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(短編集)
拝み屋郷内 怪談始末
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拝み屋郷内 怪談始末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
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基本的にその作家の作品は古いものから新しいものへと順に読むようにしています。 が、郷内さんの作品はいろんな文庫から出版されていてどれが最初かよくわかりません。ウィキペディアなどに資料があると出版年がわかるのですが。 デビュー作だと思って読んだのが角川ホラー文庫では最初に出た「拝み屋怪談 逆さ稲荷」(2015)だったのですが、後になって竹書房の「怪談双子宿」(2018)の方が中身は先だったという話を聞き、そうかと思えば今回読んだこのダヴィンチMF文庫の「怪談始末」が”幽実話怪談コンテスト受賞後の第一作”と書いてあって??です。確かにこちらは2014年発行となっています。 それに加えて、先日「来るべき災禍」(2017)で読んだばかりの桐島加奈江のエピソードがそのままこちらにも収録されていたので余計に混乱しました。文章は少し変えてあるので後の方は少し推敲されたのだと思いますが内容は同じです。こういうのはアリなのだろうかと思いました。こちらではまとめて6つのエピソードになっていたのが「来るべき災禍」では他の話の合間にはさまれて時間順に話が進む形式になっていました。 今まで5冊読んできましたが、継続して質が落ちないのはすごいと思います。この方にははずれがありません。 拝み屋さんをやっておられると、日々いろんな話が向こうからやってきて書くネタには困らないのかもしれませんね。なんだろう、他の実話怪談の作家さんとは格段に違うものを感じます。文章もうまく表現力もあるのだと思います。いくらネタをたくさんインプットしても、それを人に伝える技術が稚拙では話もつまらなくなってしまうでしょう。 今までの本はずっと星5つでしたが今回は桐島加奈江の話が重複していたので星ひとつ減らしました。 あとに新作がたくさん控えているので楽しみです。引き続き読んでいきたいと思います。 | ||||
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まぁまぁ | ||||
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11作に及ぶシリーズになるくらいだから面白かろうと、一冊に何十話もある本は並べて残念なのだが読んでみた。 第一話にがっかりしたが、10話くらい我慢して読んでみた。やっぱりつまらない。あっそう、で終わる。特に文章が上手い訳でもなく、ごく普通。どれも語り手は目撃するだけで、怪異に何かされそうになると、気がつくとそれがいなくなっていたり自分が意識を失って起こされたり、パソコンの調子が悪くなったり原稿が消えたり、間接的な被害だけ。これだけ怪異に魅入られたら100回くらい死んでてもおかしくないのに普通に生きてて怪談シリーズで儲けてるんですよ。 高評価のホラーを読んでみるとよくがっかりする。 逆に面白かったのは星3つくらいでしかもトップレビューが悪評価だったりする。ここの読者とは感性が合わないのかしら。 | ||||
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怪談のシーハナという怪談番組で著者の郷内さんが出演されているのを拝見し、いつか著書を購入しようと考え調べていました。 色々と調べて行く中で「花嫁の家」なる著書が怖くて面白い!という口コミを多数見かけたのでそちらを購入しようと思いましたが「花嫁の家」の中で、その前作の著書(本作の 怪談始末)に通じる話があるというコメントを見て、まずは「怪談始末」を購入いたしました。 本作もとてもおもしろかったです。 花嫁に関する記述も本作の中にあり、 「花嫁の家」を読むのがますます楽しみになりました。 | ||||
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本書は、拝み屋を生業とする著者の体験談(と依頼者から聞いた話)という形で、様々な怪談話が書かれています。 こういう作品に嘘だのフィクションだのとケチをつけるのはよくないとわかっています。でも言わせてもらいたい。 中盤まで、本当に楽しめました。思わずぞくっとする話や、なるほどと唸らされる怪談話が読みやすい短さで、たくさん詰まった作品です。 けれどもこうした作品は、世界観に没入してこそ楽しめるものだと思います。 しかし、終盤で語られる「不明熱」と題された一連のエピソード。これが全てを台無しにしてしまいました。 内容については省きますが、この話に出てくる病院の対応がありえないです。高熱が出て意識が朦朧としている患者に解熱剤だけ出して帰宅させるなんて殺人レベルの所業です。 このありえんエピソードが出てきたせいで「あ、これフィクションなんだね」と急激に冷めてしまい、その後の物語を楽しむことができなくなりました。 本当に残念です。実話を元に〜という前振りで物語を始めるなら、読者の夢から醒めさせないようリアリティにこだわってほしかったです。 | ||||
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怪談話の大半が面白くて、「花嫁の家」を楽しみにしています。 | ||||
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ドラマの第2弾を見始めてから 本シリーズを知りました。ここ数年実話怪談の文庫本を よく読むのですが、郷内さんの文章スタイルは 割と好みのようです。まだ数冊あるので非常に楽しみです。 | ||||
