大地のゲーム

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大地のゲームの評価:

2.50/5点 レビュー 16件。 D ランク

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平均点2.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(2pt)

「新境地!」なんだろうけど・・・?

これまでの綿矢りさ作品とはまったく雰囲気の違った作品だけど、
大地震後の荒廃した日本を舞台にしているわりに、中身は恋愛小説。
派手なシチュエーションに対してストーリーが小さすぎる印象・・・。
どうして大地震を絡めなければならなかったのか理解できず、
震災で大変な思いをした方々の神経を逆なでするのではないかと不安すら覚えました。
意欲作なんだろうけど、失敗しちゃった?
大地のゲーム Amazon書評・レビュー: 大地のゲームより
4103326220
No.11
(2pt)

「新境地!」なんだろうけど・・・?

これまでの綿矢りさ作品とはまったく雰囲気の違った作品だけど、
大地震後の荒廃した日本を舞台にしているわりに、中身は恋愛小説。
派手なシチュエーションに対してストーリーが小さすぎる印象・・・。
どうして大地震を絡めなければならなかったのか理解できず、
震災で大変な思いをした方々の神経を逆なでするのではないかと不安すら覚えました。
意欲作なんだろうけど、失敗しちゃった?
大地のゲーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大地のゲーム (新潮文庫)より
4101266522
No.10
(1pt)

中学生におすすめします

恋愛小説です。巨大地震後から描かれるので、サバイブする話ではありません。主要なキャラクターは、私、私の男、リーダー、マリの四人です。

私の男についてはそれほど触れられません。両親や仲間の死について悩んでいることくらいです。私の男は文字通りで、夫婦のように安定した関係です。ですので、恋愛感情が抜けていて、まるで保護者のようにも感じます。私の男は主人公と同じく、カリスマ的リーダーの語り手という役割が大きいです。主人公と私の男の出会いは、とても不自然なので笑えます。

リーダーは語り手の私、というフィルターを通すと太陽です。主人公はエネルギーをもらっています。リーダーは一段高いところから生き延びろとメッセージを発します。思想グループのリーダーであるのに、政治的な演説ではなく、牧師のような演説です。この作品が子供向けに思えるところです。主人公はリーダーと感情的なもつれや、深い話をすることはありません。遠巻きに見上げているだけです。リーダーはアイコンです。現実に向き合うのが辛いと感じる主人公。その未熟さと対比するのに丁度いい装置であり、恋愛対象でもあります。

マリはとにかく災難が降りかかるキャラクターです。女や男に、髪は引っ張られたり、学内を追い回されたりします。美しいのでリーダーと関係ができ、そのおかげで、嫉妬の対象にもなります。マリは主人公の暗さを増幅します。嫉妬心を煽るので、主人公はより不幸になる仕掛けです。

作中の二度目の巨大地震は、これらのキャラクター間で高まった緊張を、一度に緩ませます。

震災という舞台で、つまらない恋心を描いているので、まったく評価できませんでした。まるで中高生が書いた小説のようです。
大地のゲーム Amazon書評・レビュー: 大地のゲームより
4103326220
No.9
(1pt)

中学生におすすめします

恋愛小説です。巨大地震後から描かれるので、サバイブする話ではありません。主要なキャラクターは、私、私の男、リーダー、マリの四人です。

私の男についてはそれほど触れられません。両親や仲間の死について悩んでいることくらいです。私の男は文字通りで、夫婦のように安定した関係です。ですので、恋愛感情が抜けていて、まるで保護者のようにも感じます。私の男は主人公と同じく、カリスマ的リーダーの語り手という役割が大きいです。主人公と私の男の出会いは、とても不自然なので笑えます。

リーダーは語り手の私、というフィルターを通すと太陽です。主人公はエネルギーをもらっています。リーダーは一段高いところから生き延びろとメッセージを発します。思想グループのリーダーであるのに、政治的な演説ではなく、牧師のような演説です。この作品が子供向けに思えるところです。主人公はリーダーと感情的なもつれや、深い話をすることはありません。遠巻きに見上げているだけです。リーダーはアイコンです。現実に向き合うのが辛いと感じる主人公。その未熟さと対比するのに丁度いい装置であり、恋愛対象でもあります。

マリはとにかく災難が降りかかるキャラクターです。女や男に、髪は引っ張られたり、学内を追い回されたりします。美しいのでリーダーと関係ができ、そのおかげで、嫉妬の対象にもなります。マリは主人公の暗さを増幅します。嫉妬心を煽るので、主人公はより不幸になる仕掛けです。

作中の二度目の巨大地震は、これらのキャラクター間で高まった緊張を、一度に緩ませます。

震災という舞台で、つまらない恋心を描いているので、まったく評価できませんでした。まるで中高生が書いた小説のようです。
大地のゲーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大地のゲーム (新潮文庫)より
4101266522
No.8
(5pt)

カバーに感動!!表紙、装丁に☆を2つ進呈!! まさに、混沌とした余震に怯える世界を表している!!!

