流浪の月

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評判

流浪の月の評価:

4.08/5点 レビュー 623件。 A ランク

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平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全928件 141〜160 8/47ページ
No.788
(5pt)

トリネコ

ー俺はハズレだ。
引き抜かれたトリネコは俺だ。ー
 
 彼のような想いを抱えて生きている人は意外と多いのかもしれない。
母親から。社会から。自分を取り巻く環境がアタリという基準を作って人を毒す。
期待に沿えない自分に、1人で苦しみ、もがき、レールの外へと投げ出されていく。
『ハズレ』から目を逸らす手段。
それが彼にとって公園で幼い女の子を見ることであり、更紗の自由さに触れる事だったのかもしれない。
更紗を家に連れて行ったのは、彼の寂しさと優しさ、そして『ハズレ』が明るみに出ることによる安堵感を求めてのことだったのだろう。
幼い女の子を家に連れたという事実が、「ロリコン」、「小児性愛者」というレッテルを貼り付け、偽なる事実が生み出されていく。
真実から遠のく現実が、ギャップが彼らを苦しめたのは言うまでもない。
人は誰しもが秘密を持っている。
それを言えないのも、1人で苦しむのも人間であり、人の一部を知って、いや、全てを知った気になって。『悲しんでいる人、困っている人の味方になっている自分』という、優越感に隠れた偽の優しさを、正義感を振りまくのもまた、人間なのである。
そして、その偽の優しさに縋るのもまた、人間なのである。

〜どんなトリネコも大事にされればいいのに

そんなエゴを抱えながら、元気なトリネコの影に隠れ今日も生きてゆく。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.787
(5pt)

トリネコ

ー俺はハズレだ。
引き抜かれたトリネコは俺だ。ー
 
 彼のような想いを抱えて生きている人は意外と多いのかもしれない。
母親から。社会から。自分を取り巻く環境がアタリという基準を作って人を毒す。
期待に沿えない自分に、1人で苦しみ、もがき、レールの外へと投げ出されていく。
『ハズレ』から目を逸らす手段。
それが彼にとって公園で幼い女の子を見ることであり、更紗の自由さに触れる事だったのかもしれない。
更紗を家に連れて行ったのは、彼の寂しさと優しさ、そして『ハズレ』が明るみに出ることによる安堵感を求めてのことだったのだろう。
幼い女の子を家に連れたという事実が、「ロリコン」、「小児性愛者」というレッテルを貼り付け、偽なる事実が生み出されていく。
真実から遠のく現実が、ギャップが彼らを苦しめたのは言うまでもない。
人は誰しもが秘密を持っている。
それを言えないのも、1人で苦しむのも人間であり、人の一部を知って、いや、全てを知った気になって。『悲しんでいる人、困っている人の味方になっている自分』という、優越感に隠れた偽の優しさを、正義感を振りまくのもまた、人間なのである。
そして、その偽の優しさに縋るのもまた、人間なのである。

〜どんなトリネコも大事にされればいいのに

そんなエゴを抱えながら、元気なトリネコの影に隠れ今日も生きてゆく。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.786
(4pt)

性愛ではない純愛の物語

少女誘拐事件の元被害少女と、元加害少年の純愛物語。加害少年と言っても、少年は何も危害を加えず、むしろ少女を保護しており、少女との交流で心の傷を癒したのだけれども、事件となって二人は離れ離れになる。十数年後に二人が再会し、本当の愛を手繰り寄せようとするお話で、普通とは何か、何が正しいのか、世間の身勝手さを考えさせられた。
語りがとても綺麗で読みやすいので、中盤から終盤にかけては一気読みの面白さだったが、2回目読むかというと、読まないというのが私の感想。読み物として面白かったが、感動はしなかった。何より主人公の更紗のことが好きになれなかった事が一因だと思う。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.785
(4pt)

