日輪の賦

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評判

日輪の賦の評価:

4.38/5点 レビュー 26件。 A ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 21〜40 2/3ページ
No.26
(4pt)

持統天皇の意思と弓削皇子

毎日新聞に連載されていた澤田瞳子氏の史小説を求めて、外に続編のような日輪の賦を購入しました。主旨は律令制度の完成のため、当時の存在した人々を含めた登場人物が、天智・天武天皇の遺志を継いで活躍する。これで持統天皇が詠われた<春過ぎて夏来たるらし・・・>の詩句の意味を思い出すような、天皇の考えと生涯を詳しく知ることができた。 他に、天武の皇子に弓削皇子の乱の真相がどうだったのか。フィクションなので、時世者より邪魔になり抹殺されたのか、自ら反乱を起こしたのか、この本では下級の宮人が弓で皇子を裁いている。ありえないと思った。 当時の人々の様子が詳しく描かれているので面白くはあったし、勉強にもなる。もっと後に、再読しようと思う。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.25
(4pt)

持統天皇の意思と弓削皇子

毎日新聞に連載されていた澤田瞳子氏の史小説を求めて、外に続編のような日輪の賦を購入しました。主旨は律令制度の完成のため、当時の存在した人々を含めた登場人物が、天智・天武天皇の遺志を継いで活躍する。これで持統天皇が詠われた<春過ぎて夏来たるらし・・・>の詩句の意味を思い出すような、天皇の考えと生涯を詳しく知ることができた。 他に、天武の皇子に弓削皇子の乱の真相がどうだったのか。フィクションなので、時世者より邪魔になり抹殺されたのか、自ら反乱を起こしたのか、この本では下級の宮人が弓で皇子を裁いている。ありえないと思った。 当時の人々の様子が詳しく描かれているので面白くはあったし、勉強にもなる。もっと後に、再読しようと思う。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.24
(5pt)

飛鳥時代に興味・知識がある方には相当面白いかもしれません(そうでない方でも歴史小説がお好きな方には是非お勧めします)

主人公をはじめとした何人かの架空の人物、および『日本書紀』、『続日本紀』、『万葉集』、『懐風藻』に登場する(多分)実在の多数の人物(ただし、それらに名前しか出てこない人物も多い)が登場し(架空の人物もそれぞれの出自が史実や古代史の説などに基づいてます)、書紀や続紀などに記された史実を巧みに読み替えて想像した(つまり、史実の裏に別の真実があったという、史書のトリックを大胆に想像してます)、非常によくできた飛鳥時代末期が舞台の物語で、史実にはほとんど表れていない、ある3極の対立構造を想定して手に汗握る展開に持ち込みます(飛鳥時代にかなり知識がある方は「そうきたか!」とちょっと唸るかも)。

この作者の作品は初めて読みましたが(ちなみに母親は時代小説作家の澤田ふじ子)、著者の3作目の小説で36歳の頃(2013年)に発表されたようですが、古代史や仏像に関する造詣が非常に深く、また古代の官制や用語の知識、歴史小説的な言い回し・語彙の豊富さなど、非常に達者な筆力のある作家さんだと思いました。

ちなみに、歴史ものの小説がお好きな方であれば、大化の改新、白村江の戦い、大宝律令くらいのキーワードの知識しかなくても、主人公の青年、阿古志連廣手(あこしのむらじひろて)の純真さや熱き心に感動して引き込まれ(廣手のビルドゥングスロマン(成長小説)でもある。他にも他の登場人物の背景や過去が想像力豊かに描かれているので、感動的な場面がいくつもあります)、かつまた飛鳥時代の歴史も学べて、十二分に楽しめる小説になってると思います。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.23
(5pt)

飛鳥時代に興味・知識がある方には相当面白いかもしれません(そうでない方でも歴史小説がお好きな方には是非お勧めします)

主人公をはじめとした何人かの架空の人物、および『日本書紀』、『続日本紀』、『万葉集』、『懐風藻』に登場する(多分)実在の多数の人物(ただし、それらに名前しか出てこない人物も多い)が登場し(架空の人物もそれぞれの出自が史実や古代史の説などに基づいてます)、書紀や続紀などに記された史実を巧みに読み替えて想像した(つまり、史実の裏に別の真実があったという、史書のトリックを大胆に想像してます)、非常によくできた飛鳥時代末期が舞台の物語で、史実にはほとんど表れていない、ある3極の対立構造を想定して手に汗握る展開に持ち込みます(飛鳥時代にかなり知識がある方は「そうきたか!」とちょっと唸るかも)。

この作者の作品は初めて読みましたが(ちなみに母親は時代小説作家の澤田ふじ子)、著者の3作目の小説で36歳の頃(2013年)に発表されたようですが、古代史や仏像に関する造詣が非常に深く、また古代の官制や用語の知識、歴史小説的な言い回し・語彙の豊富さなど、非常に達者な筆力のある作家さんだと思いました。

