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そのバケツでは水がくめない



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【この小説が収録されている参考書籍】
そのバケツでは水がくめない

そのバケツでは水がくめないの評価: 3.43/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

素晴らしい

最初は物語がどのように展開し終わるのか分からなかったが、読み進めるうちどんどん引き込まれて最後の40ページ程は足早に読みました!
オススメですわ!!!
そのバケツでは水がくめないAmazon書評・レビュー:そのバケツでは水がくめないより
4396635389
No.6:
(3pt)

美名のような人間はいる。

読み進むに従って、じわじわと美名の嫌な部分が滲み出てくる小説。

子供の頃になら『誰でも一度くらい経験はあるんじゃないだろうか』というような、幼稚で取るに足りない 嫌味な行動と言動。

理世は傷つきながらも、親友にも恋人にも相談できずに悩み、最後には妊娠を機に美名から去ります。

実際、美名のした事はハラスメントでありながら、法に問われる種類の事ではないのが もどかしい。
でも、間違っているのは美名で、理世が会社を退職するのは納得がいかなかったな。

第一、雇い主は理世の勤めるアパレル会社のビータイドで、美名は雇われデザイナーではないか。
理世が辞めなくても別のデザイナーに担当を変えたいと 正直に打診してみれば良かったのでは?

あの性格では、担当替えをしても また同じような事が起こるに違いない。
したがって、ビータイドでの美名の評判が落ちて彼女の方から離れる事になっただろうと推測する。

あるいは もっと派手にケンカすれば良かったのに。

もうちょっとドロドロの対決を期待していたので、物足りなさが残ったな。

でも、些細なことを題材に小説を書くなんて、さすがはプロの作家さんである。
そのバケツでは水がくめないAmazon書評・レビュー:そのバケツでは水がくめないより
4396635389
No.5:
(2pt)

残念

内容が稚拙。面白くなるのかなぁと読み進めましたがハズレでした。
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4396635389
No.4:
(4pt)

期待外れ

女性間の真の友情を期待していたのですが、あまり後味が良く無くて期待外れでした。
題名にひかれたのですが残念。
そのバケツでは水がくめないAmazon書評・レビュー:そのバケツでは水がくめないより
4396635389
No.3:
(3pt)

依存症を扱った作品

急速に接近した『女友達』を題材にした作品。
まるで恋に落ちるかのように急接近した二人の女が何処でなぜか歯車が狂い
片方はズタズタには他方は冷酷したたかになるというお話。
後者は恋愛依存症の回避依存かと思われます。
れっきとした病気なので薬物依存、アルコール依存、ギャンブル依存と同様
きちんとした回復のプロセスを辿らないと人間関係に困難をきたします。
こういう傾向の人は男女問わず大変魅力的でインパクトのある引きつけ方をしますので注意が必要です。
惹かれた前者は恋愛依存の傾向ありか?
この人たちの人間関係は、急速に燃え上がり、急速に破綻するという特徴があります。
思い当たられる節の方はそちらの専門書を読まれると良いかと思います。
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4396635389
No.2:
(3pt)

面白かった・ネタバレあります

ヒロインが「ちょろすぎ」なのは気になったが、楽しく読めると思う
敗因は、「才能に惚れ込み過ぎて、御用聞き」と化してしまったからだと思った
惚れ込むって、そういう事だと思うけど、「あなたの個性を存分に」でスターデザイナーを作りたかったんだったらともかく、コンセプトを守りたいなら至れり尽くせりじゃダメだろう
アパレルってこんなに余裕ある仕事っぷりなのかなあ…もちょいと気になった
誰もかれも「ここだけの話」を広げまくってるし。交友関係重ならないとこなら「それはOK」になるのが世の常だが、なんつーか…一応の信義則ってのは、ないの?
逃げるのは正解だけど、「女の子はこれだから」という逃げ方する位なら「コンセプトが変わってしまったから」にしといて欲しかった気が…
概ね楽しみました
そのバケツでは水がくめないAmazon書評・レビュー:そのバケツでは水がくめないより
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No.1:
(4pt)

「女あるある」がリアルに表現された不穏な空気感漂う作品(ネタバレあり)

飛鳥井千砂さんの最新刊

何の予備知識も持たず読み始めたので途中までは
主人公、佐和理世(さわ りよ)のお仕事ストーリーだと思っていました。
段々雲行きが怪しくなり、不穏な空気が漂い始め
そこで初めて女性間のイヤミス物語だと気付きました。

色白で華奢で、魅力的な雰囲気満載の小鳥遊美名(たかなし みな)
通称、コトリ(理世に限り美名と呼びます)
そのイメージに私も冒頭からすっかり騙されてしまいました。

理世に起きたセクハラ事件を助けた事で一気に親しくなる二人
けれどその後に待っていた物は…

私自身「○○○さんが言っていたよ」の悪質な嵌められ方を
何度か経験している事もあって、コトリの様なタイプは心の底から嫌いです。
人を信じさせておいて、手ひどく裏切る。
何故、一度好きになった人達に後ろ足で砂を掛ける様な事が出来るのか理解不能です。
嫌ならただ黙って去れば良いだけの事…。

でも現実にコトリの様な女性はそこかしこに存在しています。
いつか天罰が下ります様に。と祈らずにはいられないくらい
コトリの人物描写が微細に描かれていました。

理世の気持ちに絶えず感情移入しながら読めた作品です。
ラストでは少し救われました。

余談ですが297ページ
>美名の前に姿を現したっけ
は、「理世の前」の間違いでは?
そのバケツでは水がくめないAmazon書評・レビュー:そのバケツでは水がくめないより
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