性愛ではない純愛の物語

少女誘拐事件の元被害少女と、元加害少年の純愛物語。加害少年と言っても、少年は何も危害を加えず、むしろ少女を保護しており、少女との交流で心の傷を癒したのだけれども、事件となって二人は離れ離れになる。十数年後に二人が再会し、本当の愛を手繰り寄せようとするお話で、普通とは何か、何が正しいのか、世間の身勝手さを考えさせられた。
語りがとても綺麗で読みやすいので、中盤から終盤にかけては一気読みの面白さだったが、2回目読むかというと、読まないというのが私の感想。読み物として面白かったが、感動はしなかった。何より主人公の更紗のことが好きになれなかった事が一因だと思う。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.784
(5pt)

素敵

ただただ、入り込んでしまった1冊。
素敵な本に出会えました。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.783
(5pt)

素敵

ただただ、入り込んでしまった1冊。
素敵な本に出会えました。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.782
(5pt)

普通って何かを考える話

映画化された作品で予告を観て、観たいと思っていたのですが、なかなか観に行く機会がなく、原作を先に読んでしまいました。こういうお話だろうなという予想を裏切ることもなく、でも自分の中に残るものはありました。愛って結局のところ人間関係っていう事に尽きるのと性愛を伴う愛は一方的だったり、時に暴力的だったりして、愛を免罪符にできる人は自分勝手な人なのだなという結論に至ったというのが私のネタバレしない中で語れる感想です。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.781
(5pt)

普通って何かを考える話

映画化された作品で予告を観て、観たいと思っていたのですが、なかなか観に行く機会がなく、原作を先に読んでしまいました。こういうお話だろうなという予想を裏切ることもなく、でも自分の中に残るものはありました。愛って結局のところ人間関係っていう事に尽きるのと性愛を伴う愛は一方的だったり、時に暴力的だったりして、愛を免罪符にできる人は自分勝手な人なのだなという結論に至ったというのが私のネタバレしない中で語れる感想です。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.780
(5pt)

凪良ゆう氏の初読みはメチャクチャ面白かった!

凪良ゆう氏の作品を初めて読んだがメチャクチャ面白かった!「一章 少女のはなし」を読み始め、「意味わからないな」と思ったが、最後まで読んで構成の上手さに驚いた。メチャクチャ面白かった。「大人の矛盾を子供は冷徹に見ている」「事実と真実は違う」「初めて手ぶらで歩く爽快さ」という言葉が印象に残った。世の中には人の話を聞いて軽々しく「わかる」と言う輩が多いが、「同じ経験をしたことが無ければわかるわけがない」ことをわかるべきと思った。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.779
(5pt)

凪良ゆう氏の初読みはメチャクチャ面白かった!

凪良ゆう氏の作品を初めて読んだがメチャクチャ面白かった!「一章 少女のはなし」を読み始め、「意味わからないな」と思ったが、最後まで読んで構成の上手さに驚いた。メチャクチャ面白かった。「大人の矛盾を子供は冷徹に見ている」「事実と真実は違う」「初めて手ぶらで歩く爽快さ」という言葉が印象に残った。世の中には人の話を聞いて軽々しく「わかる」と言う輩が多いが、「同じ経験をしたことが無ければわかるわけがない」ことをわかるべきと思った。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.778
(4pt)

ヒリヒリした物語は読まないのですが。

普段は、時代小説や、ちょっと笑える落語のような物語を読んでいます。
今回は、本屋大賞ということで、興味を持ち、読み始めました。

それなりに人生経験を重ねたせいか、あまり切なくもなく、共感もなく、平坦な気持ちで活字を追い、終盤は斜め読みとなりました。
一般論として、この小説に引き込まれる読者が多いのは納得できます。ところどころリアリティがあり、少しずつ虚構がある。そこが一つ良いところ。中盤までは読み飽きません。
また、重いテーマを取り上げているけれど、しつこくなく、隣の部屋ではこんなこともあるかなー、と受け止められる。これも読者を惹きつける要素です。ただ、私は共感はできません。登場人物の決断が、ゆるすぎます。

この筆力で、もっと心揺さぶるような作品を生み出してもらえそう。そう期待しています。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.777
(4pt)

