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雨降る森の犬の評価:
4.23/5点 レビュー 22件。 S ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.23pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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犬と人
栗岩 和彦
主人公、雨音は伯父の道夫に連れられ、道夫の家に行く。彼女は母の妙子と一緒に東京に住んでいた。しあkし、母はボーイフレンドを作り、その後を追ってニューヨークに行ってしまった。雨音は日本に残った。ひとりで暮らすことに母が反対したので、道夫と暮らすことを選んだのだ。
道夫は、ワルテルという名の大型犬、バーニーズ・マウンテン・ドッグを飼っていた。しかし、最初は雨音には懐かなかった。急に走り出してリードを持つ雨音がケガをしたこともあった。
2週間もすると、学校や新しい環境にはなじんできたが、ワルテルのほうは、雨音を子分と見なしていて、素直に言うことを聞いてくれない。そのころ、隣の別荘に泊まりに来た、正樹という若者と知り合う。ワルテルは正樹に懐いていた。
雨音を中心として、田舎での正樹やワルテルとの触れ合いが描かれる。あっと驚くどんでん返しはないが、ちょっとした登場人物の心の動きや出来事が、優しく読者に語りかけてくる。母との折り合いがうまくいっていない雨音。継母と仲が悪い正樹。そんな2人を道夫がまとめ、ワルテルが絶妙な緩衝材となってくれている。ほのぼのするだけの物語ではないが、犬好きにとっては読んで損のない一冊。