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プチ怪談からちょっとした長編怪談など、バラエティ豊かで飽きませんでした。 桐島可奈江の怪異が印象的でした。 ただ驚かせているだけで、実害はなにもないんですよねえ。 妖怪の一種なのか、作者が作りだした、気の塊という可能性も捨てがたいなあと思いました。 静子さんの話しは、生きてる人間のほうがヤベーよ、と思いましたね。そりゃ化けて出るわ、無念だわ。変な霊能者の言うこと妄信しちゃって悲劇だわ。 全体的に、死者への畏敬の念が感じられて、読後感はよかったですよ。 | ||||
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ただの怪談本ではなく、筆者の真摯な気持ちが伝わる素晴らしい作品でした。 | ||||
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霊を見たと言えば精神病と言われるこの時代に、妄想だろうと疑いながら読んでいたが、次第に引き込まれ、最後は身震いしていた。次回作も読もうと思う。 | ||||
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短いお話のそれぞれがすごくリアルでした。 私も以前はよくみえて(聴こえて)いた方だと思いますが、実際にオチがないものばかりです。 文章にするなら、そうそう、こんな感じ!みたいな。 主軸に係る章にもとても惹きつけられ、一気に読んでしまいました。 『花嫁の家』で郷内先生を知り、シリーズ全巻揃えてしまいました。 順番に読むのがいいかと思いますが、どの巻から読んでも、違う楽しみ方ができると思います。 読んで、自身の経験も思い出し、一緒に“始末“させて頂いたような気分です。 | ||||
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小学校とか中学の頃の雑誌の怖い体験談みたいな感じ。 体験談だから、盛り上がったりとかなくただこんなことがあった的な体験談。 割と本は一気に読むほうだけど、これは中々進まず電車の中で読みたい本が無くなってしまった 時に暇つぶしに少しずつ読んでいる感じです。 | ||||
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内容についての感想はレビューを書かれておられる皆さんとほぼ変わりないので割愛します。 最近は(特に文庫版は)ほぼ絶版状態で入手が難しかったのですが、このほど角川ホラー文庫より「拝み屋怪談 怪談始末」と改題、加筆等再編集され再発されました。定価(税別)はおなじ680円です。 再編集の詳細は新版のレビューに記しますが、次作「花嫁の家」に連なる怪談は新版にもそのまま掲載されているので、特に拘りがなければ、文庫版に於いては新版でも差し支えないと思います。 | ||||
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の前に読むことを勧めるコメントの通り。 わたくしは逆でしたが… これからまた「花嫁の家」を読み返します | ||||
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同シリーズが身近で話題になっていたのでまずはと最初のこちらを拝見しました。 テンポよく無駄のない文章と、ゾッとするお話の組み合わせす。 怖がらせよう怖がらせようと雰囲気ばかりをしつこく高めたホラー小説には少々食傷気味な愛好家には、素っ気ないほどサラリとして描写にはむしろリアリティを感じられると思います。とても面白くて一気に読んでしまいました。 おすすめです。 | ||||
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実話怪談が大好きです。 以前から郷内さんのことは気になっていましたが初めて文庫を購入。 いかにも、驚かせてやろう!(某T書房のシリーズ的な)という、安っぽい感じではなく面白いです。 個人的に新耳袋系の怪談が好みなのですが、郷内さんの怪談にメンヘラ系の霊が出てくるのを読んで斬新だと思いました。 人間にも病んでる人も普通の人もいるように、霊にも病んでる(病んだ人が亡くなって霊になるケースもあるのかも)のが居るのかー!と、 新たな怪談の楽しみが増えました。 ただ、そういうメンヘラな霊がとってもとっても怖く、読後も思い出したりして。久しぶりに一人暮らしで読むことがためらわれます。 私は黒木あるじさんも大好きなのですが、黒木あるじの怪談が『逆転裁判』だとすると、郷内さんの怪談は『ルパン三世』のような感じです。 怖いけれど、エンターテインメント性もあり、一つ一つの話を読むのが楽しいです。 | ||||
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怪談マニアを自称するくらいには、あれこれ読み込んでいるが、これは久しぶりに読んで楽しめる作品。 拝み屋とか厨二かと思った(失礼ながら)が、読み始めたら一気に引き込まれ、どんどん読める。 読みやすい文体で、ネタの選別も良い。 引き続き、氏の別の本も読んでみようと思う。 | ||||
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困ったことに面白すぎて、読むのが止まりません。 まるで憑かれたように読み貪っています。 そのせいで毎晩眠れず寝不足です。 ある意味、私も怪談を通じて呪われているのかもしれません… というのは冗談で、本当に面白いです!怪談好きに是非オススメします! | ||||
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他の著書が怖くて面白かったのでこの本も間違いないだろうと思い購入。 しっかり怖いし、短編なので集中力の無い私でも読みやすい。 当たりでした。 夏の夜の静かな時に読んで怖がってます。 | ||||
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表紙から怖そうな内容の本だと思ったのですが、所々よくあるような怖い話とは違ったオチで、声を出して笑いながら読みました。 怖い話が読みたい人には向かないかもしれませんが、サブカルのノリが好きな人には合うかもしれません。 | ||||
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