21世紀終盤、首都を襲った大地震を生き延びた大学生の物語。

地震により、様々なものが変化した世界、社会。
余震の情報は、生きている人々の価値観、人生観に大きな影を落とす。

時代を先導する、もしくは煽動する、反宇宙派と名乗る思想団体のリーダー。
そしてそのリーダーに意見を言える私の男。
団体の仲間の私、仲間ではないマリ。

混沌とした世界で自らが生きていくか。

いろいろと考えさせられる。

さて、私は、この本のカバー表紙、および、帯に☆を2つ付けた。

帯と、カバー表紙、しっかり見てみてください。
たばこを持つ女性が銃をもっていたり、箱の中にいる少女が箱の中から出ていたり、コーンをかじっている少女がバケツの水をかぶせられていたり…。

なんて、おしゃれな装丁なんだろう。

カバーを外すと白を基調とした、惑星や宇宙を表しているらしきイラスト。

すばらしい!!!
読み終わった後に、あらためて余韻に浸れる。
大地のゲーム Amazon書評・レビュー: 大地のゲームより
4103326220
No.7
(5pt)

カバーに感動!!表紙、装丁に☆を2つ進呈!! まさに、混沌とした余震に怯える世界を表している!!!

21世紀終盤、首都を襲った大地震を生き延びた大学生の物語。

地震により、様々なものが変化した世界、社会。
余震の情報は、生きている人々の価値観、人生観に大きな影を落とす。

時代を先導する、もしくは煽動する、反宇宙派と名乗る思想団体のリーダー。
そしてそのリーダーに意見を言える私の男。
団体の仲間の私、仲間ではないマリ。

混沌とした世界で自らが生きていくか。

いろいろと考えさせられる。

さて、私は、この本のカバー表紙、および、帯に☆を2つ付けた。

帯と、カバー表紙、しっかり見てみてください。
たばこを持つ女性が銃をもっていたり、箱の中にいる少女が箱の中から出ていたり、コーンをかじっている少女がバケツの水をかぶせられていたり…。

なんて、おしゃれな装丁なんだろう。

カバーを外すと白を基調とした、惑星や宇宙を表しているらしきイラスト。

すばらしい!!!
読み終わった後に、あらためて余韻に浸れる。
大地のゲーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大地のゲーム (新潮文庫)より
4101266522
No.6
(2pt)

いわば「警世の書」である

2011年3月11日の大震災の記憶が早くもボロボロに風化しつつある現在、そんな日々を生きる若き作家が、そのような危険な徴候に対して決然と立ち上がり、それらの天災はこれからも繰り返される大地の法則であるから、あたかも大地とゲームを演じるごとく、すべての経験智と意志とノウハウを結集してこれらの再来に厳しく備えねばならぬと戒める、いわば警世の書である。

しかしながら、そうした悦ばしく価値ある意図とは裏腹に、震災で倒壊の憂き目に遭った大学の校舎の中で、数多くの家族や同胞を震災で喪いながらも、さながら70年年代の学園闘争のバリケードの内部の全共闘の学生のようにアナーキーに過ごす主人公たちの希望無き夜営生活の描写はいちおうはもっともらしくスケッチされてはいても、彼らの内在的な不安や孤独を生き生きと浮き彫りにしているとはいえない。

彼女の恋人や学内のリーダー的存在の男性や男女の友人たちといった青春群像が、なんだか劇画の中の出来合いの人物のように思われてあんまり感情移入できないのである。

本書の語り手はヒロインの「私」であるはずなのに、1ヶ所だけ突然学園のリーダー格の男性にとって替わられるのも、小説作法の致命的とは言えないにしても大きな破綻の要因をなしており、いやしくもプロの作家ならこういう不備は犯さないだろう。

小説の構想じたいは悪くないとしても、その実行のお膳立てはいささかお粗末なものではないだろうか。
大地のゲーム Amazon書評・レビュー: 大地のゲームより
4103326220
No.5
(2pt)

いわば「警世の書」である

2011年3月11日の大震災の記憶が早くもボロボロに風化しつつある現在、そんな日々を生きる若き作家が、そのような危険な徴候に対して決然と立ち上がり、それらの天災はこれからも繰り返される大地の法則であるから、あたかも大地とゲームを演じるごとく、すべての経験智と意志とノウハウを結集してこれらの再来に厳しく備えねばならぬと戒める、いわば警世の書である。

しかしながら、そうした悦ばしく価値ある意図とは裏腹に、震災で倒壊の憂き目に遭った大学の校舎の中で、数多くの家族や同胞を震災で喪いながらも、さながら70年年代の学園闘争のバリケードの内部の全共闘の学生のようにアナーキーに過ごす主人公たちの希望無き夜営生活の描写はいちおうはもっともらしくスケッチされてはいても、彼らの内在的な不安や孤独を生き生きと浮き彫りにしているとはいえない。