ちなみに、歴史ものの小説がお好きな方であれば、大化の改新、白村江の戦い、大宝律令くらいのキーワードの知識しかなくても、主人公の青年、阿古志連廣手(あこしのむらじひろて)の純真さや熱き心に感動して引き込まれ(廣手のビルドゥングスロマン(成長小説)でもある。他にも他の登場人物の背景や過去が想像力豊かに描かれているので、感動的な場面がいくつもあります)、かつまた飛鳥時代の歴史も学べて、十二分に楽しめる小説になってると思います。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.22
(5pt)

おもしろかったです。

他のレビューを参考にして買って読んでみました。レビュー通り登場人物が多くて、読み方も難しいところもありましたが、面白かったですね。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.21
(5pt)

おもしろかったです。

他のレビューを参考にして買って読んでみました。レビュー通り登場人物が多くて、読み方も難しいところもありましたが、面白かったですね。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.20
(5pt)

古代を歴史を身近く感じる

朗々たる長調の調べ、ベートーベンの交響曲第8番です。大宝律令制定へ向けて歴史がうねってゆく。私たち庶民は歴史を後付けでしか知らない。レデイメイドとして受け取っている。でも、此処では私たちは渦中の人物としてリアルタイムで登場出来る。歴史と文学の芳醇なであいを一過性の読書とする贅沢、読んでしまうのもったいない。追伸、藤原京のあったとされる地域に住んでます。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.19
(5pt)

古代を歴史を身近く感じる

朗々たる長調の調べ、ベートーベンの交響曲第8番です。大宝律令制定へ向けて歴史がうねってゆく。私たち庶民は歴史を後付けでしか知らない。レデイメイドとして受け取っている。でも、此処では私たちは渦中の人物としてリアルタイムで登場出来る。歴史と文学の芳醇なであいを一過性の読書とする贅沢、読んでしまうのもったいない。追伸、藤原京のあったとされる地域に住んでます。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.18
(5pt)

澤田瞳子の歴史観

一気に読み進む程の面白さと、知悉された時代の見方に満足させられました。彼女の他の作品も読んでみたくなるほどのファンになりました。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.17
(5pt)

澤田瞳子の歴史観

一気に読み進む程の面白さと、知悉された時代の見方に満足させられました。彼女の他の作品も読んでみたくなるほどのファンになりました。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.16
(5pt)

面白くて、しかも素晴らしい言葉がある、良い本です

亡き夫・大海人大王(天武天皇)の志を継ぎ、中央集権体制を律令制度によって作ろうとする讃良大王(持統天皇)と、それに関与する種々の人間が織りなす古代の時代小説です。
 まず、ストーリーが非常に面白いです。大宝律令発布の前後の短期間に政府の複数の要人が死んでいることから物語を創作したのでしょうか。それとも歴史的な痕跡が古代史研究の結果出てきているのでしょうか。私にはどちらか分かりませんが、グイグイ読ませます。
 次に、物語の展開と絡んで国造りへの熱い思い、素晴らしい言葉が随所に出てきます。いつの時代にも政治のリーダーはもとより、一般の人々もこんな気持ちで生きていったら良いなと思う文章やセリフです。著者の社会を見る眼、歴史を考える力が反映していると思います。
 著者の中国の古い書籍や万葉集への知識が半端じゃなく、場面々々に合った言葉や和歌が出てきます。私が特に感心したのは、登場人物の歌の幾つかが通説のままでなく、新解釈でさらに奥深いものになっていることでした。
 褒めてばかりでなく、気になった点も挙げておきます。①今にも燃え落ちようという建物の中で、延々と会話がされるのは現実味が欠けると思いました。②朝議の場から場所が変わっているところでの会話と思われるのに、場所や話している人の名前紹介が不足しています。これは以前有った文を誤って削除してしまった校正ミスではないでしょうか。
 小説としての若干の不具合はありますが、物語全体で訴えている内容、人間の心理描写、未来への思いは素晴らしいです。良い作品だと思いました。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.15
(5pt)

