“戦(いくさ)の無常を”を葉室麟は、“理不尽に立ち向かう正義”を
一貫して描いている。

本編でも西国無双と呼ばれた立花宗茂の“義”を、物語の中心に据え、麟氏の作品の隠し味とも言える(正室 ぎん千代との)純愛も
ちゃんと効かしている。

でも、何か物足りない。
その理由は、『物語が、立花宗茂という実在の人物の史実に縛られているから』と言えよう。

やはり葉室麟の輝きは、“銀漢の賦”や“橘花抄”あるいは“蜩の記”に代表される様な無名もしくは創作された主人公を基に
展開される“まごうこと無き正義”にこそある。
すなわち、<歴史小説ではなく時代小説にある>と言えるのではないだろうか?

葉室氏にはその創作の中心をぜひ時代小説に据え、心が打ち震えるような作品を生み出していってほしいと思う。
無双の花 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 無双の花 (文春文庫)より
4167901366
No.5
(3pt)

う‾ん。物足りない…

度々レビューしているが、時代(歴史)小説の分野での最近のお気に入りは、『伊東潤』とこの『葉山麟』
どちらも史実をベースにしながら、伊東潤は“戦(いくさ)の無常を”を葉室麟は、“理不尽に立ち向かう正義”を
一貫して描いている。

本編でも西国無双と呼ばれた立花宗茂の“義”を、物語の中心に据え、麟氏の作品の隠し味とも言える(正室 ぎん千代との)純愛も
ちゃんと効かしている。

でも、何か物足りない。
その理由は、『物語が、立花宗茂という実在の人物の史実に縛られているから』と言えよう。

やはり葉室麟の輝きは、“銀漢の賦”や“橘花抄”あるいは“蜩の記”に代表される様な無名もしくは創作された主人公を基に
展開される“まごうこと無き正義”にこそある。
すなわち、<歴史小説ではなく時代小説にある>と言えるのではないだろうか?

葉室氏にはその創作の中心をぜひ時代小説に据え、心が打ち震えるような作品を生み出していってほしいと思う。
無双の花 Amazon書評・レビュー: 無双の花より
4163810803
No.4
(4pt)

素直な気持ちで言えば、おもしろかった。しかし、登場人物がしゃべりすぎだ。

今年(2012年)の文芸春秋二月号に、自著の紹介として載っていた文に惹かれて読んだ。

 主題は戦国の武将、立花宗茂の生涯を描いたものである。立花家については、何かの本で、勇猛な武将、ということは知っていたが、加えて、義を裏切らない一本気な武将であった、ということをこの本から知った。

そういう意味では、読んでいて心地よく、さすがに直木賞作家だけあって読ませるのではあるが、いまひとつ物足りない感じがした。それはなぜかというと、あまりにも登場人物にしゃべらせているからではないだろうか、と思ったのである。歴史小説家は歴史上の人物の言動を忖度して書かざるを得ないので、難しいところはあるが、それも度を越すと話が軽くなってしまうと私には感じられるのだった。吉村昭氏の作品に登場する歴史上の人物は、あまりしゃべらなかったような気がする。時代小説はしゃべってもいいが、実在の人物が登場する歴史小説は、その会話に気を使ってもらいたいと思った。

 とはいえ、立花一族のことを詳しく知ったことはよかったと思う。この小説に出会ったおかげである。
無双の花 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 無双の花 (文春文庫)より
4167901366
No.3
(4pt)

素直な気持ちで言えば、おもしろかった。しかし、登場人物がしゃべりすぎだ。

今年(2012年)の文芸春秋二月号に、自著の紹介として載っていた文に惹かれて読んだ。

 主題は戦国の武将、立花宗茂の生涯を描いたものである。立花家については、何かの本で、勇猛な武将、ということは知っていたが、加えて、義を裏切らない一本気な武将であった、ということをこの本から知った。

