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そして、遺骸が嘶く ―死者たちの手紙―
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そして、遺骸が嘶く ―死者たちの手紙―の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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戦争の「後」にフォーカスした、全編に渡って重苦しい作品。 舞台は架空の世界ではあるが、ファンタジーやSFの要素は特に見当たらない。 「読む人全ての心揺さぶる」の謳い文句に偽りはなく、文章、ストーリーともに質が高い。 多彩なキャラクターもそれぞれ深く描写されており、生き生きとしている。 難点は、内容に対してページ数が圧倒的に足りていないところ。 連作短編風で視点キャラが多数、かつ長編としても成り立っていて、回想シーンも多いのに描写は重い。 これでこの分量に収めるのはどう考えても無茶だろう。 割を食っているのは展開面で、web小説もかくやという勢いで話が畳まれていくのはかなり面食らう。 またエピソード単位、全体ともに伏線不足で、何の話をしたいのか分からなくなることが多々ある。 せめて連作短編か長編かどちらかにもっと寄せて欲しかった。他は文句の付けようもないだけに少し残念。 | ||||
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