面白くて、しかも素晴らしい言葉がある、良い本です

亡き夫・大海人大王(天武天皇)の志を継ぎ、中央集権体制を律令制度によって作ろうとする讃良大王(持統天皇)と、それに関与する種々の人間が織りなす古代の時代小説です。
 まず、ストーリーが非常に面白いです。大宝律令発布の前後の短期間に政府の複数の要人が死んでいることから物語を創作したのでしょうか。それとも歴史的な痕跡が古代史研究の結果出てきているのでしょうか。私にはどちらか分かりませんが、グイグイ読ませます。
 次に、物語の展開と絡んで国造りへの熱い思い、素晴らしい言葉が随所に出てきます。いつの時代にも政治のリーダーはもとより、一般の人々もこんな気持ちで生きていったら良いなと思う文章やセリフです。著者の社会を見る眼、歴史を考える力が反映していると思います。
 著者の中国の古い書籍や万葉集への知識が半端じゃなく、場面々々に合った言葉や和歌が出てきます。私が特に感心したのは、登場人物の歌の幾つかが通説のままでなく、新解釈でさらに奥深いものになっていることでした。
 褒めてばかりでなく、気になった点も挙げておきます。①今にも燃え落ちようという建物の中で、延々と会話がされるのは現実味が欠けると思いました。②朝議の場から場所が変わっているところでの会話と思われるのに、場所や話している人の名前紹介が不足しています。これは以前有った文を誤って削除してしまった校正ミスではないでしょうか。
 小説としての若干の不具合はありますが、物語全体で訴えている内容、人間の心理描写、未来への思いは素晴らしいです。良い作品だと思いました。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.14
(5pt)

日本の泰明期

大学時代、大和和紀の「天の果て地の限り」を読んだことを懐かしく思い出しました。
後に、天智天皇となる中大兄皇子、天武天皇となる大海人皇子に愛された、聡明で美しい額田王に憧れました。
あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る
紫草の にほへる妹を 憎くあれば
人妻ゆえに 我恋ひめやも
熟田津に 船乗りせむと 月待てば
潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
この三首だけは、未だに憶えています。
本作は、天武天皇崩御後、即位した持統天皇が、ひのもと 日本と、天皇制、大宝律令など、新しい国のかたちをつくるため、粉骨砕身、力を尽くすすがたが描かれています。
柿本人麻呂や山上憶良など、実在する人物にも興味津々。
面白いし、少し賢くなった気になれました。もちろん、それは、錯覚に過ぎず、すぐ忘れてしまうと思いますが…。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.13
(5pt)

日本の泰明期

大学時代、大和和紀の「天の果て地の限り」を読んだことを懐かしく思い出しました。
後に、天智天皇となる中大兄皇子、天武天皇となる大海人皇子に愛された、聡明で美しい額田王に憧れました。
あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る
紫草の にほへる妹を 憎くあれば
人妻ゆえに 我恋ひめやも
熟田津に 船乗りせむと 月待てば
潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
この三首だけは、未だに憶えています。
本作は、天武天皇崩御後、即位した持統天皇が、ひのもと 日本と、天皇制、大宝律令など、新しい国のかたちをつくるため、粉骨砕身、力を尽くすすがたが描かれています。
柿本人麻呂や山上憶良など、実在する人物にも興味津々。
面白いし、少し賢くなった気になれました。もちろん、それは、錯覚に過ぎず、すぐ忘れてしまうと思いますが…。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.12
(5pt)

とても

タイムスリップをしたかのよう。
葛藤の描き方が、素晴らしい
どの作品も 一生もの
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.11
(5pt)

とても

タイムスリップをしたかのよう。
葛藤の描き方が、素晴らしい
どの作品も 一生もの
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.10
(5pt)

日本誕生の時代を描いた力作

亡き夫である大海人大王の志を継いで、中央集権体制の構築に命を懸ける持統天皇の時代の日本を描いた力作である。持統天皇に関しては昔の日本史でも女帝という以外はさほど印象に残っていないが、廣手という若者の眼を通して展開される、日本独自の律令制度制定に抵抗する豪族との凄まじい抗争の迫力は圧倒的だ。中国によってつけられた「倭」という名前から、自ら名付けた「日本」という国名への転換がなされたのもこの時代であったことを初めて知った。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.9
(5pt)

日本誕生の時代を描いた力作

亡き夫である大海人大王の志を継いで、中央集権体制の構築に命を懸ける持統天皇の時代の日本を描いた力作である。持統天皇に関しては昔の日本史でも女帝という以外はさほど印象に残っていないが、廣手という若者の眼を通して展開される、日本独自の律令制度制定に抵抗する豪族との凄まじい抗争の迫力は圧倒的だ。中国によってつけられた「倭」という名前から、自ら名付けた「日本」という国名への転換がなされたのもこの時代であったことを初めて知った。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905
No.8
(5pt)

古代史の魅力

古代史の律令の成立と持統天皇朝を物語の中で堪能しました。古代史は、史料も少なく小説は少ないのですが、作者に今後も期待します。
日輪の賦 Amazon書評・レビュー: 日輪の賦より
4344023544
No.7
(5pt)

古代史の魅力

古代史の律令の成立と持統天皇朝を物語の中で堪能しました。古代史は、史料も少なく小説は少ないのですが、作者に今後も期待します。
日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344424905