そういう意味では、読んでいて心地よく、さすがに直木賞作家だけあって読ませるのではあるが、いまひとつ物足りない感じがした。それはなぜかというと、あまりにも登場人物にしゃべらせているからではないだろうか、と思ったのである。歴史小説家は歴史上の人物の言動を忖度して書かざるを得ないので、難しいところはあるが、それも度を越すと話が軽くなってしまうと私には感じられるのだった。吉村昭氏の作品に登場する歴史上の人物は、あまりしゃべらなかったような気がする。時代小説はしゃべってもいいが、実在の人物が登場する歴史小説は、その会話に気を使ってもらいたいと思った。

 とはいえ、立花一族のことを詳しく知ったことはよかったと思う。この小説に出会ったおかげである。
無双の花 Amazon書評・レビュー: 無双の花より
4163810803
No.2
(5pt)

立花宗茂の人間的魅力が浮き彫りに

歴史好きの友人2人が「最も好きな戦国武将」として名前を挙げたのが、この小説の主人公・立花宗茂である。
私自身も、八尋舜右氏の「立花宗茂」を読んでいたが、やはり、「義に生き抜いた」その生き様には強い魅力を感じていた。

そこへ、直木賞に輝いた葉室麟氏が「無双の花」として宗茂を主人公とした小説を著したので、わくわくしながら読み進めた。
今、読み終わって、得も言えぬ清々しい読後感に包まれている。

この本では、秀吉から「西国無双」と讃えられた武人としての剛胆さに加え、宗茂の人間的魅力が浮き彫りになっている。
それは、妻・ギン千代や八千子、菊子との心の交流、雪下ら家臣との信頼の絆、敵方ながら互いに認め合う真田信繁(幸村)との深い友情など、しみじみとして温かい“葉室ワールド”が創られている。

家臣の雪下が亡くなる時には、幼少の頃に厳しく鍛えられた思い出を語り掛けたり、19年ぶりに柳川の地に戻った際には、ギン千代の幻との会話の場面を描くなど、内面の心情を表現する巧みさは、心憎いばかりである。

黒田如水や徳川家康、伊達政宗など大物武将とのやりとりを通しては、「義を通し」続ける宗茂の胆力と清廉さが生き生きと伝わってくる。

言葉をとても大切にしながら、人物の個性がよく描かれた感動的な秀作である。
無双の花 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 無双の花 (文春文庫)より
4167901366
No.1
(5pt)

立花宗茂の人間的魅力が浮き彫りに

歴史好きの友人2人が「最も好きな戦国武将」として名前を挙げたのが、この小説の主人公・立花宗茂である。
私自身も、八尋舜右氏の「立花宗茂」を読んでいたが、やはり、「義に生き抜いた」その生き様には強い魅力を感じていた。

そこへ、直木賞に輝いた葉室麟氏が「無双の花」として宗茂を主人公とした小説を著したので、わくわくしながら読み進めた。
今、読み終わって、得も言えぬ清々しい読後感に包まれている。

この本では、秀吉から「西国無双」と讃えられた武人としての剛胆さに加え、宗茂の人間的魅力が浮き彫りになっている。
それは、妻・ギン千代や八千子、菊子との心の交流、雪下ら家臣との信頼の絆、敵方ながら互いに認め合う真田信繁(幸村)との深い友情など、しみじみとして温かい“葉室ワールド”が創られている。

家臣の雪下が亡くなる時には、幼少の頃に厳しく鍛えられた思い出を語り掛けたり、19年ぶりに柳川の地に戻った際には、ギン千代の幻との会話の場面を描くなど、内面の心情を表現する巧みさは、心憎いばかりである。

黒田如水や徳川家康、伊達政宗など大物武将とのやりとりを通しては、「義を通し」続ける宗茂の胆力と清廉さが生き生きと伝わってくる。

言葉をとても大切にしながら、人物の個性がよく描かれた感動的な秀作である。
無双の花 Amazon書評・レビュー: 無双の花より
4163810803