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甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ



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甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテの評価: 3.96/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(5pt)

こっちはよかった

これの話は好き。状況の不気味さと、犯人がどんどんエスカレートしていくのがよかった。
ただ、中盤の終わりあたりで、ミステリーとしてどう考えてもこの人の末路、あれじゃんっていうのがわかるところがあった。そこを引っ張られてもなー。
とはいえ、そこ以外は満点だった。
甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)より
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No.6:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

シリアルキラー

医学を題材とした作品。面白いので読みやすいですが、今回のDNAの事は、どう解釈すればと、確か、ロシアのシリアルキラーが、同じ症状だった気がしますので、トリック的にはどうかと、かなり有名な症状なので、二次的に、裁判とか、親権争いの法廷ドラマを書けそうな気がしますので、星は、3つかな。
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No.5:
(4pt)

甦る殺人者ー天久鷹央の事件カルテ-を読んで

知念実希人の作品を初めて読んで、若向けのライトなミステリーであることを感じました。
主人公は、スーパーウーマンドクターの鷹央さんと部下の小鳥遊(たかなし)ドクターさんの2名のコンビであり、警察を出し抜いて殺人鬼を逮捕するとんでもないストーリーです。全体的な感想として、私のような60歳オーバーでも読める面白い作品でした。
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No.4:
(5pt)

同じ状況の方への配慮も必要

得られた血痕から死人のDNAという設定でもテレビのサスペンスなら、骨髄移植のドナー(現時点で故人)が犯人という程度のオチだが、医師ならではのヒネリが違う。その点の意外性は5点。過去の同シリーズでも少し感じたが、奇特な体質だが同じ状況の方はいる筈なので、ミステリーの構成上は必要でもあまりにアブノーマルなことを強調しすぎると同じ体質の方が気にすることも考えられる。
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No.3:
(3pt)

このシリーズを初めて買ってみました。

雰囲気としては海堂尊のバチスタっぽい軽い感じ。他の人物からの情報による推理で話が進み、現場調査等はほぼしない探偵もの。

ミステリー部分は考えてどうにかなる謎ではなく最後までまず分からないと思うが、知識豊富な方なら序盤ですぐに想像がつく内容。普段からポピュラーサイエンス系の本をがっつりと読んでいる方には物足りないかもしれない。知能ではなく知識で解くミステリー。

主人公のキャラ設定や、主人公とワトソン役との掛け合いに面白さを感じるかどうかが第2のポイントで、本屋で序盤を立ち読みして判断することをお勧めしたい。私はとしてはイマイチだが、人それぞれお笑い芸人に好き嫌いがあるのと一緒で人によっては面白いと感じるかもしれない。

物語の緩急があまりなく、途中での燃料投下も薄い為、グイグイと引き込まれることもないが、難しい言い回しがないのでスラスラと読める。
上にも書いた通りキャラが気に入れば面白く読めるだろうが、人により合う合わないがあると思うので、本屋で立ち読みするかシリーズ初期ものを古本で試してみた方が良いと思う。

ちなみに主人公の設定をザックリと書くと
20代後半の女性で身長が低く実年齢より若く(幼く?)見える。
自身が勤める大病院の理事長の娘で役職は20代にして部長。ワトソン役の部下は若干年上。
手先は不器用だがどんな医者よりも知識豊富で、一度聞いたり見たりした事は忘れない驚異の記憶力の持ち主。
警察だろうが事件関係者だろうが漏れなく全員にタメ語で一切遠慮なく言いたいことを言う性格。
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No.2:
(5pt)

いつも以上の緊張感

都内近郊で若い女性が次々と首を絞められ、惨殺された。警察は現場に残された血痕のDNA鑑定を行い、容疑者を割り出すが、それは四年前に死んだ男だった……。
今回鷹央先生が挑むのは『真夜中の絞殺魔』なるシリアルキラー。いつも以上に物語に緊張感が溢れており、鷹央先生は強い責任感を持ち事件の謎に挑む。もちろん小鳥遊先生も事件解決のため大活躍。小鳥遊先生渾身のギャグがまさかあんな風に繋がるとは…。
今回もトリックは実にメディカル。特に終盤は手に汗握ること間違いなし。鷹央先生と小鳥遊先生のコンビ愛を感じるラストも◎。★5。
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No.1:
(4pt)

DNAへの盲信に対する警鐘

特殊な症例が鍵となる真相は,「そんなんわかるか!」といつもの通りなのですが,
読む側が全てを解き明かす作品とは異なるため,そのあたりはあまり気になりません.
何より,医療ミステリとしては弱かった前半から一転,その色合いを強める終盤に高揚,
驚きはもちろんのこと,その題材を事件と物語にうまく落とし込めていたように感じます.

また,最後に犯人が放つ『毒』への不快感と,それを真正面から受け止める主人公は,
見慣れた自身や責任への重みだけではなく,思わず漏らした弱気が印象を残すとともに,
そんな彼女を信じ続ける青年とのやり取りが,互いに不器用ながらも微笑ましく映ります.

一方,主人公らだけではなく犯人まで,誰もがみなDNAという存在に振り回される様子は,
それを安易に頼り,盲信しがちな我々への警鐘にも思え,いささか複雑な余韻を残します.
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