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ひとつむぎの手



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【この小説が収録されている参考書籍】
ひとつむぎの手
ひとつむぎの手

ひとつむぎの手の評価: 4.36/5点 レビュー 59件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全59件 21~40 2/3ページ
No.39:
(5pt)

なるほど!これでいいんだ!

ストーリーがイージーではなくやはり人間として選ぶ道はこれでいいんだな、と思い、主人公に共鳴しました。とても楽しめた本でした。
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No.38:
(5pt)

最初は大丈夫かと思うけど、主人公、素晴らしい医者でした!

心臓外科の平良祐介は、三人の研修医のうち2人を心臓外科への入局を決意させれば、希望している富士第一病院への出向を考慮すると言われ、3人の指導を引き受ける。しかし、その一人にはそっぽを向かれ、他の2人への指導にも自信を無くす。主人公の祐介は、患者のことを親身になって考えるいい医者なのだが、うじうじといろいろ悩み、適当に力を抜いてリラックスすることもできない。読んでるこちらとしては、おいおい大丈夫かと情けなくなってくる。すると、医局の不正を糾弾した怪文書がばらまかれ、事態は思わぬ方向に進展していく。最後は、感動の結末を迎えるので安心して読んでください。いいお話でした。
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No.37:
(4pt)

また「炎で炙られた蠟のようにぐにゃりとゆがんだ」!

超人ではない主人公の平凡な人物造形がリアルでした。
著者は「炎で炙られた蠟のように、××の表情がぐにゃりとゆがんだ」という表現が気に入っているようで、他の著書でも何度も目にしましたが、またでてきた!と思いました。
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No.36:
(5pt)

主人公の人柄に惹かれました

主人公の決して強くない点を自分に重ね合わせながら読むことができ、共感することができました。様々な出来事にもがきながらも、医師としての信念を貫き、人間の弱い点も含めて主人公 平良先生に惹かれました。迷っても弱くっても、自分の信念をしっかり持って過ごしていけばいいといった勇気をもらえる作品でした。知念さんの作品は映像化してもいいと感じるものが多いと思っています。レゾンデートルとか崩れる脳・・・とか。
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No.35:
(5pt)

何度も目頭が熱くなる良い作品です。

心臓外科医を主役として、三人の研修医の成長と医局争いを交えながら、物語が進んでいきます。患者のことを思い、行動する姿が、研修医や周りを惹き込んでいき、その都度泣きそうになりました。
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No.34:
(4pt)

心臓外科医は、つらいよ。

一冊の小説としては、上手くまとまっていると思います。
医療現場の臨場感、大学医療の権力争い、医師たちの疲弊と焦燥などを丁寧に描きながら、
ヒューマンドラマとしても、一気に読める作品です。
けれど、主人公の心臓外科医としての野望というか願望と、医師としての良心、善なる信念のバランスが
極端に振れ過ぎていて、どうも、ひとりの魅力ある人物造形としてはうまくいっていない気もしました。
こころ、揺さぶられすぎ。
いやぁ、平良先生はいい人なんですけどね。
また、3人の研修医やラスボス的な教授などのキャラも、典型的かなと。
個人的には、実際の手術のシーンや、その時の医師の心理描写や判断が、一番面白かったです。
平良先生の寝ないで頑張る姿に、星ひとつおまけします。
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No.33:
(5pt)

最高でした。

食い入るように読んでいました。医療関係者なのでリアルだなぁと思いました。
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No.32:
(5pt)

医師がオススメする医療小説

私は内科医です。
知人の紹介でこの本のことを知りました。

私は医者としてリアルな医療現場を知っているからこそ、
あまりこの手の小説は読みません。
紹介されたこともあって読み始めただけです。

しかし、読んで後悔なしでした。
その理由は3つあります。
①医療現場のリアルな実態まで描かれている(どことは言えませんが・・・)。
②職場の人間関係に苦戦している人は、共感して心震える。
③人の生命の尊さについて考えてみることができる。

私はこの本を読んで、医師としての責任感を問われた気がしました。
医療関係者でない方も
生命の尊さの他に
「自分はどう生きていくか」ということを考えるきっかけとなる良書です。
そして②の理由に書いたように、
職場の人間関係に悩んでいる人の心にも刺さります。
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No.31:
(4pt)

命の現場を預かるギリギリの現場から生まれる人を紡ぐ手

大学病院で心臓外科医を務める平良。激務の中、さらに三人の研修医の指導医としての任務が加わる。最初の指導で躓いたため、研修医と平良の間でギクシャクしたものができてしまう。平良は日頃の仕事ぶりを自然に見せることで信頼を勝ち取る。小児心臓医を目指す宇佐美のエピソードは涙を流さずにはいられない。患児への治療を通じて、医者として一皮向けた。

ここまで壮絶な経験をしないと医者にはなれないのだろうか。きっとそうなのだろう。主人公の平良は心臓外科医としてやっていけるかどうか微妙な立場。そして、平良はひとを紡ぐ仕事がどれほど重要であるかに気付く。命を預かる現場にあるギリギリの人生論のようなものが伝わった。
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No.30:
(5pt)

こんな医療関係者が増えてほしい

大学病院で心臓外科医として働く平良先生。
激務の上に大学内の人事に翻弄される毎日の中、研修医3人の担当医もすることに。
医局の教授の不正論文疑惑も吹き出し、医局も振り回される中、医者としての本道を忘れない平良先生の心意気に打たれる。
医療ドラマではあるけど、医療という場を超えた人間としての心意気に感動する。
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No.29:
(5pt)

読む者を元気づけてくれる、いい話です!

