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(アンソロジー)
犯罪の中のレディたち
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【この小説が収録されている参考書籍】
犯罪の中のレディたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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『犯罪の中のレディたち』の下巻。エラリー・クイーンが選んだ作品の数々。風変わりな作品がたくさん 含まれていて最高です。 「マッケンジー事件」⇒これは見事な本格推理小説です。グウィン・リースの名推理。 「フットボール試合」⇒これも見事な本格推理小説。シスターのメアリ・アーシュラが名探偵として登場。 シスター・アーシュラは、『密室の魔術師』(長編の本格推理小説)にも登場します。 「サントロペの悲劇」⇒物語の最後の方のキラ・ソクラテスコのセリフが印象深い。奇妙な味。 「ロトの妻」⇒サスペンス色が濃い。物語の終わり方については、私は好きではありませんね。 「百匹の猫の事件」⇒風変わりな事件です。ミセス・ブラッドレーが登場。 「銀行をゆすった男」⇒ダフネ・レインと〈調整者〉たちの爽快な大活躍。 「フィレンツェ版の珍本」⇒ジプシー娘のヘイガー・スタンレーの名推理。 「恐怖の一夜」⇒変わったサスペンス。凡作のような気もしますが。 「インヴァネス・ケープの男」⇒レディ・モリーが怪事件に挑む。奇想天外な真相。 「村の殺人」⇒有名な名探偵ミス・マープルが登場。クリスティの短編にしては凡作では? 「鉄鋼証券のからくり」⇒犯罪小説。女性の犯罪者がいてもいいですよね。 「贋札」⇒いつのまにかソフィ・ラングという女性の犯罪者が。。。 「盗まれた名画」⇒本格推理小説の怪盗もの。女性の怪盗とは最高ですね。その怪盗は、まだ若い! その名はフォー・スクウェア・ジェーン。これはおすすめしたい短編です。 「グレート・カブール・ダイヤモンド」⇒これも本格推理小説の怪盗もの。おすすめしたい怪盗ーー その名はフィデリティ・ダヴ。『フィデリティ・ダヴの大仕事』という本は最高に おすすめです。怪盗もので、著者はロイ・ヴィカーズです。 「姿なき殺人者」⇒冷酷な女性の犯罪者が登場。私は好きにはなれませんね。。。 『犯罪の中のレディたち』の上巻よりもおもしろいくらいの下巻です。 | ||||
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本格推理小説が好きな私としては、星五つは付けすぎかなと感じるのですが、推理小説の歴史の早い時期に 書かれた≪女性が活躍する推理小説短編の数々≫ーー読む価値は充分にあります。歴史的価値が高いです。 小説として価値が高いだろう短編も幾つか含まれていますので、星五つを付けます。 また、≪女性が颯爽と活躍するミステリ≫を読みたい方には最高の推理小説短編集となるでしょう。 「スパイダー」⇒おもしろい。本格推理小説。女探偵?スーザン・デアが推理。 「緑の氷」⇒おもしろい。ヒルデガード・ウィザーズ(女探偵)の大活躍。 「単独取材」⇒サスペンス。 「棒口紅」⇒ヒロインの危機。 「撮影所の殺人」⇒ローズ・グレアムが犯人を指摘する。 「スクウィーキー最初の事件」⇒デズデモーナ・メドウ(女探偵)の大活躍。 「ジゴロの王」⇒大犯罪集団に対してマダム・ロージカ・ストーリーが挑む。 「ダイヤを切るにはダイヤで」⇒エリナー・ヴァンスの見事な知略。 「オペラ座の殺人」⇒サリー・カーディフが劇場殺人事件に挑む。 | ||||
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クイーン編纂の女性の名探偵、犯罪者を集めたアンソロジー アメリカ、イギリスの名探偵。両国の犯罪者が一同に介します 出版の権利か何かの問題でミス・マープルの作品があまり相応しい物でないのと 「茶の葉」が収録されていないのが残念なところ | ||||
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クイーンお得意のテーマ別アンソロジーの一つ 原題は「種の中の牝」とかいうタイトル 英米の女性探偵と犯罪者を網羅した作品ですが 上巻はアメリカの女性探偵だけしか載っていません 時代を彩った女性探偵たちの競演が見所の一つです 他では読むのが難しい探偵も多数収録されています | ||||
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