ヒリヒリした物語は読まないのですが。

普段は、時代小説や、ちょっと笑える落語のような物語を読んでいます。
今回は、本屋大賞ということで、興味を持ち、読み始めました。

それなりに人生経験を重ねたせいか、あまり切なくもなく、共感もなく、平坦な気持ちで活字を追い、終盤は斜め読みとなりました。
一般論として、この小説に引き込まれる読者が多いのは納得できます。ところどころリアリティがあり、少しずつ虚構がある。そこが一つ良いところ。中盤までは読み飽きません。
また、重いテーマを取り上げているけれど、しつこくなく、隣の部屋ではこんなこともあるかなー、と受け止められる。これも読者を惹きつける要素です。ただ、私は共感はできません。登場人物の決断が、ゆるすぎます。

この筆力で、もっと心揺さぶるような作品を生み出してもらえそう。そう期待しています。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.776
(4pt)

納得の本屋大賞

本の状態も問題なかったです。
意外な物語にリアリティがある。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.775
(4pt)

納得の本屋大賞

本の状態も問題なかったです。
意外な物語にリアリティがある。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.774
(5pt)

本当に買ってよかった^_^

汝、星のごとくを読み面白かったので同じ作者さんの本を購入してみました!個人的に今持ってる本の中で一番好きと言えるほど良かったです。買って後悔はありません。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.773
(5pt)

救い

更沙は私だ。
この物語りを読んでいく内にそう思った。

幼少期、家庭にも学校にも私の居場所は無かった。

誰か私をこの地獄から連れ去ってほしい。
助けてほしい。
子供の頃、私は本気でそう思っていた。
ただ、その願いを口にすることは
惨めな気がして
自分自身が許さなかった。

この物語りを読んだ多くの人は、
「事実と真実は違う」「本当の優しさとは」と
第3者の視点で物語りを読み進めるだろう。

でも幼少期、
どうにもならない不自由さや苦しみに心が死んでいった経験をした人間にとっては
この物語は幼い頃の自分に
文が、傘を差し伸べに来てくれる
そんな救いの物語りだ。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.772
(5pt)

本当に買ってよかった^_^

汝、星のごとくを読み面白かったので同じ作者さんの本を購入してみました!個人的に今持ってる本の中で一番好きと言えるほど良かったです。買って後悔はありません。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.771
(5pt)

救い

更沙は私だ。
この物語りを読んでいく内にそう思った。

幼少期、家庭にも学校にも私の居場所は無かった。

誰か私をこの地獄から連れ去ってほしい。
助けてほしい。
子供の頃、私は本気でそう思っていた。
ただ、その願いを口にすることは
惨めな気がして
自分自身が許さなかった。

この物語りを読んだ多くの人は、
「事実と真実は違う」「本当の優しさとは」と
第3者の視点で物語りを読み進めるだろう。

でも幼少期、
どうにもならない不自由さや苦しみに心が死んでいった経験をした人間にとっては
この物語は幼い頃の自分に
文が、傘を差し伸べに来てくれる
そんな救いの物語りだ。
流浪の月 Amazon書評・レビュー: 流浪の月より
4488028020
No.770
(5pt)

感動

とても切なく、最後には涙が出てしまうような
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016
No.769
(4pt)

男女間の愛とは異なる愛の物語。ただし、前半はロリコン男の話。

前半はロリコン男の話です。最後には様子が変わりますが、ロリコンに嫌悪感を持っている人は読まない方が良いです。
映画だと時間の関係上、若干、内容が端折られるし、読み取れないところもあるし、自分の鑑賞ペースに合わないので、未鑑賞です。通常、小説を読んだ後に映画を見ると違和感があるので、映画を先に見た方が良いように思われます。
ちょっと、読みづらさがあるかと思いましたが、面白く一気読みしました。
最近、流行りのネットの問題の批判も題材となっています。
面白いですが、再読しようとは思いません。なので、★4つです。
流浪の月 (創元文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 流浪の月 (創元文芸文庫)より
4488803016