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ラスコの死角
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【この小説が収録されている参考書籍】
ラスコの死角の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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| 実業家ラスコの犯した大規模な不正取引を捜索する米経済犯罪対策委員会告発局(?)の捜査官の活躍を描いたミステリ。 主人公は、上司の不興もなんのそのの正義感の持ち主であり、組織の中でははみ出し者の存在。上層部からパートナーを組むように指示された委員会の特別補佐官(美人)への報告もおざなりに単独の捜査行を繰り広げる。 ラスコの不正を知る証人が殺害され、主人公の捜査への情熱が掻き立てられるが、深刻さを増すごとに大物弁護士に守られ大統領の友人でもあるラスコに対する局側の対応はおよび腰になっていく…。 新たな証拠を掴んだ主人公へ下る捜査中止命令。そして、ラスコの指示と思われる脅迫が続く。起死回生の一手は、行方不明となっている新たな証人を見つけ出すこと。孤立無援の主人公は、わずかな手掛かりから最後の賭けに出る…とクライマックスへ続く。 主人公の行動がラスコにつつぬけゆえ、内通者の存在を疑っているわけだが、ここがサプライズか。本作の後半はそのあたりが匂ってくるので、驚きは大きくない。そもそも、殺人が絡んだ経済犯罪という地味な内容ではあるので、ワクワク感は少ないのだが。 仕事上のパートナーから、やがて恋愛関係に陥る女性特別補佐官の立ち回りがもっと上手ければ、違った印象になったかも。 それにしても、邦題の”死角”って何?結末は、主人公が死角を突いたわけではないのだけれど。 本作品は、著者の処女作であり、米国探偵小説家協会処女長編部門のエドガー賞受賞作である。 | ||||
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| 主人公パシェットは政府機関(経済犯罪対策委員会告発局)に勤める弁護士。大統領の友人である大企業家ラスコが株価操作を行っているという垂れこみを受けて、捜査を開始するが、情報提供者として現れた、ラスコの会社の経理部長がひき殺されてしまう。パシェットが手に入れたのは謎のメモだけ。そして、彼にも圧力がかかり始め・・・・・。「小役人」もの(弁護士資格持ってるから小役人ではないか)。 委員会は当然ながらホワイトハウスの意向に左右されやすく、告発局内部でも出世競争、腹の探り合い、反目等々があり、そのため彼は総ての情報を誰にも話す事が出来ません。そこに面白さが生まれています。 主人公は優秀な男なので普段は陰謀説などは採る気はしないでしょうが、提供者が轢き殺されたとき、警察に陰謀だと説明していてそれがあっさり却下されるあたりは上手い。 人物の陰影が物語に作用していてその巧みさに驚かされます。真保裕一の「小役人」シリーズが好きな人は読んでも損はないです。良質のハードボイルドでもあります。 デビュー作とは思えないです。 | ||||
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| 主人公パシェットは政府機関(経済犯罪対策委員会告発局)に勤める弁護士。大統領の友人である大企業家ラスコが株価操作を行っているという垂れこみを受けて、捜査を開始するが、情報提供者として現れた、ラスコの会社の経理部長がひき殺されてしまう。パシェットが手に入れたのは謎のメモだけ。そして、彼にも圧力がかかり始め・・・・・。 「小役人」もの(弁護士資格持ってるから小役人ではないか)。 委員会は当然ながらホワイトハウスの意向に左右されやすく、告発局内部でも出世競争、腹の探り合い、反目等々があり、そのため彼は総ての情報を誰にも話す事が出来ません。そこに面白さが生まれています。 主人公は優秀な男なので普段は陰謀説などは採る気はしないでしょうが、提供者が轢き殺されたとき、警察に陰謀だと説明していてそれがあっさり却下されるあたりは上手い。 人物の陰影が物語に作用していてその巧みさに驚かされます。真保裕一の「小役人」シリーズが好きな人は読んでも損はないです。良質のハードボイルドでもあります。 デビュー作とは思えないです。 | ||||
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