どぶどろ
評判
どぶどろの評価:
4.17/5点 レビュー 6件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1〜14 1/1ページ
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どぶどろの評価:
4.17/5点 レビュー 6件。 B ランク
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毎週西田敏行主演のラジオドラマが半村良の小説をドラマ化していて、
この本の主人公、平吉の別の作品だった。
ラジオドラマのほうがすっげぇ面白かったので、
本編ともいうべきこの本を買ってみたんだけど・・・。
うーん・・・。
まず七つの短編(10~20ページほどの)を読まされたあと、
本編ともいうべき「どぶどろ」が始まるんだけど(316ページの長編)、
最初の短編は話が中途半端に終わるものばっかで(なんだろう、これ)と思っていたら、
この七つの短編が「どぶどろ」の中に収斂されていく内容で、
短編に出てきていた登場人物たちが次々に出てきて、短編で消化不良だったその後が
わかってゆくので、途中まではけっこう面白かったんです。
でも、この「どぶどろ」、最後が凄すぎます。
暗すぎて救いようが無くて、後味が最悪です。
まだ二十歳の音吉が背負うには重すぎる「敵」ですよ。
なんとかならんかったのでしょうかね。
後半以降、ちょっと欝モードになりかねない物語でした。
なお、先述のNHKのラジオドラマのほうの平吉の話は、
この「どぶどろ」以前に書かれた「およね平吉時穴道行(ときあなみちゆき)」の
ほうだったのですが、こちらも原作のほうはけっこう凄かったです。
「どぶどろ」巻末の解説によると、
「およね平吉~」のほうが先に発表されていたようで、
しかもどうやら並行世界の話らしいです。おっ、さすがSF作家。
このあと、そっちのレビューも書きますw