知念さんの作品、初めて読みました。
読んでよかったです。
医療現場ならではの専門用語もたくさん出てきますが、読み易かったですし、
内容がとてもドラマティックで、読み出したら止まらず、一日で読んでしまいました。

心温まるシーンがいくつもあり、真ん中あたりから何度も涙がこぼれました。
サスペンスのような展開も、そのどんでん返しもおもしろかったです。ちゃんと、伏線もしっかり引かれていましたし。途中、これは医療ミステリーなのかな?と思いました。その要素もあったから、一気読みしてしまったのでしょう。

読み終わる頃には、なんともいえない元気が湧いてきました。
現実は甘くない、とわかってうえで背中を押してくれるような本、
どんな職業についている人にも勇気を与えてくれる本だと思います。
物語にでてくる研修医に主人公がかけた言葉「がんばれ」が私の耳元でも聞こえるようでした。
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No.28:
(2pt)

コンプライアンス感覚のズレ

テレビドラマ化を前提としたような大学病院もの。「勤務医の重労働」や「論文の偽造」というトレンディな要素も織り込んでいる。

もっとも、最後の「もみ消し」2連発は、たとえそこに大儀を加えたとしても、現代のコンプライアンス感覚とズレてない?

高視聴率を維持しながら、最後に炎上も狙っているのかしらん。
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No.27:
(4pt)

「平良先生、いい外科医じゃないか。」

題名からは想像できなかった話。ミステリーの要素はあまりない。予想外の展開もあまりなく、ああそうか という感じだった。
ただ、現在の心臓血管外科の置かれている状況(とにかく専門医を取得維持するためには手術症例をこなさないといけない、結局一握りの医師しか執刀医になれないなど)や研修医の外科医希望医師の不足、研修医指導の難しさなどはうまく書かれていた。
救急外科医としての見せ場や研修医の指導には心が動いた。
私自身は心臓外科医ではないが、残念ながら亡くなってしまう幼い患者の家族、とくに母親の感謝の言葉がとてもリアルで、自分の記憶と重なって涙がでそうになった。亡くなった患者の家族から感謝されることはめったにないからこそ、作者にとっても忘れえぬ出来事だったのだろうか。
「平良先生、いい外科医じゃないか。」
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No.26:
(5pt)

医者も人間。医者選びで命がきまるわ

この作家の本は初めて読みました。とても引き込まれました。やはり医者選びはだいじだとおもいました。
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No.25:
(4pt)

人の幸せはそれぞれ。

物語に入り込みすぐに読んでしまいました。医師の苦労や葛藤が切ないですがラストは良かったです。ただ研修医や敵役の医師の描き方が誇張されていて、今どきこんな人いるかなと思いました。
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No.24:
(5pt)

相変わらず私のハートを掴みますなぁ。

2019年の本屋大賞ノミネート作品。相変わらず私のハートを掴みますなぁ。TVドラマ的なとこも良かったし、主人公の生き様がしっかり描かれていて、初めて一日で一気読みしてしまった。医療物もいいけどそろそろ知念さんが描く恋愛ミステリーも読みたいなぁ。(^^
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No.23:
(5pt)

きちんと研修医と向き合って、医師として誠実に患者に接する姿が印象的

心臓外科医の平良医師が主人公の物語。一人前の心臓外科医になるには関連病院へ出向して多くの手術をして腕をあげることが必要となる。手術件数が多い病院へ出向する条件として研修医を心臓外科に入局させることを求められた平良と、研修医たちの奮闘を描いた医療小説。

おもしろかった。出向する病院をめぐって教授や医局長に振り回されながらも、きちんと研修医と向き合って、医師として誠実に患者に接する姿が印象的だった。特に、小児外科を希望する宇佐美への厳しさと優しさを兼ね備えた対応は本物の指導医の姿だった。

心臓外科だけでなく、救急や一般外科などの様々な疾患にできる対応力を生かした平良の今後の活躍にも期待したい。
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No.22:
(5pt)

一気呵成に読みました 感動の書

医療現場の臨場感あふれる描写に驚き、専門用語が駆使される展開に惹きこまれながら読了しました。
ストーリー展開の巧みさもさることながら、主人公の平良先生が直向きに患者へと向き合う姿勢にいつしか感情移入していました。

ラスト3ページでの研修医たちが発する言葉に思わず涙しました。通勤電車で読んでいたこともあり、周りを見回しながら目頭を拭いました。

医局の権力構造は、「白い巨塔」の時代から言われ続けてきた題材ですが、主人公の医療に対する姿勢が、俗っぽい権力とは別の清々しさをもたらしています。

医師である作者でないと書けない小説だと思いました。
医は仁術と言われてきましたが、本書のポイントはそこにあると感じました。続編を期待します。
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No.21:
(4pt)

読ませます

医師としての作者が、専門分野を活かして、研修医たちの人間模様を描いていく秀作だと思います。飽きない展開で、あっという間に読み切れます。また、映像化も可能ではないでしょうか。とにかく、専門用語もでてくる医療小説としてもなかなか面白かったです。
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No.20:
(4pt)

読みやすかったです

本屋大賞では1位ではなかったようです。両方読みましたが私的にはこちらの方が良かったような。医療的な部分も多いのですが人間関係のドラマやどんでん返しなど一気に読めて面白かったです!
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