彼女の恋人や学内のリーダー的存在の男性や男女の友人たちといった青春群像が、なんだか劇画の中の出来合いの人物のように思われてあんまり感情移入できないのである。

本書の語り手はヒロインの「私」であるはずなのに、1ヶ所だけ突然学園のリーダー格の男性にとって替わられるのも、小説作法の致命的とは言えないにしても大きな破綻の要因をなしており、いやしくもプロの作家ならこういう不備は犯さないだろう。

小説の構想じたいは悪くないとしても、その実行のお膳立てはいささかお粗末なものではないだろうか。
大地のゲーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大地のゲーム (新潮文庫)より
4101266522
No.4
(2pt)

全く理解できない。

「ひらいて」「しょうがの味は熱い」迄は好かったが
「憤死」で、もう読むのはやめようかと思ったが
もう一度挑戦と思い「大地のゲーム」を読んだが、さっぱり分からない。
つまらない。

もったいぶった構成。もったいぶった表現。
「私の男」と何故表現するのか分からない。
「俺の女」への対語ですか。

震災に遭われた人たちが読んだらどう思うのだろうと怖くなった。
あまりに安易に大規模災害を物語の中に設定しているのではないだろうか。

「罪と罰」を引っ張り出して、さすがのプーチンも怒りますよ。
純粋理性批判に歯が立たなかったように、私には歯が立たない作品なのでしょうか。

ここまで理解できない小説ははじめてなので
一年後に再度、解釈と鑑賞してみます。
評価は暫定です。

佐藤優が「私のベスト3 2013」で挙げていました。
大地のゲーム Amazon書評・レビュー: 大地のゲームより
4103326220
No.3
(2pt)

全く理解できない。

「ひらいて」「しょうがの味は熱い」迄は好かったが
「憤死」で、もう読むのはやめようかと思ったが
もう一度挑戦と思い「大地のゲーム」を読んだが、さっぱり分からない。
つまらない。

もったいぶった構成。もったいぶった表現。
「私の男」と何故表現するのか分からない。
「俺の女」への対語ですか。

震災に遭われた人たちが読んだらどう思うのだろうと怖くなった。
あまりに安易に大規模災害を物語の中に設定しているのではないだろうか。

「罪と罰」を引っ張り出して、さすがのプーチンも怒りますよ。
純粋理性批判に歯が立たなかったように、私には歯が立たない作品なのでしょうか。

ここまで理解できない小説ははじめてなので
一年後に再度、解釈と鑑賞してみます。
評価は暫定です。

佐藤優が「私のベスト3 2013」で挙げていました。
大地のゲーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大地のゲーム (新潮文庫)より
4101266522
No.2
(5pt)

絶望的状況のなかで人間は何を求めるのか

70年後くらいの日本が舞台の、ちょっと不思議な世界観の小説です。
正面から3.11の大震災をテーマとして扱っています。

話が展開されるのは、早稲田大学がモデルであろうある大学のキャンパス。
学園祭を控えた学生たちが、半年前の「あの夏」に起こったある災害と事件に向き合いつつ生活しています。
主人公の「私」は、「私の男」という恋人と付き合いつつも、カリスマである「リーダー」に惹かれてるのですが、
この「リーダー」がどんな人間なのか、「私」は「リーダー」をどう捉えるのか、というのが話の主軸です。

全体として、太平洋戦争と学生運動と東日本大震災がミックスされた感じの雰囲気。
絶望的状況のなかで、人間は何を考え、理想と現実とをどう捉えるのか、ということを描いた名作だと感じました。
おすすめです。
大地のゲーム Amazon書評・レビュー: 大地のゲームより
4103326220
No.1
(5pt)

絶望的状況のなかで人間は何を求めるのか

70年後くらいの日本が舞台の、ちょっと不思議な世界観の小説です。
正面から3.11の大震災をテーマとして扱っています。

話が展開されるのは、早稲田大学がモデルであろうある大学のキャンパス。
学園祭を控えた学生たちが、半年前の「あの夏」に起こったある災害と事件に向き合いつつ生活しています。
主人公の「私」は、「私の男」という恋人と付き合いつつも、カリスマである「リーダー」に惹かれてるのですが、
この「リーダー」がどんな人間なのか、「私」は「リーダー」をどう捉えるのか、というのが話の主軸です。

全体として、太平洋戦争と学生運動と東日本大震災がミックスされた感じの雰囲気。
絶望的状況のなかで、人間は何を考え、理想と現実とをどう捉えるのか、ということを描いた名作だと感じました。
おすすめです。
大地のゲーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大地のゲーム (新潮文庫)より
4101266522